第5話「父の遺産」


 ――――『アルフェーネ聖堂』


 其処は、穢れし者、邪悪なる者が立ち入れぬ、神秘の領域。

 星の軌跡を見通す巫女『神薙』

 それを祀るための『祭壇』にして、歴史を描く『聖堂』である


 許されし者、この地にて星の「可能性」を授かる。


 許されざる者、然るべき裁きと共に、「深淵」へと誘われる。


 故に――――、誰も知ってはならない。

 そう、これは彼女が選んだ、彼女だけが知る「宿命」なのだから。



「――――失礼します」

「入ってください」


 聖堂の守護者、その一人が「祭壇の間」へと入っていく。

 そこには――――、神々しき礼服に身を包んだ、がいた。


「いかがいたしましたか?」

「例の禁足地に関する調査報告ですが…………」

「嗚呼、例の“侵入者”ですね。彼女のことは、以前にも申し上げた通り―――」

「いえ、その件ではなく―――――」

「え?」


 守護者は語る、未知なる領域に住まいし「主」の存在を。

 そして、それと邂逅を果たし、星の輝きを知った、ただ一人のを。

 

 その報告を受けて、神薙は何かを察するように理解する。


「そうですか。では、遂に―――――」


 それは、神薙のみが知る運命への「啓示」。

 決して誰にも話すことも、明かすこともなく、ただ一人抱え続けてきたもの。

 よって、彼女の真意は、守護者さえもわかり得ない。


「それで…………、いかがいたしましょう?」

「構いません。貴方方は引き続き、その者の監視を続けてください」

「はっ!――――畏まりました」




「―――――いずれ、私自らの目で、その者を見定めます」





 私は、かつて見た。

 いずれ訪れる、この星の「崩壊」の瞬間を―――――。


 大地の化身が咆哮を上げ、空から異星の脅威が降り注がれている。

 もはや、誰も太刀打ちできない。――――救いはない。


 それでも、少女は一人、燃えていた。

 紅蓮の劫火をその身に纏い、大地の化身と相対していた。

 

 それは――――、救済の使徒か、破滅の担い手か。


 ただ、私に告げられたことは、たった一つ―――――。







―――――己で見極めよ、そして託せ。我らが希望の「燈火」を。




 全ては、星の「未来」を守る為に―――――




◇  ◆ ◇


 翌日、学院にてエレノアは不調から復帰したメディスに、早速テラを紹介した。

 一昨日の自身の態度をメディスに謝罪し、改めて昨晩の出来事をざっくりと伝えた。 


「―――――という訳で、彼はテラ。これから私に協力してくれる事になったから、宜しくしてね」


 当然メディスからすれば、テラは突然現れては自分の友人と親しげな様子の、見知らぬ青年である。


「え、えっと……」

「初めまして、メディス。ボクの名前はテラ――――、よろしく」


 テラはそう言って手を差し出す。

 メディスはその声音と仕草から好印象を受けとるが、どこかくしびな印象も感じた。

 自分の名前を知っているのは……予めエレノアから知らされているのだろう、と一人納得した。


「はぁ、よろしく……ええとエレノア、"協力"ってのは……なんの?」

「よくぞ訊いてくれました! これを見て」


 そう言ってエレノアは二枚の紙を机に叩きつけた。

 

「これは?」

「これは大雑把だけど。こっちは父さんが墜落事故に遭う日に書き遺された。現状頼りになるのはコレだね」






 二年前、エレノアはかつて父さんが過ごしていた、空っぽの部屋の中に入った。

 何か気になるものはないだろうかと、部屋の隅々まで探す中、父さんのタンスの引き出しの中に詰め込まれた書類の束を見つけた。

 取り出した書類を一枚一枚ぼんやりと見ていく。どれも国の仕事関係の難しい内容ばかりであったので、意図せずとも視線と焦点は文字の上辺を流れていった。


 しかし――――、その中の二枚にエレノアの目が止まった。


 


 粗雑な手書きのらしきものと、のようなものだった。




◇ ◆ ◇


 拝啓―――――、『最愛の娘』へ。

 



 この手紙を読んでいる時、きっと僕は、もうこの世に居ないだろう。

 僕はこれから、託された仕事を果たす為に、空の彼方へと行ってくる。

 

 だけど、無事に帰ってこれるとは限らない。

 もしかしたら、今日一緒に食べた晩御飯が、君との最後の食事になるかもしれない。

 だから、この手紙を遺すことにしました。


 エレノア、僕から君に伝えたいことは、たった一つ。

 

