ふん去勢歌手が! と男どもは小馬鹿にし、反対に女どもはキャー素敵っ
カストラートのいる宮廷での男女心の機微などわたしにわかりようもないですが、でもなんかリアルな気がします。
男性は、なんであいつがモテるんだよーって面白くないだろうし。
女性にとっては、ええとなんだ、我々がアニメのキャラにキャーキャー言ってるような、華がありますからね。
ただ……小さな頃に去勢したが故の処女性(男性だけど)とか穢なさに惚れるのかしらと思ったんですが、中国の宦官と違ってタマ取るだけでチンは残すから女性と関係もちまくりなんですよね。という男性にキャーキャー言う心理、やっぱりよく分からないかも。
……めちゃくちゃ偏見と無知に満ちたコメント書いちゃったかも。
作者からの返信
いやいや、とんでもない。偏見と無知どころか、まるで当時イタリアを旅行したイギリス人の手紙のようです。
バロック時代の肖像画を見ると男性もかわいい方向に美化されていることが多いと感じます。当時の美的感覚が愛らしく優雅な方向性だったのでしょう。
するってぇと・・・自然体のイタリア男子は髭の反り跡が青々として、若いうちにM字ハゲ笑 そこに来てカストラートは髭も生えないし、髪も豊かだし(実際正式な場所ではカツラですが)、中性的な容姿は当時の美的感覚にもあっていたのでは? と感じます。
私の勝手な想像です。
でも音楽も美術も、バロック~ロココって子供のような純真さや天使のような中性的な魅力を大切にしていたと感じるので。
初めまして。イオリと申します。
ヒストリカルの香りがする、煌びやかな社交界の描写、美しい演奏の光り輝くような音色……読みやすいのに上品で品格を感じました! まるで私の目の前も七色に輝いているような……です!(変な言い方申し訳ございません)
相次ぐ王子がたの不幸、きな臭さを感じる……。『天使』の名に恥じぬ歌声と稟性のカストラートに、早くも禁断の匂いを感じます。カストラートってそれだけで魅力ありますよね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうなんです、タイトルやあらすじで明かしているようにアルカンジェロは「稟性のカストラート」で本物(?)じゃないんですが、あとでちゃんと本物(笑)も出て来ます!
描写に品格を感じるなんて言っていただけて嬉しいです。
もとはといえば、カストラートを題材に異世界恋愛物が書けないか考えて思いついた話なので、「カストラートってそれだけで魅力ある」と言っていただけて作者はとっても喜んでいます!
なかなかドロドロした感じになりそうな雰囲気ですね。嫌いじゃないです(*^^*)
作者からの返信
怪しい秘密の恋があっちにも、こっちにも、となっていきます(^_^;)
円熟した貴族文化の悪い面が・・・
グイードがお手本のような頭悪い系の悪役!w
お前なんぞ後々痛い目を見るがよいわぁ!(なぜか私が悪役口調)
作者からの返信
そうそう、グイードはお察しの通りあとあとで痛い目に遭います。
書いてる本人が、「ここまでひどい目に遭うほどのことしたかなあ?」と思うくらい・・・
この城の主だからといっても、さすがにグイードは多方面にケンカを売り過ぎなのでは……?
そんな性格でこの先貴族社会でやっていけるのか逆に心配になってしまいますね。
ギャンブルにはまっていると、心もすさむのでしょうかね。
作者からの返信
>この先貴族社会でやっていけるのか
リラもそう思って未来の夫をたしなめていたんだと思います。
でも子供っぽいグイードからは「うるせえ」って感じだったのでしょう(^_^;)
コメントありがとうございます!
チョコレートブラウンの瞳を持っていたのはアルカンジェロ?リラは彼と恋仲になるのかな?
3人の王子のうち二人が殺害され、生き残った第二王子も寝たきりなんて、誰かの陰謀がありそうですね。形だけの王子の婚約者であるエルヴィーラと兄の関係も気になります。
伏線もりもりで今後の展開が楽しみですね。
作者からの返信
そうです、チョコレートブラウンの瞳を持っていたのはアルカンジェロでして、彼がリラと恋仲になっていきます。が、まだ現在UPしている部分だとなってない・・・(^▽^;)
はい、王家転覆を狙っているのか? 誰かの陰謀があります!
