◆【エリア紹介：コンターチ市】◆

【地域概説】

　ファゲルズァート島の主要七都市の一つです。

　メインシナリオで関わるのは【MAIN SCENARIO：ファゲルズァート島スタンプラリー】のみで、後は名産品関連で関わるくらいだと思われます。

　コンターチ灯台、コンターチ市商店街、コンターチ聖統教会、ホテル『金色の野原』、コンターチ市のバス停で構成されています。それぞれの場所で行動する場合は30分経過、それぞれの場所を移動する間に5分経過したものとして計算してください。

◆コンターチ灯台

　ファゲルズァート島七景の一つに数えられる古い灯台です。

　コンターチ市の中にあるため移動に時間は掛かりません。

　灯台公園と、灯台展望台によって構成されています。

　シナリオの流れについては【MAIN SCENARIO：ファゲルズァート島スタンプラリー】の頁をご覧ください。

●灯台公園

　灯台周辺を丸ごと公園にしているようです。ベンチがいくつか置かれ、海の近くには釣りができるスペースが設けられています。

　また、いくつか遊具も置かれているようです。探索箇所には滑り台、ブランコ、雲梯、鉄棒、海釣りエリア、ベンチスペースがあります。それぞれの場所に<目星>を振ることで情報が出るかもしれません。

　その他、各エリアに配置されているNPCにも話しかけることができます。

・滑り台

　子供達が遊んでいる滑り台です。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ここでは、男の子と女の子に話しかけることができます。

・・・滑り台の男の子の台詞

「ファゲルズァート島の七景？　僕よく分からないや。美味しいコーンスープのことなら僕知っているけどね。ばーばのコーンスープは世界一美味しいんだ！」

・・・滑り台の女の子の台詞

「光のない大昔は火を灯して照らしていたみたいだけど、その時の景色は一体どんなものだったのかしら？　きっと幻想的だったのよね？」

・ブランコ

　子供達が遊んでいるブランコです。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ここでは女の子に話を聞くことができます。

・・・ブランコの女の子の台詞

「コンターチ市の名物といえばやっぱり灯台よね。大昔から船頭さん達の道標になっていたそうよ。それこそ、このファゲルズァート島がファゲルズァート大陸と呼ばれ、ファゲルズァート王国という王朝が支配していた頃から。……ってお父さんが言っていたけど、王国時代は一体どんな感じだったのかしら？　今とは全然違う世界があったのよね？　きっと」

・雲梯

　子供達が遊んでいる雲梯です。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ここでは男の子に話を聞くことができます。

・・・雲梯の男の子の台詞

「ねぇねぇ、とれじゃーはんたー、って知っている？　昨日ね、カッコいいお兄さん達にあってお仕事はなんですか？　って聞いたら教えてくれたんだ。僕もあんな風になりたいなぁ。ところでとれじゃーはんたーって何をする人達なんだろう？」

・鉄棒

　子供達が遊んでいる鉄棒です。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ここでは男の子と女の子に話を聞くことができます。

・・・鉄棒の男の子の台詞

「僕のおじいちゃんがファゲルズァート島にはお宝が眠っているって言っていたけど、どんなお宝なんだろう？　やっぱり宝石とか、金銀財宝とかなのかな？　でも、そんなものよりも滅んでしまった王国の歴史的資料とかの方が嬉しいなぁ。やっぱり歴史にはロマンを感じるよ！」

・・・鉄棒の女の子の台詞

「観光客はお宝お宝お宝って……もっと島には魅力的なものがあると思うのだけど。この島は観光で成り立っているって割に魅力が乏しいのよね。もっと島の魅力を沢山発掘して、もっとそれを広めて行った方が健全だと思うわ。……最近はトレジャーハンターなんていう変な人達まで現れて……治安が悪くなったらどうするのよ」

・海釣りエリア

　大人達が釣竿を垂らしている海釣りエリアです。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ここでは、老紳士と中年男から話を聞くことができます。

・・・海釣りをしている老紳士

「ファゲルズァート島は海も山も緑もある、まさに世界の縮図のような島じゃ。スタンプラリーとやらだけに目を向けず、もっと様々なものを見て感じて楽しんでみるといい。まあ、じゃが、島の全域が安全という訳ではない。特に大樹海より先は危険に満ちておる。足を踏み入れるのであれば相応の覚悟と準備をしておくべきじゃな」

