千の詫びへの応援コメント
クラシカル、王道的な恋愛ものだと思います。たいへん良い。好きです。(逆にお◯◯たいはどこへ行った (^ ^)? 冗談です)
作者からの返信
水松カラス様
こちらもお読み頂き、誠にありがとうございます。
ふふふ、この物語で新たにフォロワーになった皆様が、一部の過去作を読んで困惑しています(笑)。そういうのも楽しいかと。
今回はカクヨムという場では異質ですが、こういう作風で書いて見たくなりました。元々は長編作品の中の挿入短編だったんですが、この物語で書きたかった事を書いちゃったんで満足して投稿しました。
お褒めのお言葉、有難いです。とっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
コメント、失礼いたします。
千尋の揺れる心が手に取るようにわかり、切なくなりました。
田所さんも悪い人じゃない。
でも、良助さんは何事も抑えがちな千尋の心を素早く見抜き、「もったいない」と言ってくれた……。
この差はとても大きいと思います。
最後の良助さんの手紙の、「焼き増しさせて頂いた」。
これで千尋は救われて、泣くだけ泣いて、田所さんのところへお嫁に行ったのでしょうね。
しみじみと胸を打つ作品、ありがとうございました。
作者からの返信
渡森ヨイク様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
大正時代、文学をお好きでしたら馴染みのある時代、でも現代とは剥離した時代。この物語と同じ時系列で、文豪達が慣れない写真で、美意識をそこはかとなくかもしだしつつ、「ふふん」と畏まって撮っています(笑)。
そんな所も、今の作家様達と心根は大して変わらない時代。
そんな時代の女の子、やはり今と変わらぬその「恋ごころ」を書いてみました。
千尋の心の変遷を読み取って頂き、私こそありがとうございます。お褒めのお言葉、恐縮しつつ嬉しいです。このカクヨムではとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
切なくて、そして素敵な恋物語でした(´;ω;`)
最初に読み始めた際、まさかの大正時代の物語で驚きました。が、福山さんの卓越した文章力によって登場人物たちの感情や息遣い、情景というものがありありと感じさせられました( ;∀;)
素晴らしい物語を読ませて頂き、ありがとうございますm(__)m 私も福山さんの文才を見習って、人を感動させられるようになりたいと思いました(`・ω・´)ゞ
作者からの返信
八木崎(やぎさき)さんへ
お読み頂き、誠にありがとうございます。
いやいやいや、褒め過ぎですから(汗)。
八木崎(やぎさき)さんも、文章力はがっつりありますからね!
今回は大正時代です。その時代の女の子、現代と少し違うけどやっぱり恋する想いは変わらないって書いてみました。
素敵なレビューまで頂いてしまい、恐縮しつつも嬉しいです。
ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
コメント失礼します。
再びお邪魔させて頂きました。
切なさと秘めた心が伝わるとても素敵なお話でした。
大正という時代の雰囲気が、現代とはまた違う心模様を演出していて素敵です。
はっきりと自分の想いを伝えた田所さん。
彼は決して悪い人でもないし、家を考えたら良縁なのは間違いない。
でも、それでは割り切れない想いもありますよね。
恋愛に対して我を通せるような時代でなくても、直接それが語られることはなくても、良介さんに抱いた想いも確かにある。
本当に素敵でした。
たとえ田所さんが彼女の運命だったのだとしても、これからの人生が幸せでありますように。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
みんと@「炎帝姫」執筆中様
いらっしゃいませ(^^)/
お読み頂き、誠にありがとうございます。
お褒め頂き、恐縮でございます。
時代の背景により、恋愛の形式というのは様々変化があると思うんです。極論で言えば、平安の時代は和歌を詠み夜這いしちゃうし、戦国時代は政略婚が激しいとかです。各時代、一般の民衆でも親や家柄という発想は残ります。その大きな理由として「生存」という部分があると思うんです。子孫を残し、生き残る事が前提です。現代でも資産家の家はそういう発想が根本にあり、「家」というしがらみが残ると思います。
そこで大正期、海外文化が明治から発展してより入り込み、生活水準が上がり始めた時に、旧日本的発想と西洋的発想が入り混じり始めます。でも作中で語られますが、やはり親の決めた結婚が主流です。
そんな時代の女の子。私は恋愛の形式は時代時代で変化するとは思いますが、その「想い」はいつの世も変わらないと思っています。誰かを好きになり、強く想う。周囲とは関係なく、自分だけの大切な「想い」です。
そんな千尋の恋物語、心を語ってくれた素敵なレビューまで頂いてしまい、有難い限りでございます。
このカクヨムではとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
千の詫びへの応援コメント
読むのが遅くなってすみません。
(じっくり読みたかったので)
すごく好きです!!!!!
