第8話 DNA
中学に入ってから一人だけ心おける人ができた。
今までの事を全て話せるような人。
正直言うと、普段はこっちとしてた。
お互いの家で…。
お互いが初めての相手だった。
少しどことなく祖母に似ていた。
髪が長くて気が強くて、でも愛情深い。
初めて求めた時も「優しくして」と言える子だった。
今ではお互いがカギと錠のように奥の奥まで形になる。
でも一度でいいから千紗ともしてみたかった。
正直、物足りなかった。
同級生のミリヤとは、
かなり激しく絡んでいた。
でも、まだどことなく未発達で千紗としてみたいと思っていた。
そんな好奇心の塊なのは父親譲りなのかもしれない。
それから数日してまた千紗の家へ。
「千紗、激しいのしよう。」
あえて言葉にした。
千紗は耳から入る事で反応する。
なんとなくそう感じたから。
やっぱりスイッチを入れると、僕が求めている人になった。
しっかり成熟した大人の女性…。
たまらずまた千紗を上に乗せたまま中に出した。
でも、この頃から何かが壊れ始めていた。
――――――――――――その数ヶ月後。
僕は母が風呂に入ってる時に服のまま入った。
…綺麗な体をしていた。
僕は湯船に入る母の顔を片手で掴んでキスした。
驚いていたものの、
「舌出せよ」と言うと素直に答えた。
「脱がして。」と言うと無言でこれも答えてくれた。
でも最後で手が止まった。
「なに?」
「……。」
黙り込む母に僕は見せつけた。
「久しぶりじゃない?」
「もう大人…」
「俺の子作る?…」
母は無言で口に含んだ。
その日は壁に手をつかせて突いた。
やはり二人とも、一度するとしたい時にできた。
けど、やはり姉妹。
初めのうち奥手なところはすごく似ている。
そこがどうにも物足りなくて、
ミリヤとも続けていた。
それに、ミリヤは僕だけだった。
あの二人には父親との記憶があって、どこかで重ねられている気がしててちょっと寂しかった。
だから、少しづつ2人とはしなくなって、
その分ミリヤとの時間が長くなって行った。
勉強もするけど、
ミリヤから来たり僕から行ったり、
お互い抑えきれなくて同時に求めあったり。。
でも、その関係がパタリと止む時が来た。
ミリヤの父親の都合で海外に行くことになったから。
僕らは会える最後の日、今まで以上に大事に大事に繋がった。
それ以降はずっと千紗の家に通い詰めた。
千紗はミリヤとも会っていて、関係性も知っていた。海外に行く話もして、そこから落ち込んでいるとずっと側にいてれた。
その時、初めて激しく絡んだ。
出なくなるまで搾り取られて2人で幸せだった。
けど僕はその少しあとに祖母とも半ば襲われる形で関係を持った。
一番凄かったのは祖母だった。
祖母といえ、50代。
ねっとりとされたら最後は頭が真っ白になっていた。
でもミリヤの両親が別れ。中学卒業少し前くらいでミリヤが祖父母のいる地元に帰ってきた。
連絡を受けて、小遣い集めて飛行場まで迎えに行った。
スーツケースを引くミリヤを直ぐに見つけた。
「ミリヤ!!」
ミリヤはスーツケースを母に預けて走ってきた。
そのまま僕の腕の中に入ってきて濃厚なキスをした。
「ミリヤ、やってねーだろうな。」
「あたし、あんたの以外入れたくないから。」
「帰ってやるぞ。」
―――――――――――――――。
荷物はミリヤの母に任せて僕らは別で帰宅した。
僕の部屋に早速連れ込んで、お互い脱がせ合った。
ほんの数ヶ月見ない間に綺麗になっていた。
「お前、綺麗になった」と言うと、
「ずっと一人でしてたから」と。
「俺とか?」
「そう。だから早く……」
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