・・・海釣りをしている中年男

「海で潮風でベトベトになったら、アクアリーティアの温泉で汗を流す。これぞ、まさに至福だな。……もっと近ければいいんだけど。そういや、月輪の宿屋の混浴風呂に赤毛の巨乳美女がいるっていう噂があるな。是非一度お目にかかってみたいぜ」

・ベンチスペース

　ベンチが並んでいるです。<目星>を振っても特段情報は出ません。

　ベンチに座っている青年から話を聞くことができます。

・・・ベンチスペースの青年

「俺はしがないフリーターだが、将来は一財産を築いて豪邸に住むんだ。ああ、グローヴ＝ヴァイカウント市のアルダヴ湖畔がいいなぁ。そういえば、一際大きな屋敷があったな。確か、ウェーバード博物館の館長を務めているツェペエリ・ウェーバード氏の別荘だって聞いたな。ウェーバード氏の家はグローヴ＝ヴァイカウント市内にあるみたいだし、ほとんど足を運んでいないんだろうな。本当に勿体無い話だぜ。いつか俺もあんな屋敷に住みたいなぁ、いや住んでみせる！　そのために宝くじでも買いに行くか」

●灯台展望台

　灯台の展望台には500円相当を支払うことで登ることができます。

　双眼鏡が設置されていて、ぐるっと一周移動すれば全方位を確認することができるようです。

　探索箇所は灯台展望台のみです。エリア全体に<目星>を振ることができる他、配置されているNPCに話し掛けることもできます。

・灯台展望台

　目的のものが既に分かっている場合は<目星>を振る必要はありませんが、具体的に探すものと場所が分かっていない場合に虱潰しに探すという場合は<目星>にハード成功することで情報を得ることができます。

　スタンプが置かれており「18」という数字が刻印されています。

　灯台展望台で情報収集するのであれば、老婦人から話を聞くことができるでしょう。他にもカップルや親子連れなどもいますが、基本的に断られてしまいます。

・・・灯台展望台の老婦人

「異国の神話には、昔、魔天の塔を築き上げようとして神の怒りを買ったという逸話があるようじゃ。その名はバベルの塔。その神話では、神は神罰を与えて塔を破壊し、統一されていた言葉を乱したと言われている。このファゲルズァート島もまたあらゆる言語の集う場所じゃ。しかし、我らに神と同じ目線に立とうなどという傲りはない。寧ろ、神の手が届かぬようにその叡智を深い深い地の底へと隠した……と言われておる。まあ、長く生きているわらわも見たことはないのじゃが。王国時代より国の形が変わってもその叡智は変わらず彼の地にある。もし、学びに関心があるのであれば大都市リンプレントにあるバブイル図書館に足を運んでみるが良い」

