第5話

「それじゃあ強制的に能力を開花させますね。」

「お願いします。」


俺の身体を光がまとった。頭の中に能力名と、詳細が浮かび上がる。


「模倣支配」

「相手が使った技をダウンロードし、自分のものとして使う。」


それから、俺は1か月間みっちり特訓した。そのおかげで様々な成果を手に入れた。


イクス

・雷神

雷を拳にまとい、相手に攻撃する。

・風神

風を操り、相手の攻撃の威力を軽減させる。

魂視眼オーラアイ

相手の戦闘力を見れる。

霊視眼サーチアイ

相手の名前と能力名を見れる。

模写貼付コピー・ペースト

最終奥義 詳しくはお楽しみ


リン

・龍粋拳

オーラを拳にまとい、重い一撃を食らわせる。

・龍粋脚

オーラを足にまとい、地割れを起こす。

・地酔足

オーラを足にまとい、地面を強くけり、速く走る。


大会一週間前

「フィールドはここ、幻想郷。今日からフィールド準備があって、もう下見してもいいんだってさ。」


「私とアリスは最後の調整に入るのぜ。」

「やった―魔理ちゃんと一緒ー!」

「妖夢は?」

「冥界にもどります」

「じゃあイクスたちは私たちに任せて。」


15分後…森にて


「あーまた迷ったー!!」

「何してるんすか。ここよく知らないっすよ。」


「イクス!あれ見て」


リンが指さすほうにあったのは、洞窟だ。絶対行きたいと言うだろう。


「さぁ、はいろはいろ。」


「まってー。」


「暗いね。」

「・・・。」

「長いね。」

「・・・。」

「ねぇこの廊下、くりかえしてな(ピカ―ン」


あれが、宝玉オーブ。きれい。


「分かったし、戻ろ。」

「分かった―疲れたから家にかえろー」


「迷ってるの忘れてたんだー!」

「あ、そうだ。テレレテッテレ!高級BA☆NA☆NA!」

「これの皮をむいて幹の上に乗せると、」

「そんなのしてどうなるの」

「いい匂いなのぜ― ドン」

「ま、魔理沙!?」

「うまうまなのぜー。」

「ゴックン。んで何なのぜ。」

「迷ったのー」


みなかったことにしよう。


「オーブ見つけたわよ。この洞窟の奥ね。」

「でかしたぞイクス、リン」

「ちょ、私は?」

「どうせ、任せんシャイなんか言っていたのに森で迷ってイクスかリンが洞窟見つけてお荷物になっただけでしょ。あんた。」


凄いすべてお見通しだ。


大会当日

「がんばるぞー」

「おー」


「それではルール説明をしましゅ。」

幻想郷げんしょうきょうのどこかにあるオーブをとった人の勝ちです。このステージは、死なないので、存分にあばれてくだしゃい。」

「司会進行は、幻想郷ギルドのソラフィ・ローデでしゅ。それではスタート!

「ここは、紅魔館!?スタートと同時に飛ばされたのか?リンたちがいない。」

「君たちはここで脱落。」

俺は背後から殴られそうになったがよけた。


「ふ~ん。よけたんだ。それ!堕光線」


うっ、黒いビームが俺に当たった。


「なんだ。つまんない。」


「まだ...生きてるぞ...」


「…………へぇ、やるじゃん」


俺は後ろに魔法を発動し、その威力で間合いを詰めた。


「風神」


リリアは後ろに飛ばされた。やっぱり、攻撃が空振り、隙があった。


「雷神」


当たった。手ごたえありだ。


「へぇ、久しぶりに本気をだそ。」


「総喰牙」


俺の魔力が吸い取られていく。

「重力凌駕」


身体が……立て…ない…


「堕空喰」


俺はリリアが出した、バカでかい魔獣に喰われそうになった。

「僕は総喰支配と堕天支配の持ち主だ。ベヒモスに食われて死ね。」


「龍粋拳。イクス、主なんだからしっかりして!」


リンがきた。


「龍粋拳、龍粋脚」


「総喰—魂武—」


「力が...入らない。」


「オーラをこめて殴る攻撃はもうできない。」


「真・雷神」


(クッ此奴いつのまに腹の前に)


「ゲバァ」


「ありがとう...」

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