天使
体が痛いと思い体を起こした
、、、病院だ、、、
驚いていると看護師が部屋に入ってきた
看護師に詳しく話を聞いた感じ事故では大人数の人が重症でその中に私たちも含まれていたらしい。<普通の事故>じゃ無いとだけ強調して言って部屋を出て行ってしまった。
、、、普通の事故じゃない?そもそも普通の事故とはなんだろう人身事故だって普通の事故でもないと思うけどなぁ。と考えてたけど事故の後だからか頭がぼーっとする何も考えれない
とりあえずベットから降りて点滴を運びながら部屋を見る
見た感じ6人部屋だった。キョロキョロしていると目に留まったものはお兄ちゃんの名前
タカにぃ!っと思いカーテンをバッサっとどける。そしたら怪我は軽傷に見えるが数多くの管と点滴に繋がれているそんなお兄ちゃんが居て膝から崩れ落ちた。
お兄ちゃんのベットにすり寄って
お兄ちゃん、、、お兄ちゃん、、、
起きてよ、起きて、、、
いっぱい呼んでもお兄ちゃんは起きなかった。
私がベットの横でぐすんぐすんと泣きじゃくっていたら私のベットの方からブーブーっと携帯の通知音が聞こえた。涙を拭いて携帯をとると
H県F市で大事故発生 トラックが空から落下した物体と衝突!暴走トラックが道路上の車や人に接触 死傷36人重症26人軽傷16人
と書いてあるニュース速報アプリからの通知があった。
あぁなるほど、、、これで私は今病院にいるのね、、、
とはならなくてすっごいパニックになって点滴連れて病室から出て看護師に
「っっこれって、、、、さっき言ってた普通じゃない事故ですよね、空から落下した物体ってなんですか!落下した物体って!!」っと大声で問い詰めてしまった
看護師はまあまあと言わんばかりに私を落ち着かせて説明してくれた。
まず空から降ってきた物体を言うのは天使と動物が合体したような見た目だったらしい
そしてぶつかったトラックはびっくりしてハンドルを変に回したかブレーキが遅かったのかなんかで暴走し街の十字路をはちゃめちゃにしたのだとか、、、
「あっその天使みたいな生物が病院の実験室にあるんだけど少し覗いてみる?あなたの名前も口に出してたわよ」
、、、はぁ???
と思ったが興味があったのでついて行くことにした。
実験室に着き扉が開くと言葉にするのがものすごく難しいぐらいヘンテコな生き物がいた
見た感じすごくピンピンしてて羽みたいなのをパタパタさせていた
こちらに気づいた天使みたいなのは目をキラキラさせて意味がわからないことを言い始めた。
「ねぇ助けて!探してたよ!羽音!待ってた!イタタタァ、、、」
天使みたいなのが早口で言うから全く話が飲み込めなかった。
詳しく聞くと天使みたいなのはレヴィという名前らしい
「レヴィ、、さん?なんでここにきたの?」
そう聞くとレヴィは
「上の人に呼ばれたここに投げ入れられたの」
、、、はぁ?
う、上の人?投げ入れられた?よくわからないことを喋るやつだなぁと思ったがそもそもこの人?どう言う生物なんだろうか、、、
「あっこいつなんなんだぁって顔してるなぁ?あのね!私は天使!みんながよく言う天使とは少し違うけど、、、天使ってことでいいよー」
、、、と言われましても、ま、まぁそれよりなんで私の名前を知ってるのか問うと
それはね、、、
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