お兄ちゃん

「救って欲しいの」

、、、?救って欲しい?

「そう、ここ日本は自殺者や自分を傷つけたり人を殺したりいじめたりする人がいるじゃない?」

確かに

「だからその子達を救ってあげて欲しいの」

確かに日本はそう言うの多いと思う、でもなんで私が?どうやって救えばいいのかもわからないのにどうしたらいいの?でも私そんなことできないよ。

「私はそんなことできない!普通に生きたい!いやだ!」っと叫んでみた、そしたら天使の顔がみるみる暗くなっていく、、、

突然空中に光る文字列が出てきた。その文字列が合体し映像が流れ始めた。

「こ、、これは、、、お兄ちゃん???」

天使は不気味な笑みを浮かべ私の方へ歩き出した。

事故の後お兄ちゃんの体の中に毒入カプセルを入れといたよ、、、お兄ちゃんだけじゃない、事故にあったみんなの体内にも入れといた。君がいやって言うならカプセルを開封し毒を注入させてもらうけど、、、いい?

と天使は言う。

いやだ、お兄ちゃんもそれ以外の人も死んじゃうなんていやだ。

「わかった助けるから何からしたらいいか言いなさい」

天使は私の方にグンっと近づき呪文のようなものを言いながら私の手に何かを握らせた。よぉくそれを見ると腕時計みたいなものだった

「その時計に魔法をかけといたよ!スイッチ見たいの押してみて?」

ポチッ

ガラスのスイッチを押すと勢いよくステッキが出てきた。

「な、、何これ、、いかにも魔法少女っぽいけど、、、」

天使は機嫌が良さそうに

「才能ありそうだねぇじゃあいこっか救いに!」

急なことに私は困惑しながら怪我が治ってない!と思ったが体が一つも痛くない。

「大丈夫大丈夫!傷は私が戻しといたから!」

んー戻す?どう言うことだろうか?まぁ言うこと聞かないとお兄ちゃんが殺されちゃう。

天使がいく方に走ると天使は指を刺して

「ここ358室開けてみて」

開けてみると1人の男性がいた。

様子がおかしくガタガタ震えている。

「だ、、、大丈夫ですか?ナースコーrっ!?」

びっくりしてしまい後退りしてしまった

男は自分の手首と首をボールペンをゴリゴリと当てており血がピュッピュッと出ていた。天使の方を見ると険しい顔をしており耳元で

「見える?カーテンの後ろ、、、いるよね」

よぉく見ると人間ではないであろう物体がギュニャギュニャ動いていた。

気づいたあの物体やばいやつだ、、、

物体の目であろうものがギロォっとこっちを向いた

「ねぇこれって逃げなきゃ私が死んじゃうタイプじゃない?」

天使はニコニコしながら頷いた。

ぎゃあああぁぁぁぁ!!

とりあえず私は屋上まで上り呼吸を整えた。

「ねえどうしたらいい?物理攻撃効かなそうな感じだったよ???」

天使は私の物言いたげな顔で時計を指差した。

そうかステッキ使えばいいのか!時計のスイッチを押しピョンっとステッキが出てきた。これで戦える!と思ったが全然振っても叩いても何にも出てこない。

「何これ!!!何も出ないじゃん!!」

レヴィは耳元で

「呪文!呪文!」

確かに魔法には呪文よね、、、でも呪文がわからない、、、

レヴィの方を見ると魔導書がありそれが目の前でペラペラされて止まった

「ん?これか!」

呪文を指になぞりステッキに呪文が吸い込まれていってやっと魔法が使えるようになった。


ギュにゅぎゅにゅしたものがこちらに突進してきてすかさず私はステッキを振った


ギュニュギュニュは消し飛んで何かを落とした

紙?カード?が落としていった

まあこれで一件落着ってとこかな、、、と思ったが

お兄ちゃんがまだ目を覚していない

私は急いでお兄ちゃんの病室に行った


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箱入り魔法少女 魔法少女夜波海月 @sinitaihito

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