大正という時代設定も好きだし、
良助さんの性格もいいです。
良助さんとは結婚しないで、田所さんと結婚するのだろうけど、
写真がずっと大切な想い出となるのでしょうね。
作者からの返信
西しまこ様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
って、もう、療養中なのに大丈夫ですか? お薬が切れた時に反動が来ない事を切に願います、すっ(←今日はやっぱりおにぎりと日本茶)。
大正時代を書いてみました。実は他の方のコメントにも書きましたが、この短編は本来は長編の中の作中挿入小説だったりします。
でも、書き切った後に「あっ、本編で書きたかった事は書いちゃった」と思ったので、長編はやめて短編のみにしました。
千尋に注目が集まりがちですが、実はあの時代の男性の考えかたにも、興味あります。
お父さん、田所さん、良助さん、三者三様で考えてみました。その中で良助さんをお気に入り頂き嬉しいです。彼はああいう男です。
そして素敵なレビューありがとうございます。田所さんは千尋の好きなお菓子や、おいしい食べ物を探して来ますし、外食も好きです。
でも良助さんとの写真を千尋が失くす事はないです。
貴重なお休み(←違う)の大切な時間を使わせてしまって、申し訳ないです。でも、ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
千の詫びへの応援コメント
はじめてコメントさせていただきます。
犀川様の自主企画でお見掛けし、はじめて福山様の作品を拝読させていただきました。福山様の文章は私の大好きな昭和初期の作家の方々のそれを彷彿とさせます。
だからなおさら続きが読みたい!千尋はこの先どんな人生選択をするのか。今回は10000字という制限なので仕方ないですが…
> 返信の返信で失礼します。
「とある書きかけ小説」もったいないです!プロット拝読して、すごく面白そうって思いました。千尋は良助さんと結婚したのかな?だったら嬉しいです。
作者からの返信
@nakamayu7様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
お、お褒め過ぎです、あわわわ、なんかすいません(←土下座)。
他の方のコメントにもお書きしたのですが、これはとある書きかけの小説から抜粋致しました。
19歳の「僕」が祖父の葬儀の後に、その書斎にて聞いた事もない作家の短編集と一枚の古ぼけた写真を見つけます。小説のタイトルは「千の詫び」筆者及川千尋。そしてそこに挟まれていた一枚の写真には、不機嫌に正面を睨むスーツ姿の青年とその隣で嬉しそうに微笑む女の子の姿。それは「僕」の祖父の若き姿。
「僕」は祖父と写真に写った女性、そして年賀状のやり取りもしているこの及川千尋なる人物に、祖父の死を伝える旅に出て、現代と大正、昭和初期が交錯する物語。
こんな感じです。そしてその小説の中で「千の詫び」を劇中挿入小説としてまるっと書いたわけですが、もうそこで満足しちゃたんです。ああ、もう十分。書きたい事を書いてしまった、と思いました。丁度時を同じくして犀川様の自主企画があり初参加に至ったわけです。
続きが……という嬉しい御言葉、勿体ない限りでございます。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
返信の返信の返信です(^^)/
@nakamayu7様へ
す、すいません(>_<) 設定上、千尋は良助さんとは、流石に結婚出来ませんでした。そのまま田所さんと結婚の予定です。すごく大切にして貰えます。
プロット面白そうと言って頂き、嬉しいです。あっ、でもちゃんとしたプロットはないんです。漠然とした感覚のままで、言葉という形にするのは本番のみです。
再びにコメントありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
映画を見ているようでした。
「ぶさいくだ」が平仮名なのがとても良いです、愛情があって。
作者からの返信
あまくに みか様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
そして素敵なレビュー(過大評価!)を頂き、恐縮です、ふにゃふにゃ(←照れてるらしい)。
映画みたいでしたか! 映像転換力が凄まじいです、喝采!
