登場人物が織り成す会話、状況の描写色々な言葉が宙を舞い頭に流れ込んできます。主人公のふたりは特に水と油。反発しているようではあるけれど、実は相性がいい。ドレッシングみたいな、そんな風。そんなドレッシングみたいなふたりが紐解くミステリー。そりゃあ美味しいんですよ。
10話までと他作品を読んで、相変わらず奥谷さんの作品はキャラが濃いなと感じました。トリックの面白さもありますが、キャラへの印象とキャラたちの掛け合いが非常に面白く、ミステリ初心者な自分でもとても読みやすかったです!今後の展開も期待して読み続けます!
10話まで読みました。ひたすら主人公と反りが合わない来客の話が続きます。そのかみ合わなさがコメディのように面白いです!さらにミステリーの要素もあります。読みごたえがある物語でした!
素直になれない翔太に、不思議で独特な感性を持つ坂口油と水のような交わりそうにないキャラたちの会話は、ユーモアがあって面白かったです!ところどころに言葉遊びがあって、坂口が翔太を翻弄するシーンはふふってなりますミステリー要素も十分で読み応えバッチリな物語でした!