伏線もりもりなんですよね~💦
毎日1話ずつ読むWeb小説より、まとめて数日で読む方がよさそうなタイプの小説になっております(;´∀`)
貴族社会、怖い!
そんな中で颯爽と振る舞うアルくんがかっこいい♪
作者からの返信
人の噂話とか、他人の不幸なんかを酒のつまみにできる貴族社会の人々。
にごりきってます(^▽^;)
アルをかっこいいと言っていただきありがとうございます(n*´ω`*n)
グイードはタチが悪そうですが、王位継承権は別にあったので、こいつが1番偉いわけじゃないという事で良かった。グイードが王様になったらめちゃめちゃな国になりそう。
寝たきりの王子ですが、いつか復活するでしょうか。
作者からの返信
寝たきりの第二王子が亡くなった場合、王位継承権はグイードの父親に。
するとそのあとの国王はグイードなのか!?
まあそれは分かりませんね。
彼は三度の飯より賭博が好きなので、国王は向かなそう。いや、ほとんどの職業が向かないか笑
妹の勘は鋭いのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
二人にどんな恋の物語があったのか(*´艸`*)
作者からの返信
やっぱり兄貴と飼い殺し令嬢、恋愛関係だってバレバレですね(;´∀`)
華やかな歌い手を『去勢歌手』とさげすむ⋯⋯
うーん?子孫を残す事しか役目のなさそうなダメ人間だなあ。
しかしこの時代、歌い手の資質は遺伝とか無かったのだろうか?
備考。
○○ベルトシリーズを見てなんか読んだ記憶が蘇ったw
(なおオチまでは思い出せないもよう)
作者からの返信
>○○ベルトシリーズを見てなんか読んだ記憶が蘇ったw
ですよねw
以前、「王様どんだけベルト好きだよwww」って感想もらった覚えがありますw
作者が覚えやすいからよいのだw
難しい名前をつけるといちいちプロットを見返して書く羽目になる(;´∀`)
>歌い手の資質は遺伝とか無かったのだろうか?
あまりないみたいですね。
作曲家や演奏家だと、バッハ一族みたいに代々音楽家を輩出する家系ってあるけれど。
以前、日本人の文章で「歌舞伎は世襲だからダメ。オペラで考えてみろよ? パヴァロッティ三世とかいるか?www」みたいな論評を読んだことあります。
まあ声楽の世界で世襲ってあまり聞きませんが、メゾソプラノのチェチーリア・バルトリは両親も歌手でしたね。
お兄様とエルヴィーラ嬢は実は想い合ってるのかな? それで許されない関係というとで切ない展開が……とか妄想が私の頭の中で展開してます。でもエルヴィーラ嬢は主人公じゃなかった💦 5話くらい先で分かる真相を楽しみにしてます。
作者からの返信
>お兄様とエルヴィーラ嬢は実は想い合ってるのかな?
鋭いです。簡単すぎますかね? もうちょっとぼかすべきだった!?笑
エルヴィーラ嬢は主人公じゃないんですが、結構重要人物です。
出番は少ないけれど・・・(;´∀`)
アルカンジェロ……「大天使」ですね! そして、アンドロギュヌスのアナグラムのようでもあって、暗に響いている……いいネーミング!
作者からの返信
アルカンジェロの意味を知っていらっしゃるとはさすがKAJUN様!!