「ぶさいく」に注目してくれて嬉しいです。良助の愛情のこもったまっすぐな言葉です。
恋愛というのは、傍からみればわからぬ言葉のやり取りです。その深度があるがゆえに通じる言葉、そういう一言一言を大切にしたいと私は思っています。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
素敵なラブストーリィをありがとうございます。
憎からず想う男性からの突然の告白。その縁に対しての解答は出ている。だけどこのことを知ったら『あの人』はどんな言葉を投げてくるのだろう?憧れともいえないようなあの人への儚い思い。『今』の気持ちを写真に残して、これからの人生を歩んでいく。その決意が涙となって想いを洗い流していく。恋心にもいろいろあるんだと感じました。
作者からの返信
奈那美様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
初の大正恋愛物語です。その時代、その時代、で「恋」の形は様々です。でも、そこにある「想い」はずっと昔から変わらないと思います。「恋」とはややこしいものでなく、いつも純粋だと僕は思っていたいんです。
大正時代という形の「恋」。とても慎ましく穏やかです。でも女性はいつの時代でも、しっかりと自意識を持ち合わせています。そんな千尋の想い。婚約者もいるし、自分でも強く懸想していないと思っていても、心は想いを受け止めているのです。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
ああー面白かった( *´艸`)! いやーさすが福山さん、恋愛小説家! またまた涙腺緩まされました。素晴らしいです。まだ少女と女性の間にいるような千尋さんの心の揺れが…!
大正ロマン、しっかりと感じました!
お父さん、お母さん双方に対する千尋さんの気持ちの描写も丁寧で、なるほど、色々と考える賢い女の子だけど、ちょっと斜に構えてしまうというか、型にはまることを嫌がるようなところもある年頃の女の子なイメージを抱きました。
最初は千尋さんの気持ちが見えず、読み進めるうちに、あらあら千尋さん、田所さんのこと憎からず思っているのね?と驚き、田所さんの男気に喜び、悩む千尋さんにあれあれ?と思わされ……。あら、意中の人がもういるんじゃない!とビックリさせられ……。もう読んでいるうちに私の気持ちがずっと揺らされておりました! 良助さんはまた田所さんと対照的な感じのする、イイ男ですねぇ。一緒に写真を撮ってあげたりは優しいですが、根掘り葉掘り聞かないところとかも、ある意味で深く踏み込んでこないずるい男に感じます。いや、きっとこれが彼の優しさなのでしょう。一度こういう男に惚れると嵌ってしまう気がします……。良き思い出にする方がいいのよこういう男は。
ちなみに、私個人としては田所さん推しー! 千尋さんには幸せになって欲しいし、田所さんにも幸せになって欲しいです。
素敵なお話を、ありがとうございました(^^)!
