第18話

「安心しろ、冗談だ。俺はガキには興味がない」


言いながらグエンは、立ち上がる。


そして、今度は入口の方へと歩き始めた。


コツコツ……と、静まり返った部屋にやけに靴音が響く。


そして一度ドアの前で立ち止まりこちらを振り返ると、


「母親が来なかったら、あんたを殺すまでだ」


そう言い残し、部屋を出て行った。

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