◆コンターチ市商店街

　コンターチ市の商店街です。比較的小規模な商店街で必要な商店がコンパクトに纏っています。技能を振って情報が出るタイプの探索箇所はありません。

●八百屋

　新鮮な野菜を扱う八百屋です。周辺で育てていない野菜は他の都市から輸送しています。

　主な利用用途は名産品製作の材料です。

　ファゲルズァート島は観光地のため、日本円を含めて地球で流通している通貨は全て使用可能です。

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・島蕃茄（しまとまと）

　島で取れたトマト。瑞々しく美味しい。一個で630円相当。

・島菜（しまな）

　島で取れた青菜。シャキシャキとした歯応え。一個で430円相当。

・島白菜（しまはくさい）

　島で取れた二股の白菜。一個で600円相当。

・黄金（おうごん）コーン

　黄金に輝くコーン。一個で400円相当。

・甘々玉葱（あまあまたまねぎ）

　火を通すととても甘くなる玉葱。一個で380円相当。

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●乳製品専門店

　乳製品を扱うお店です。乳製品を購入することができます。

　主な利用用途は名産品製作の材料です。

　ファゲルズァート島は観光地のため、日本円を含めて地球で流通している通貨は全て使用可能です。

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・牛乳

　新鮮な牛乳。小瓶で販売しており、一杯で600円相当。

・バター

　美味しいバター。一箱450円相当。

・塩バター

　塩味の効いたバター。一箱550円相当。

・ヨーグルト

　酸っぱい味がクセになるヨーグルト。一箱490円相当。

・卵

　新鮮な卵。一パックで980円相当。

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●肉魚商店

　精肉店と魚屋が合体したお店です。魚介類と精肉を購入することができます。

　主な利用用途は名産品製作の材料です。

　ファゲルズァート島は観光地のため、日本円を含めて地球で流通している通貨は全て使用可能です。

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・時不知秋刀魚（ときしらずさんま）

　季節外れの秋刀魚。一匹で3,300円相当。

・一角渦魚（うずいっかく）

　角がドリルを彷彿とさせるイッカク。一匹で12,000円相当。

・島大牛（しまおおうし）

　島固有種の牛。柔らかい肉質。どの部位も一律1kg、4,500円相当で販売。

・島豊豚（しまとよぶた）

　島固有種の豚。柔らかい肉質。どの部位も一律1kg、3,900円相当で販売。

・島飛鶏（しまとびとり）

　島固有種の鶏。少しだけそれを飛べる。とても柔らかい肉質。どの部位も一律1kg、3,700円相当で販売。

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●ばーば食堂

　名物おばあちゃんが看板娘をしている老舗食堂です。

　料理を注文できる他、お店の客から情報収集することができます。

　客から得られる情報についてはコンポタージュスープのレシピの後に書かれています。

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・日替わり定食

　日替わりで内容が変わる定食。食事後、HPと正気度を1D10回復することができる。価格は1,800円相当。

・オムライス定食

　日替わりで内容が変わる定食。食事後、HPと正気度を6回復することができる。価格は1,200円相当。

・カレーライス定食

　日替わりで内容が変わる定食。食事後、HPと正気度を8回復することができる。価格は1,500円相当。

・煮魚定食

　日替わりで内容が変わる定食。食事後、HPと正気度を5回復することができる。価格は1,300円相当。

・生姜焼き定食

　日替わりで内容が変わる定食。食事後、HPと正気度を4回復することができる。1,600円相当。

・秘伝のコンポタージュスープ

　秘伝のコンポタージュ。食事後、HPと正気度を2D3+3回復することができる。800円相当。

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【イベント】

　秘伝のコンポタージュスープを五回注文すると、名物おばあちゃんから「このコンポタージュスープを気に入ってくれたのかい？　良かったらレシピをあげるよ！」という言葉と共にレシピをもらうことができます。

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・コンターチのコンポタージュスープのレシピ(10人前)

　黄金コーン×18、牛乳(種類は問わない)×6、甘々玉葱×8、塩バター×8

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・・・中年男性の客

「コンターチの名産品？　よく分からないが、コンターチで一番美味しいものといえばこの店のコンポタージュスープだぜ。まあ、この店でしか食べられないけどな。店内飲食しかできないのは本当に残念だよな。うちでも飲みたら最高なのによ……」

・・・女性客

「あら、旅人さんかしら？　おばちゃんが耳寄りな情報を教えてあげるわ。この島はバカンスにはもってこいだけど、危険な場所もあるの。そんな場所に行く時は奥義屋というお店で準備をするといいわ。七姉妹が便利な技術を伝授してくれるのだけど対価が必要なことを忘れてはならないわ。この七姉妹は阿流開祖の球磨子さんから直々に教えを受けたそうよ」

・・・男性客と女性客の二人組

男性客「ウェーバード博物館のツェペエリさんが『金剛の涙』っていうダイアモンドを購入したらしいね」

女性客「確かウィリアム＝マグヴェスっていう資産家からよね？　確か、遥々滞在先のシンガポールまで交渉に行ったのよね？　円満な契約だったって聞いたわよ」

男性客「ただ、その後ウィリアムは不審死を遂げているらしいんだよね。……なんともきな臭い話だよ」

・・・男性客

男性客「……最近ツアーで色々な国のお客さんを島に連れてきてくれる緋夏樹さん。かなりの頻度でバブイル図書館で見かけるけど読書家なのかな？」

●奥義屋

　奥義屋七姉妹を名乗る老婆が経営しているお店です。姉妹がそれぞれの街に店を開いていて、この街では奥義屋七姉妹の次女が店を開いています。

　技能習得の対価として、正気度を要求します。

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◆交渉系技能

・<信用>