作者からの返信
保紫 奏杜様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
いやいやいや、褒め過ぎちゃ駄目です、まだまだ未熟なのです(汗)。
千尋、周囲をよく見る感受性の高い子です。父親が商売で成功し一代で財を稼いでる事実からもわかる通り、かなり賢い父親の血を引き継いでます。ただその感性と「躾」には差異が大きく存在します。母親という存在、全幅の信頼を千尋が寄せ、父よりも尊敬している母。
これは図式として、母が旧来の日本人の象徴であり、父が大正を迎えた近代日本人の象徴です。千尋は近代へ向けた日本人の苦悩を十代と言う爽やかな年代で体現した象徴です。
文豪達が苦悩する近代日本人としての在り様を、彼女はキラキラとこざっぱりにバランスを取っています。
なんて、難しい事は止めておきましょう。全部嘘です(笑)。
さて、そんな千尋の恋。田所さんというとても気性の良い男性と良助さんというとても気性の難しい男性。千尋にとって田所さんは「日常にいても自然に感じられるほど家族に近しい存在」。対して良助さんは「何を言ってるかよくわからないけど、その深い愛情を知るに得難い人」となります。
理性と情熱、そんな二人の男性を前にして近代を望む千尋という存在は、その恋はこの様な結末となりました。
田所さん推し、いいですね。それはもう間違いなく幸福な家庭まっしぐらなのです。謙虚で優しくておおらかで快活、繊細な情を持つ田所さんは生涯千尋を大事にし、子供や孫に囲まれ幸せに生きてゆくと思います。
コメント通りにわざわざお越し頂き、感激です。このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
本当にてんがさまはすごい方です。こんなにスーッと大正ロマンが入ってくる。文も、ストーリーも、千尋の想いも、まるで自分のことのように入ってきました。
私的な話になりますが、私の初恋と似た感じすらおぼえました。写真1枚の重みが本当に千尋の中で大きいように、私の中でも1枚の捨てられない写真があります。そこには私は映っていませんが、初めて恋焦がれた人が映っています。「諦めるなんて無理」「忘れるなんて出来ない」そう思っていましたが、いつの間にか今に至ります。時間と写真が千尋の涙を必ず救ってくれるでしょう。
何だか見当はずれな感想を述べてしまい、申し訳ありません。
でも、本当に素敵なお話でした!!
ブランクなんて感じる隙も無く(*‘ω‘ *)
久々泣けました。いい意味で。ありがとうございます(*‘ω‘ *)
作者からの返信
すずちゃんへ
お読み頂き、誠にありがとうございます。
お褒め頂き、恐縮です。でも、ブランクありありです(汗)。
まだまだ練り込んでゆけば、大正感をもっと出せるとは思うのですが、これくらいが丁度いいかなぁと。薄味です(笑)。
すずちゃんの一枚の写真、そういうのありますよね。大切に、大切に、しまっておく思い出。いつのまにかで今に至って、でも思い起こせばその時代があって恋してた事は素敵だと思います。
千尋がその写真を持っておくのかどうかは、誰にもわからない彼女の人生で答えが出るかと思います。
どんな時代の恋でも、変わらない想いはあって、変わらない強さがあって、変わらない愛しさがあると思うのです。
大正という時代の転換期、知識人はとても狼狽えるのですが、女の子はどう生きるのか、僕はやっぱり愛に生きるんじゃないかなぁって思うんです。生活や習慣は別にして、女性と言うのは常に生きる事の根源を掴んでいるモノだと僕は思っています。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
嗚呼、これは紛れもなく大正浪漫……大正浪漫の冴え冴えとした風を感じます……!
圧倒的、かつ怒涛の如く、筆力に乗って押し寄せてくる感情たちに、暫し溺れることをお許しください……。
曇天→風→嵐→雨、そして晴れ……この物語に触れる中、そのように感情が推移いたしましてよ(突然のお嬢)
やはり素晴らしい、感情を揺さぶる文章、まさに天下一品……!
「これが福山典雅様だ!」とばかりの一作を、情緒たっぷりの大正浪漫で描いてくださった喜び……良き作品、本当にありがとうございました……!
余韻の残るラストもฅ(TωT*ฅ)すごくイイ…★
作者からの返信
初美陽一様
お忙しい中、お読み頂き誠にありがとうございます。
褒め過ぎでございます(照)。大正時代、なんだか急に書きたくなりました。実はこの物語は構想上(妄想)では、別の作中に登場する短編です。
19歳の僕が祖父のお葬式後に書斎で見つけた名も無き作家の本、そしてその中に挟まれていた一枚の写真から始まる物語です。
その写真には若き日の祖父と美しい女性の姿。挟まれていた小説の作者が及川千尋。僕はこの若き祖父と写真に写っている女性にその死を知らせに行く旅に出ます。僕は良助の孫です。
そんな物語を考えていましたが、この作中用の短編を書いて、もう満足したので切り取って投稿しました(笑)。
大正時代という文豪煌めく時代に、憧憬を持った私の短編です。出来上がりはもうどうしょうもなくマニアックですね。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
ブランクとは一体……(;^_^A
情景が浮かび上がるほどに大正ロマンなのが凄い。
キャラの言動や地の文はもちろん、改行のない詰められた文章もいかにも古の文学な雰囲気を醸し出すのに一役買ってます。
そこまで狙って書いたのならやはりすごい!