 どうか、僕たちの夢を忘れないで欲しい。

 君に伝えた夢を、僕が教わった夢を、次の世代に繋いでほしい。

 僕たちのご先祖様は、かつてあの広い空の彼方から、「安息」を求めてこの星にやって来た。

 そして、いつか再び空へ旅立てるように、ある物を遺していった。


 もし、君が僕たちの夢を継ぐと決めた時。

 或いは、僕たちの夢を誰かに託したいと、そう願った時。

 

 この地図の場所へ向かって、それを受け取ってほしい。

 だけどエレノア、きっと君一人では此処へは辿り着けない。

 その時は、君と一緒に夢を追ってくれる仲間と共に、そこを目指してほしい。


 どうか、僕たちの夢を守ってくれ。

 出来ることなら、僕自身の手で、君に見せてあげたかった。


 あの空に浮かぶ光に宿る―――――、沢山の「希望」を。


 こんな身勝手な父で、本当に申し訳ない。

 だからこそ、僕は絶対に死なないし、必ず生きて帰って来て見せる。

 そして、君や母さん、お爺ちゃんに見せてあげるんだ。


 が信じてきた、夢の果て――――――。


 最後に、君のこの言葉を贈る。

 ありがとう、エレノア。君だけが、僕の夢をずっと信じてくれた。

 君だけが、僕が夢を追うための「希望」だった。


 本当に、心から愛してるよ

 どうか―――、充実した未来に至れますように。




―――――『不甲斐ない父』より




◇ ◆ ◇


「……エレノア、もしかしてあんたが執拗にあの森の奥へ行ってたのも、こういうこと?」

「現実逃避の面もあったけどね。けどこれを見つければ、今の日常から逃げ出せる口実にはなるんじゃないか、って思ってたの。

 ……それに、昔の夢だったからね。チャンスがある限り、どうしても諦めきれなかった」


 コホン、とエレノアは咳払いをして取り直す。

 地図を広げ、その図面を指差しながらテラに言う。


「これよテラ、あなたが居座ってたあの大樹の秘境が、恐らくこの広々とした空間が示す場所」

「ふむ……この空白の真ん中にある大きな樹の目印マークは、確かにあれを指していそうだ」

「そこから更に北の奥地へと突っ切っていくみたいだから、あの場所が私たちの中間ポイントになりそうね」


 二人が話し合っている様子を眺めながら、メディスはエレノアに問いかけた。


「えっと――――、森へ入るの?」

「うん。来週から彗星祭の準備週間だからね。最後の週とかは丸々休講じゃん? せっかくだから、そこに間に合わせようと思ってる」

「となると、出発は…………」

「勿論、明日から! 授業は――――サボる!」

「やっぱりね、この


 あっけらかんとエレノアがそう言うため、メディスはため息混じりに言う。


「そもそも、例の休講期間って企画参加する『部員限定』であって、アンタは———」

「ねえテラ、森の奥に父さんが遺したものってなんだと思う?」

「それはキミが知ってそうなことではないか?」

「いやぁ〜さっぱり……」

「おいコラ話を聞きなさい、姫」


 とうとう二人の間にメディスが割って入った。

 色々話す中でメディスもその内容について考えるようになり、しばらく話すと、唐突テラが喋り出す。




「しかしそもそも、具体的にどうやって星穹ソラを目指すんだい?」


 テラがそう尋ねた。


「え、そりゃあ。これからいっぱい研究して…………」

「先人たちによると、努力は一日に非ず、とのことだよ」

「えーっと…………」

「つまるところ、エレノアの持つ「生態環境学」と、メディスの持つ「機工学」と「物質構築学」をもって、星穹での飛行を可能とする船を造る、という心づもりなのだろう?」

「そうよ、何か悪い?」

「いや、それ自体は良いんだ。ただ…………」


 テラは、淡々と事実だけを述べていく。

 それは高く膨らんだ期待ゆえのであった。


「今から研究を始めても、君たちの寿命でそれを造り上げられるかどうかは、正直確証が持てない。仮に作り上げたとしても、その時の君たちが、一体どうなっているのか…………」

「何よそれ。私たちじゃって―――、言いたい訳?」

「アンタね……、エレノアの味方なんじゃないの?」


 変わらずテラは冷静に答える。


「いや、そもそも、って話だ」




 しばらく―――――、二人は硬直した。


「————え?」

「い、いやいや、だってあの人工衛星だって三百年前に出来たって…………」


 思わず驚愕し、即疑念を抱くメディス。

  

「君たちの星に生きる者達は、まだ星穹に至っていない。だけど、この星にはかつて、異なる惑星から来訪した者達がいる。違うかい?」

「え、それって…………」


 異なる星からの来訪者。

 それは、この国に生きる者達なら誰もが知る、「建国」と「闘争」の歴史。

 その中に、語られていない「空白の歴史」が存在するかもしれない。


「…………やはり、のことかな」


 テラが、ぽつりとそう呟いた。


「船?」

「手紙でエレノアの父、が示す遺物だよ。ルティーゼの先祖はかつて剛尾と共に星の外から飛来して来たわけだが、その際用いた運航船は森にあるんだ。その船を止める泊地バース造船所ドッグが、この地図の示す先にあるはずだ」