よくカストラートが天使にたとえられるのもあって、この名前です。
でも現在のイタリアでは全然見かけない名前ですけれどね・・・
一応、アルカンジェロ・コレッリという有名なバロック時代の作曲家がいます。すごくいい曲がたくさんある。
そういえば、「アンジェロ」という名前も古臭い、今だとお爺さんのイメージとか聞いたことがあるかも。
拝読致しました。
あらま、ずいぶんと王家の若人の命が狙われていますねΣ(゚д゚lll)
これで第二王子がお亡くなりになっていたら、王位継承権はどこに跳ぶんだろう。
しかしグィードさん、未来の王妃になるかも知れない人物に向かって「飼い殺し」とはまた随分乱暴な。
しかもその後しぶしぶ引き下がるとか、王権に対してやんちゃしたいのか、表向きは従順にしたいのか、どっちなんだ(^^;)
しかしおにーさん、第二王子許嫁と懇意にしていそうって、まさかミアさんをエスコートしているのって本命がエルヴィーラさんだから他の令嬢から粉かけられたくないから、とかいうしょーもない理由ではないだろうな(~_~;)
作者からの返信
やべえ王国です笑
>これで第二王子がお亡くなりになっていたら、王位継承権はどこに跳ぶんだろう。
そうそう、そこらへんですよね~
まああらすじに書いてある気はするけれど、今リラは全然蚊帳の外って顔してるんですが、いずれ降りかかってくるんです笑
グイードの飼い殺し発言、本人には聞こえない設定だったのかも。でも思いっきり聞こえてましたけどね笑
グイードは公爵令息、エルヴィーラ嬢は侯爵令嬢というわけで、現在はグイードのほうが立場は上。でもエルヴィーラ嬢は将来の王妃の予定。
でももし寝たきりの第二王子に政務能力が無いと判断されて、継承権がなくなれば・・・
王弟であるブライデン公爵(グイードのパパ)が次期国王かもしれない・・・
兄貴の真意は!?
この人結構お人好しっぽいキャラなんだけど、そこまで考えているのやら?
異界の処女神ジュキエーレに祈りを捧げるといいと思うよ
あっちは天然カストラートだし
作者からの返信
ほんとジュキって天然カストラート。なぜこうなった。
変態作者にはまじめに追放ざまぁなんか書けなかったぜ!
ジュキ「俺、変な手術なんて受けてないもん!」
レモ「大丈夫よ、ジュキ。ちゃんと天然って書いてあるから」
貴族社会の闇を凝縮したような夜会になっておりますね。
混沌としている中に見え隠れする秘密の関係 乙女として気になります。
それよりも全力で解放していただける殿方の姿 これは憧れます。
作者からの返信
婚約破棄という恥をかかされて、穴に入りたい思いだったリラを救い出してくれたアルカンジェロ。
とりあえずヒーローです!
後期バロックの時代は実に貴族社会の闇を感じる雰囲気なんだと、イタリアの音楽院教授が言っていました。私は嫌いじゃないというか、それはそれで眺めてる分には面白いと思うんです笑
闇を感じ取っていただき、ありがとうございます!
でもそんな中で、純愛を貫こうとする若い人々もちらほら・・・
コメントありがとうございました!
気絶したことがないのに倒れたふりって難度が高すぎますね! アルカンジェロ氏の気遣いに助けられてる感じが良いです^ ^
王室の事件には陰謀めいたものを感じますが、リラ嬢。ひとまずはゆっくり休めるといいですね。
作者からの返信
気絶したことがない 心臓の丈夫な令嬢 なので、本人になってふりをするのも難しいようです😂
アルカンジェロ、リラより社会経験が豊富で大人ですね。
ほんと彼に助けられてる。
果たして次回、ゆっくり休めるのか!?
まあ!助け方もエスコートの仕方も、まるで王子様のよう!
これで惚れるなと言う方が無理な話ですよねぇ、ふふふ…。
作者からの返信
ちゃんと王子様らしさ 出てましたかね!?
普段ジュキくんなんか書いている私にはスパダリ不慣れです😂
でもある程度魅力的じゃないと主人公の恋愛対象として描写できないので 歌手という属性は死守する!
お星様をいただきありがとうございます。感謝!!
これだけ王子に被害があったとなると、どうにも残った者が怪しいと勘繰ってしまうのは、私の悪い癖……(-ω-;)
兎にも角にも、色々先が気になるお話です♪
作者からの返信
残ったやつは誰だ!?
1話2話で主人公が話している内容も ある意味伝聞なので 真実かどうか 怪しいという……
と言っても推理小説の皮をかぶっているだけで恋愛小説なので気楽に読んでください!