恋愛ものとしても、当時のその不自由さ、そんな中での幸せを紡ごうとする人たちの葛藤と行動、実に味わい深い作品でした。
大事な事なので2回言います
ブランクとは一体……(;^_^A
作者からの返信
素通り寺(ストーリーテラー)様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
ブランク、すごく感じているのですが……(笑)。
この物語、他の方のコメントにも書かせて頂いておりますが「異質」な仕上がりです。ご指摘されている通り、行間は敢えて詰めて一般文芸の形にしております。大正時代の事も少しばかり時代考証をし、さりげなくちりばめています。お菓子もそうですし、女学生の習い事、詩吟が衰退気味だった事、カメラの歴史、そして自由恋愛を唱え女性の社会進出を言いつつ、女学校卒業でまだ親の決めた結婚が多かった事。
そんな中で大正時代の女の子は「恋」において、何を考え、何を想うのか。私なりにまだまだ稚拙ですが、書かせて頂きました。
ブランク、やっぱりすごく感じてます(笑)。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
初めまして。こんにちは。
実はこの手の作品は苦手なんですが、思わず引き込まれました。時代感が凄かったです。
(シュークリームがすでにあったとは意外でした‥‥‥)
作者からの返信
文鳥亮様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
お褒めのお言葉、嬉しいです。書いてる私もカクヨム的には需要のないすごく異質なものかなと思ってます(笑)。
シュークリーム、あるんです。確か幕末にもたらされ、明治からあるはずです。私のイメージでは明治は「あんぱん」なのですが、こちらは大正、様々なモダンな文化も取り入れられ、スイーツも様々。作中の千尋もふかし芋なんか出しつつ、西洋菓子が大好きです(笑)。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
恋によって心が変わり、人が変わり、人生が変わる。
そんな一連のイメージが見事な心理描写や時代背景に支えられ感情が揺さぶられました。
一つの思いと千の詫びの対比も深く、千尋を取り巻くヒューマンドラマがありありと浮かんできます。
福山典雅先生、
本当に素晴らしい小説をありがとうございました。
作者からの返信
刹那様
お読み頂き、さらにびっくりするぐらい凄いレビューを頂いてしまい、心より御礼申し上げます。
先生じゃないですから(汗)。凡人でど素人です。まだまだ自分の未熟さに日々悩みもだえ苦しむ物書きもどきです(笑)。
大正時代と言うのは文豪煌めく世界です。もしね、そんな時代に自分が生きていたらどんな物語を書くのか、なんて思いました。時代を越える素晴らしい文学が生まれている時代、私が書けるのは千尋の物語でした。
過分なお褒めの御言葉に恐縮しつつ、さらにこのとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
こんばんは。
ああ、面白かった。
「わたしと夫婦になって頂けませんか」で、田所よっしゃー! 良く言った! と思い。
「なにかたくらんでる顔だな、ははは」に、良助この野郎♡
と思い。私は真面目で誠実な男が好きである(田所)
女をぶうんと振り回し惹きつけてやまない悪い男も好きである(良助)
良助は何も悪い事はしてないのだが、淑女のハートをがっちりつかんじゃう色男であるのが罪なのである。
二人の対照的な男。ああ、面白かった。
作者からの返信
加須 千花様
お読み頂き、さらにネタバレを気遣った素敵なレビューまでも頂き、心より御礼申し上げます。
田所さんと良助さん、このお二人は別の物語なら主役を軽々と張れるくらいに良き男達です。でもね、これは千尋の物語。