「船って……森の中なんだけど?」

「飛来してきた頃は森が薄かったんだ。施設に関しては今も現存しているかは分からないけど、少なくとも船は確かにそこにあったよ」

「テラ、あなたそんな事まで知ってるの……?」


 恐らく彼が果てしない時を生きて此処にいることは想像していた。 しかし歴史的にもかなり昔の出来事として語られる時代にも生きていたのならば…………いよいよ、本当に人かどうかは疑わしい。


「方法となればそれが現実的だ」

「つまり、大昔に使われた星穹飛行船を回収して、それを修理なり、研究なりしまくる、そうなれば―――――」

「私たちはもっとずっと早く、空の彼方に旅立てる!」

「そういうことだね」


 思わぬアイデアに、女子二人が喜びのあまりハイタッチする。

 そして、エレノアは改めて感じた。



 この青年、テラが一緒に居れば―――――、きっと星穹に飛び立てると。



 しかしメディスはそんなテラに対し、やや半信半疑であった。 

 エレノアは、テラを部室に待機させて、廊下に出てメディスと話した。最初は「信用できるの?」と心配されたが、なんとか説得した結果、一応納得してもらい、再度部室に戻っていった。

 自分の目標の為には、テラの「森の知識」とメディスの「研究」が必要不可欠だ。


「にしてもねぇー、あの馬鹿でかい森のなんて」

「メディスもその内に思い知るわよ。彼が色々と異常だってことを」

アルジ……ってのは分からないが、ボクは単にあの場所で長らく居座っていただけだよ。それに異常ではない」

「それが異常だって言ってんのよ」


 あらかた考えるべき要点は答えが出たようで、メディスはそろそろ、といった様子でエレノアに尋ねた。




「で、エレノア? そんな頼り甲斐あるお友達連れて、こんな地図見せびらかして、今回は私になんの用?」


 改まった態度で、エレノアがようやく切り出した。


「あのね、メディス」

「何さ?」

「私―――――、もう決めたから」

「なにを?」

「私も行きたい、父さんが目指したように、あの空の彼方に―――――」

「ふぅん」

「だけど、私と彼だけじゃ、何もできない。もっと協力してくれる人が必要なの」

「それで?」

「だから、その…………」


 メディスの前で、エレノアは長らく卑屈で陰鬱な態度を示してきた。

 挙句に数日前はメディスの研究を"無駄だ"と断じ、無責任に彼女を置いて帰っていった。

 それほどの事をした上でこの事を頼むために、エレノアは勇気を振り絞った。


「お願い、アンタの研究に協力させて! 星穹を翔ける船を一緒に探しに行こう!」

「うん、いいよ」


 即答。


「そこをなんと…………、え?」


 一種の返答に、エレノアの反応は遅れてしまった。

 何の躊躇いもない即断であった。


「あのね、エレノア。アタシはさ、アンタに憧れて今の研究をしてきたの」

「え、それって…………」

「そう、あの時のことよ」


 二人は思い返す。

 かつて、二人を繋ぐきっかけとなった、とある出来事について。







 あの頃、エレノアは全てに対して「失望」していた。

 誰にも期待しないし、何事にも希望を持たない、そして何も目指そうとしない。

 だからこそ、こんな場所に彼女の居場所なんてない。


 なのに、そんな彼女にメディスは手を差し伸べた。

 「どうして私なの?」と聞くエレノアに対して、彼女ははっきりと答えた。


「ずっと、アンタを見てきたのよ! 誰もアンタを理解しようとしないなら、アタシが傍に居てあげる!だから――――」

「え――――?」

「アタシの傍で、アタシを見てて。そしていつか、もう一度アンタの夢を見せて!」






 あの時、エレノアの中にはまだ「迷い」があった。

 だが、もうその心中に迷いは一切なく、今は答えがある。

 これまでメディスは待っていてくれた。

 エレノアがもう一度、かつてのように「空」を目指してくれる時を。


 ずっと誰よりも、エレノアを信じてくれていた。



「まったく、やっと決心したか。このめ」

「え、だって…………」

「アタシはね、アンタに救われて、アンタに憧れてきた。だから、アンタが一緒に夢を追ってくれる日を、ずっと待ってたんだよ」

「――――――!」

「しかも…………、どうやら今は、私たち二人だけじゃないんでしょ?」


 そうして、二人は、いつの間にか窓際に立っているテラに目線を向ける。


「良い? エレノア、これだけは約束しなさい」

「え、なに?」

「もう二度と"夢なんて"って言わないで。もしもう一度そう言ったら、アタシは今度こそ、アンタを見限るからね」

「えっ」

