清々しい青春の1ページ

一人称が不思議な作品で、でも、その部分がこの主人公の人格なんだろうな、と感じました。リアル。一人称って結構変わるよね、みたいな。
大切なものは、そばにあってもなかなか気づけないものですね。メーテルリンクの青い鳥からつづく普遍的なテーマですが、それを現代の恋愛ものとして面白く読みました。
ラストの一文が詩的で素敵。暗喩なのかな?
面白かったです。ありがとうございました。