幕間

第一章設定集



《Echo of the Creator》


EoC。ユグドラシル社が総力を挙げて開発したゲーム。基本プレイ無料がデフォルトの中、1万円という価格で販売されている。また、十全にプレイするためには課金が必須であるため過疎っていた。何故このようなゲームを開発したのか不明である。




邪神に裏切られた創造神を再びこの世に降臨させよ!


君だけの冒険ファンタジー!


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《魔法》


・EoC


魔法の影響力によってランク分けがある。


それぞれにクールタイムが存在する。


魔法名は存在しない。(都市レベルで影響力がある毒魔法→都市級毒魔法)


下級→中級→上級→街級→都市級→国家級→大陸級→神話級→世界級


5秒→15秒→30秒→10分→1時間→6時間→12時間→24時間→168時間






・異世界


位相魔法が主流である。


第一位相魔法→……→第六位相魔法


一般的に第三位相までは魔法学校で学べる。第四位相からは才能の有無で決まる。セレネは第五位相を扱うことができる。エルドリオン魔法学校の校長は第四位相まで行使可能。








《スキル》


魔力や体力を消費することによって使用することができる技術・異能。種族特有のスキルや選ばれし者のみが与えられるスキルなどがある。ランク分けは無いが、スキルごとにクールタイムがある。


異世界においては、繰り返し行うことで発現することがあるが、死に直面して発現したり進化したりすることもある。異世界ではスキルの有無は確認できても詳細までは把握することはできない。








《道具》


魔封じの首輪:魔法を封じる魔道具。身体強化魔法も使えなくなる。古代遺物であり、製作者もしくは被害者の怨念が籠っているのか所持しているだけで嫌悪感を抱かれる。そのため禁忌の道具として人々から嫌われているが、一部の紳士の間では流行っているらしい。古代遺物であるため高価だが、他と比べ安値で手に入る。








《国・組織》


エターナル・ヴェイン


元首:ハル


概要


ハルをトップに8人の大臣が集うダンジョン。豊富な施設に防衛設備。北欧神話のユグドラシルを基に複数の階層で構成されている。ダンジョンの魔石消費量が半端ではないため現在、ハル並びに大臣が使用する階層以外の機能を停止している。ここだけの話だが異世界に渡る際、エターナル・ヴェインそのものに<ユグドラシルの核>が使用されている。そのためダンジョンの稼働を止めてしまうと魔法やスキルもそうだが、ハル以外のEoCに関する物が全て消えてなくなってしまう。ハルたちがこのことに気付くことは恐らく無い。気付くことは、そのままエターナル・ヴェインの消滅を意味するから。


余談だがマグナスが感知できなかったのは、もともとあった場所(惑星の中心)になかったからである。








エルドリオン王国


国王:アーディロン王(仮)


概要


緑豊かな平原。国境の北東には天然の要塞である山脈が広がっている。大規模な都市がいくつもあり、中規模の村から都市への道が整備されている。海にも面しているため漁業も盛んに行われている。恵まれた土地であるため人口が多く国力も高い。またその立地から鎖国状態だったが、帝国が海から攻めてきたことで防衛に着手するようになった。山脈に複数の砦を設置したり海の防衛を強固にすることで安全を確保。帝国が攻めてこなくなったため平和な時代が訪れたがそれと同時に内部が徐々に腐敗していった。








アヴェリス公国


公王:アーヴェル王(仮)


概要


エルドリオン王国のアヴェリス公爵が興した国。貴族が支配する小さな村や都市が散在し防衛のための砦もあるが王国ほど堅固ではない。アルドリンの策略によって滅亡した。








《登場人物》




・現実世界


マグニル・ユミール


概要:ユグドラシル社の女社長。個人企業と言われているが、実は3人のスタッフが居る。とある情報筋によるといつも3人とは喧嘩しているようだが、親子のように仲が良いとのこと。EoCの世界観は体験談を基に作ったらしい。何故、桜木春に謎のコードを送ったのか定かではない。




作者「その歳で”のじゃロリ”はきついよ……。ば、お姉さん……」








桜木春


概要:平均的な大学を出て平凡な生活をしていた。元々ゲーム好きで課金を行っていたが、EoCがリリースされると同時に全てをそれにつぎ込むようになった。給料のほとんどをゲームにつぎ込む馬k、ゲーム業界の発展に寄与している存在。個人的なEoCの宣伝活動や多額の課金により運営に認知されるほどに。




作者「廃課金者。基本プレイ無料が蔓延る中ゲームプレイに1万円、十全に遊ぶ為に何万円と課金する必要があるゲームをこよなく愛する。うん、異常者かな?」








・異世界


レベル:100


概要


楽観的で衝動的な性格。突如、現実世界とは異なる世界へ渡った。およそ組織のトップにはそぐわない人材だが、アルファら大臣が優秀すぎて何も問題が起きない。




作者「情報を客観視せずに判断するが、全ての選択が自分にとって都合が良い結果へと辿り着く幸運を持っている」








セレネ・アーヴェル


レベル:30程度


概要


アヴェリス公国第一王女。周辺国で最も魔法に長けていると言われている。突如侵攻してきたエルドリオン王国軍により公国滅亡。セレネ1人で王国兵を相手取り王城を守っていたが、公王がセレネを説得し、逃亡させる。逃亡の最中、主人公と出会う。




