箱入り魔法少女

夜波

日常

 中学2年生の羽音とお兄ちゃん

今日は待ちに待ったお出掛けドライブの日

「お兄ちゃん!お出掛け楽しみだね!」

大きな荷物を両手いっぱいに持ち車に詰め込む

お兄ちゃんは家の戸締りをして私は可愛いお洋服の身だしなみを整えて玄関を出た。

私に続いて戸締りを終えたお兄ちゃんが出てきた

「おっそーい!!」

あまりにも遅いお兄ちゃんにプンスカ怒りながらも車に乗った

お兄ちゃんは申し訳なさそうに運転席に乗りエンジンをかけた


家を出て20分位が経った

私はルンルンに音楽を聞いていたら横から大きな音が聞こえた。

瞬発的に横を見ると大きなトラックがこちらに結構のスピードでこちらに突進しようとしているのが見えた。

私は何も言葉が出ずにすこしうずくまった

その瞬間トラックと私らが乗ってる車とその他色んな車が吹き飛ばされました

霞んだ世界に唯一見えたのは赤黒いガラス片とぐったりとしたお兄ちゃん、、、と

?ん?て、、天使?なんd、、、

どんどん暗くなる視界。人々の悲鳴。二つのサイレンの音。

私は気を失ってしまった。



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