エルヴィーラ嬢とクリスは何やらよい雰囲気……?婚約者が寝たきりじゃ、そうなってしまうのも無理はないような。
ともあれ、リラにとって第二王子の婚約者が王子を愛していないのは好都合……(o´艸`)(あらすじを読んでしまったので)
作者からの返信
あらすじ にたくさんネタバレしていてすみません(^_^;)
でも隠されても面白そうに思えなくて 読む気にならないですしね〜
私は映画とか あらすじを全部知っていてもそのシーンが見たくて 見るタイプです笑
10年も会えない婚約者なんて無理ですよね!
未来の王妃 だけど悲劇の令嬢です。
王子の生命が狙われすぎているΣ(゚Д゚)
周りの従者が無能すぎるのか、それとも犯人の息がかかっているのか、どちらにしても恐ろしい····。
エルヴィーラ嬢との関係、確かに気になりますね(ΦωΦ)✨
作者からの返信
>王子の生命が狙われすぎている
マジでそれです! どうなってんだ、この王国・・・
>犯人の息がかかっているのか
のほうに近いかも・・・
暗殺も渦を巻いているし、エルヴィーラ嬢など男女間もどうにも一筋縄ではいかないし、なかなか大変な世界です(;´∀`)
ええっ、王子たち、ずいぶん殺されてるんですね。
今、生き残っているのは第二王子だけ、ってことでしょうか。
もっと小さい王子ならいるのかも。
ともかく、このグイードってやつと結婚せずに済んだのなら、幸運だと思ってしまいます。
作者からの返信
一応、話に出てきている王子で生き残っているのは第二王子だけってことになっています。
やばい王国です。陰謀が渦を巻きまくりです(;´∀`)
ほんと、グイードと結婚しなくて済んでよかったですよね~
リラはどう思っているのか? 彼女の結婚観・人生観などはこの先、本人がちらちらと小出しにしてしゃべってくれます!
魑魅魍魎渦巻く、暗闘の香りがエルヴィーラ嬢から漂って来そうです。果たしてクリス氏とどのような関係なのか。気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あっちこっちに怪しい関係が渦巻いてそうな、バロック時代の貴族社会です(;´∀`)
架空の国が舞台ですが、モデルにしたのは1700年代初頭、斜陽となったヴェネツィア共和国です。
綾森れん様、コメント失礼致します。
アルカンジェロは堂々としていますね。
協会歌手としての矜持なのかな?
エルヴィーラ嬢のことも気になりますね。
さすがのグイードも王位継承権第一位の婚約者相手だと反論できないようですし。
この物語、ひょっとしてエルヴィーラがかなりの重役ではないかと思えてきました。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
アルカンジェロが堂々としている理由、多分、半分くらい行くと分かります!
>この物語、ひょっとしてエルヴィーラがかなりの重役ではないか
そうなんです。大当たりです。
主人公がクライマックスに飛び込む重要な鍵になってくれる人なので、早めに見せておきました!
あらすじを読みながら……ドキドキします。何より、この臨場感、空間描写が素晴らしいし。屈しないヒロインも!
短いとはいえ、二人の逢瀬の時間。楽しみです!
作者からの返信
そうそう、あらすじに半分くらいまで書いてあるんですよね笑
臨場感、受け取っていただき感謝!
作者の頭の中にはあっても、伝わるかな~~!? とハラハラしながら、うざくない程度に描写してます。
ヒロイン、屈しないっすね(;´∀`)
なぜか強いのだった・・・笑
秘密気になるでありますなー(#^.^#)その頃控室ではでありますなー(#^.^#)
作者からの返信
はい、次回は控室の二人です!
侍女が来るまでのほんのひとときですが(^▽^;)
チョコレートブラウン、キャラメルって言葉だけで、勝手に甘い空想が広がっちゃう。
ほら、香りや音って、一瞬で連れてってくれるでしょう?
一話二話、キラキランゴージャスなお召し物や室内装飾の華麗なビジュアルスタートです(*゚▽゚*)
作者からの返信
忙しい時期にお読みいただき、ありがとうございます!
>香りや音って、一瞬で連れてってくれる
なんて素敵な言葉のチョイス!
本職の人に対してお菓子をネタにした色の表現でお恥ずかしいのですが、甘~い雰囲気を醸し出しております(n*´ω`*n)