「いい、わかった? わかったなら返事!」



 本当に良い親友と巡り会えた。

 エレノアは改めて―――、そう確信した。


「…………わかった、改めてよろしくね!」


 それから、三人は語り合った。

 これから自分達が挑む「冒険」と「夢」について―――――。


 その為に、何が必要で、何を覚悟しなければならないのか。




 そして―――、時は少しだけ流れていった。






◇ ◆ ◇


 数日後のこと、エレノアは仕方なしに授業に顔を出していた。

 これから、少しの間本格的に“サボる”んだ、これぐらいはやっておかないと。


 下手をすれば、今度こそ“停学”でもされかねない。


 ある程度授業が終了し、放課後前の事後報告ホームルームへと移っていた。

 担任のが、女性らしからぬ口調と気怠そうな声で話す。


「はぁ……、お前らいいか? うちの学院の恒例行事、彗星祭まであと一ヶ月だ」


 クラス中がそれに盛り上がって反応した。


「おお、いよいよか」

「腕が鳴るぜ」

「うー、今からでも緊張してきた~」


 彗星祭とは、年に一度催される、学院の恒例行事である。

「競技大会」や「演奏会」、そして応用研究科にとっては必須事項の「研究披露会」などが、央都全域で執り行われる。

 今は、彗星際に備えて、応募や準備に忙しい期間でもある。


「はぁ、まったく若造どもは……。いいか、事前応募の締め切りは明後日だ。手早く済ませるように」

「「「はい」」」

「どっかのも、しっかり参加するように」


 クラス中の視線が、エレノアに向けられる。

 心配しなくても、今年のエレノア達は一味違うのだと、まだ誰も知る由もない。


「わかりましたよ。リーゼ先生」

「はぁ……、ったくこの小娘は。では、あとは例の課題だが、明日中に提出するように」

「「はーい」」

「では以上、とっとと帰んな」


「起立、礼!」


『――――お疲れさまでした』


 これにてようやく、生徒たちは学院から解放される。

 そして、エレノア自身もまた、この窮屈な日常から解き放たれることになる。


 一目散に教室を飛び出すと、リーゼが一言声をかける。


「大概にしとけよ、

「嫌ですよ、


 そうやって、エレノアは教室を飛び出して、学院を後にする。

 目指すのは、テラとメディスが先に待つという「合流地点」だ―――――。




 尚、それから暫く経った頃、学院では「エレノアとメディスが行方不明」だと、少しだけ話題になったのだという。






◇ ◆ ◇


 そして、翌日の朝

 エレノアは、冒険のための身支度を済ませ、玄関に立っていた。

 父の手紙を再び見返す。今度こそ父の跡を継ぎ、夢に挑もうとエレノアは決心する。


「父さん。私―――――」


「あら、どこか行くの?」

「うん、ちょっとね。ちょっと遅くなるかもだけど、帰ってくるから!」

「そう、気を付けてね」


 いつぶりか、大きな声でハッキリと言った。


「行ってきます!」








「あの子のあんな顔、久しぶりに見たわ」


 家を飛び出す我が娘の背中を見て、母は感傷に浸る。

 ひと足先に外で待つ父を追って、慌ただしく扉を開いて行ってしまう、幼い頃の小さな背中を思い出していた。


「ふん、鹿が……」

「あら、ダメじゃないお父さん、こんな日に外に出ちゃ―――」

「もう二度と―――、振り返るなよ。エレノア」


 今なら思えた、あの時の言葉に、どんな意味があるのかを。

 ただ、祖父は下を向いて欲しくなかったのだ。

 直向きに「現実まえ」を向くか、父のように遥か彼方の「未来うえ」を目指すか


 だからこそ、エレノアはもう―――――立ち止まらない。



「遅いよ姫ぇ!」

「ごめん、ごめん!」


 其処に待っていたのは、自分を信じてくれた『親友』と、これから見守ってくれる『相棒』。

 今から三人で、あの未知の樹海へと足を踏み入れる。


 古の先祖が遺した、『星穹を渡る船』を探し求めて―――――。


「さあ―――、行こう!」

「うん! 案内よろしくね、テラ!」




 その日―――――、人生で初めての「冒険」が幕を開けた。

 それはいつか、「空」を目指すための第一歩。




―――――ここから、始めよう! 私の夢を!




















「そう、たちが…………」


 彼らの後姿を眺める、一つの影。

 それは、やがてエレノアとテラの「観測者」となる者、その姿だった。


「ようやく会えましたね―――――、『大いなる生命』」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る