作者「ハーレム要員その1。防衛戦の時、王城の被害を考慮しなければ勝てていた。今後、ハルの行動に苦労しそうな人」








アルドリン・アーディロン


レベル:15程度


概要


エルドリオン王国第三王子。体形に見合わず剣術が得意。公国との交流の際、幼少のセレネに一目惚れする(この時、アルドリンは成人済み)。王子として与えられた権力と腐敗した王国の現状を最大限に活用し、王国内で最大派閥である第三王子派を形成。アヴェリス公国から小国に対する対応について抗議されたことを理由にアヴェリス公国を攻める。セレネ獲得の目前で主人公に阻まれ夢が終わる。




作者「いくら王国が腐敗していたとはいえ、第三王子が最大派閥を形成するのは有能過ぎる。その才能が自国に向いていれば……」








小国の第一王女


レベル:10以下


概要


小国であるアヴェリス公国よりも小国。アルドリンに見初められたことが運の尽き。




作者「第一王女ということは第二王女が居るということ。一体どこに居るのやら……」












《魔物》




知恵の神竜エルミス、闘争の神竜ヴァイグル、繁栄の神竜ゼイラン


種族:神


レベル:100


概要


EoCのボスキャラ。プレイヤーが辞めてしまう理由の1つ。戦闘時のプレイヤーレベルの上を必ず行くように設定されているため、知らずに100レベルで行くと地獄を見ることになる。それぞれの神竜に特徴があるが、本作で登場するのかは未定。




作者「のじゃロリ合成しなければ、レベル100の特級戦力があったのに……」








創造神マグナス


種族:神


レベル:1


概要


EoCのラスボスにして最強の存在。EoCの舞台である「世界ユグドラシル」の核を成している。プレイヤーに<ダンジョンマスター>を与え、地下深くに封印されている己を解放させるためにプレイヤーを様々な方法で誘導している。解放後、プレイヤーの行動次第で敵にも味方にもなる。魔物配合で誕生したマグナスは、ラスボス時のスペックよりは落ちている。異世界では、ムードメーカー要員となっている。




作者「実はレベル1の時点でかなり強い。ツッコミ兼ボケ担当になる予感……」








アルファ・ガンマ・デルタ・イプシロン・ジータその他


種族:ホムンクルス


レベル:30程度


概要


配合結果一覧に必ず登場する魔物。配合魔物の登竜門的存在。唯一プレイヤー自身で設定を弄ることができる。


ダンジョンシステムの《魔物就職》で複数のホムンクルスが就職している。EoCでは、魔物大臣のイプシロンと軍務大臣のジータが特に使われた。


彼女らの設定は8姉妹であり、統括であるアルファが最姉でそれ以外は等しい存在である。


統括:アルファ    髪色:黒

内務大臣:ベータ   髪色:ピンク

外務大臣:ガンマ   髪色:赤

資源大臣:デルタ   髪色:オレンジ

魔物大臣:イプシロン 髪色:黄色

軍務大臣:ジータ   髪色:緑

魔術大臣:イータ   髪色:青

神聖大臣:シータ   髪色:紫



作者「ハルに振り回される苦労人達。『大臣』はハルがノリで付けた役職の名前で対応する組織などない。大臣とはいったい……」








ガーゴイル(天使型)


種族:鉱物種


レベル:80程度


概要


玉座の間を守護する魔物。見た目だけで配置しているため、ここまで攻めてきた存在には足止めにもならない程度の強さしかない。




作者「ホンマごめん。特になし!」








アイアン・ガーディアン


種族:ガーディアン種


レベル:92


概要


各階層に配置された緊急防衛用魔物。盾要員。




作者「ホンマごめん。とk」








スピリット・ツリー・ガーディアン


種族:ガーディアン種


レベル:91


概要


各階層に配置された緊急防衛用魔物。回復要員。




作者「ナッ〇レイの耐久でオ〇ン収穫・宿木・根張を味方全体に掛ける巨大オー〇ット」








テンペスト・ガーディアン


種族:ガーディアン種


レベル:90


概要


各階層に配置された緊急防衛用魔物。バフ・デバフ要員。




作者「追風・混乱などなど……」








スカイ・オーブ


種族:エアリアル種


レベル:20程度


概要


情報収集用魔物。量産しやすいためEoCでは重宝していた。




作者「便利魔物。扉の魔女並みに裏で使われる予定」








扉の魔女


種族:ゴースト種


レベル:20程度


概要


妨害系の魔物。敵味方の位置を入れ替え相手を錯乱させる。異世界では、スキルを活用して集団転移を可能としている。




作者「多分、裏では頻繁に出てくる。転移系って便利だよね……」








深淵蛇王


種族:魔王種


レベル:100


概要


ハルの愛用魔物。オールラウンダー。異世界では、丸呑みすることによって生物や無生物も貯蔵することができるようになった。ブレスレットになったことで、魔法袋的な存在になった。




作者「こいつ一体で世界取れちゃう……かも」








白骨


種族:アンデット


レベル:1


概要


配合して一度も召喚したことが無い魔物。<幽躰憑依>の為に召喚され、男性型ホムンクルスを作成するために必要な魔石を確保するまで肉体を操られる。


作者「最終的にレベルは30ぐらいになると思う。30というとセレネと同じくらい……。ふむ」


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