陰を持って、斜に構えて、でも甘い物に弱くて、お母さんを尊敬してて、慎ましやかで、恥ずかしがり屋で、芯を持ってて、賢くて、でも愚かで、怒りん坊で、弱くて、情けなくて、泣き虫で、そんな大正時代を生きた普通の女の子の物語。
カクヨムとはしては異質かなぁ、誰が読むのかなぁ、と悩んで投稿した物語でもあります。このとっつきにくいお話に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
『恋歌』というものがあります。
この物語を読んで、この言葉が浮かび上がってきました。
恋は人を変える。でも、それは良くも悪くも成長になってしまう。
正直と思い込みは紙一重。
その内、あまりにも正直なことは、悲しくも美しくもある『恋歌』として聴こえてきました。
久々の福山さんの物語。
じっくりと、堪能させていただきました。
作者からの返信
西之園上実様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
「恋歌」、さすがは西之園さんらしいアプローチ、嬉しいです。
うまくいく恋も、つらい恋も、生まれなかった恋も、あらゆる恋は恋。
私は自称恋愛小説家なんてうそぶいてますが、たくさんの「恋のカタチ」を書きたいと思っています。どんなカタチであれ、人の心を激しく揺さぶる想い、静かにずっとさざ波の様に続く想い、気付かずに知らなかった秘めた思い、様々な恋がたくさん世界にはあります。
このとっつきにくい物語、最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
『もはや運命的にも決定事項である事実ではないかと慄いた。そう慄いたのだ』
ここが好きです。
漠然とした恋心を抱え、それでも日常を送れていたた主人公が、多くを自覚する瞬間だったのかと思います。
今でも昔でも、叶わないかもしれない想いに無茶苦茶になれる場合もありますが、そっと向き合って胸に落とす。
なんと慎ましくも熱い恋心。
素敵でした。
読ませて頂きありがとうございました!
作者からの返信
幸まる様
お読み頂き、さらに深いレビューまで頂いてしまい、心より御礼申し上げます。
ああ、そこを好きになって頂き嬉しいです。決定的な部分でもあります。
少女が大人にならざる得ない事、結婚と言う現実を受け入れねばならない事、そしてそれは今の淡い想いを抱く自分との決定的な決別をせねばならないという慄きなのです。
でもですね、その想いは良助さんの短い言葉から、微かではあっても「つながった想い」へと昇華され、その瞬間、彼女の想いは満たさ、満遍なくこの世界に生きている喜びを得ます。そして人知れずその想いをそっとしまうのです……。
大正を生きた女の子「たったひとつの恋ごころ」。
とっつきにくいこの物語、最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
あぁ……。
千尋さんの気持ちが、切ない( >д<)、;'.・
とまどい、憧れと恋心、そして決意。
どの場面も千尋さんの想いが痛かったです(*>ω<*)ウルウル
良助さんの様な男性に惹かれるの、分かる気がします。
作者からの返信
桔梗 浬様
お読み頂き、さらに素敵なレビューまで頂いてしまい、心より御礼申し上げます。
千尋、最初はちょっと斜に構えた女の子ですが、結婚と言う抗えぬ運命から、迫りくる現実に対し自分の心のやり場を探し苦悶します。
大正時代でも現代でも、女の子こういう心は変わらないだろうなって思っています。想いを感じてくれて嬉しいです。
このとっつきにくい物語、最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
これぞ純文学!最初から最後まで心理描写が深いですね。バウムクーヘンやシュークリームを出すあたり典雅さんらしいお茶目を感じました(笑)ラストの写真のくだりはとても印象深く心を打ちました。芥川賞に推奨します!
