第24話

県大会の練習は、ほんっとに酷かった。練習が始まる度、、、

喧嘩して、お互いキレたまんまで練習しては

そんなことを繰り返した。



本番も近づくにつれ

毎日毎日、練習して1日を終えた。

喧嘩してる場合じゃないのに

ほんっとに絶えなかった。



県大会まで後3日の時に

一ノ瀬先生と放課後、話した。



最近のイライラとか不安とか全部、吐いて

最後まで、ちゃんと聞いてくれた。

嫌そうな顔、一つもせずに。




1時間半くらい喋って

時間になったから帰ろうか~って、なり




「まだ喋りたい🥺🥺一ノ瀬先生と、もっと喋りたいし🥺🥺」



「俺も、まだ喋りたいけど時間やし、しゃあない💦💦

まぁ県大会、一緒に頑張ろうな👊👊」


と言われ、そのまま

頭を撫でてくれた。




あの時の撫で方にキュン💕としたのは

内緒で………←

ほんっとに嬉しかった。

一ノ瀬先生だから嬉しかった。



「頭、撫でてやったから

これで満足やろ?😌てか嬉しかったんや😁😁」



「うんっ💕満足すぎる☺️☺️☺️当たり前に嬉しかった(笑)

やっぱ顔に出てた?😚😚」



「そうか☺️良かった😊

顔に出すぎな(笑)照れてる蒼空ちゃんも……」



途中で途切れ周りを見渡しながら…



「照れてる蒼空ちゃん…可愛いなぁ☺️☺️」



「何、今の(笑)

何で周り、、、見渡したん?(笑)

人なんか居ないじゃん😊😊



可愛いなぁ、、、とか////

うち、、、ャバいわ(笑)」



「やんな(笑)誰も居らんよな(笑)

可愛い、とかホンマやし

何がヤバいねん(笑)」



「うん(笑)


一ノ瀬先生から言われると思わんかったから~☺️☺️

でも、ありがと☺️☺️✨」



携帯画面を開く。

はっ、もぅこんな時間!

げっ、、、さようなら、、、ゆうまで

また30分も掛かってる……。


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