作者からの返信
八万さんへ
お読み頂き、さらにレビューも頂き、その上で誤字報告までして頂く、有難さ満載の3点セットに、心より御礼申し上げます。
お菓子はですね、出したかったんです(笑)。十五歳の女の子の気を引くのはやはりお菓子、当時としてはそれなりに出回る西洋菓子でございます。あっ、芥川賞なんて、お、恐れ多いです(汗)。
中々、カクヨムでは難しい物語、最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
千尋に感情移入して、胸が締め付けられました。
切なく、儚く、美しい恋物語でした。
流石です典雅さん。
それにしても大正が舞台とは、相変わらず引き出しの多さに脱帽しもります⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
作者からの返信
大入 圭様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
お褒め頂き、恐縮ですって、いやいやいや、引き出しは多くはないですから! 気分的にこんな感じになっていて、大正の女の子書きたいなぁと思いました。
今の子とは違うけど、でも共通する部分もあり、大正時代的なモラル感と共にお楽しみ頂ければと思いました。とっつきにくいこの物語、最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
みょ〜ヽ(≧▽≦)ノ
なんだか、叫んでしまいそうです。
すごく良かったです。
良い体験をありがとうございます。この女性の心に触れることが出来ました。
随所に散りばめられた時代背景が、また雰囲気を後押ししていて素敵ですね。
情景描写より心理描写から匂わせる時代背景……うーむ。
思わず唸ってしまうくらい素敵です。
電車の中で、スマホ見ながら叫んだり唸ったりして、周囲から変な目で見られてしまった責任はとってくださいね。
素敵でした。
ありがとうございました♪
作者からの返信
ふむふむ様
お読み頂き誠にありがとうございます、みょ〜( ;∀;)
たくさんお褒め頂き、すごく恐縮でございます。
未だ書いた事のなかった時代小説(?)、文豪ひしめく大正という世界を切り取りたくなりました。
私の考える大正、一応少しは時代考証的な事もして、とは言え「めっちゃ調べたぜぇ!」的に細かく描写するのは避け、普通を心掛けました。
仰る通り、情景描写よりも心理描写を重視しています。よくある純文学的な、「些末に感じる雑踏の息遣いが街灯のぼんやりとした明るさと溶け込み、ひやりとする冬景色を穏やかな暖炉の様に包み込んでいた」的な(てきとーです笑)、情景と心理をミクスチャーした形にしようかとも思ったのですが、くどいのでやめました。
あっさりとした大正時代の若い子はこうかなぁ、という口語体です。その女の子の「たったひとつの恋ごころ」を語るにはこれが一番だと思いました。
電車での責任、私が近くに居たらもっと変な事をして人目を引き誤魔化して差し上げたかったです(笑)。
このとっつきにくい物語にお付き合い頂き、ありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
千の詫びへの応援コメント
心理描写の威力が凄い……
福山さん。私は今まで、福山さんは男性だと思い込んでいましたが、実は女性なのではないかと、自分の今までの感覚を疑いました。
でも二度目を読んだらやっぱり男性なような気も……
いや、書き手の性別を推測するなんて野暮ですね!
性別を超越した存在、それが福山さんということで。
自分が決めた道。後戻りはできない。けれど揺れる女性の絶妙な心。堪能させて頂きました。ありがとうございました。
作者からの返信
みかみ様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
あっ、一応男性です(照)。性別を問われても特に問題はないです(笑)。「わたし」という一人称で書きたくなって、気が付いたらこうなっていました。
大正の女の子、こういう時代考証が必要な物語はどうも苦手にしていたのでチャレンジです。明治でもなく昭和でもなく、大正ってすごく狭間な気がしたんです。時代の転換期は多くの文豪を生み出すし、その裏で女の子は表面上でなくどう考えてるかなって思って。
でも「恋ごころ」というのは時代を越えて変わらない部分があるので、そこをテーマにしてみました。結果、ちょっとカクヨムユーザー的には、完全に場違い感丸出しになってしまって、しかも一万文字っもあるし、もはや「誰が読むんだろう……」と思いながら投稿させて頂きました。
この物語でコメント頂けるなんて嬉しいです。お褒め頂き幸せです、ありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
千の詫びへの応援コメント
さかしいと、言われぬように自身を隠生きる千尋。
時代という男性性のそれぞれの上着を着こなす男たち。密かに小さく強きおうちの扇のかなめであるお母さんたち。
千尋の心にあれやこれやしまいこんだの引き出しに。キラキラとした宝物が加わって、婆ちゃんになってもそれが彼女の生きる輝きの一つとなりましょうね。
素敵なお話ありがとう!
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
こちらは久し振りの小説らしきもの、リハビリとして書きました。
大正時代の女の子が急に書きたくなって、世に出すわけでもない長編で、その中の挿入短編がこちらです。
いつの時代でも、恋って想いの一番大事な部分は変わらないと思うんです。
そういう所を書けないかな思いながら、自然と生まれた物語です。
丁寧に、そして的確に読み取って頂き嬉しいです。私の方こそ、ありがとうございますです。
このとっつきにくい物語に最後までお付き合い頂き、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)