第42話 魔王からの下知じゃ! (3)
ほら、ほらこの通りじゃ、王允の奴も気落ち、落胆するのを辞めて笑い始めたぞ。でも
そう奴は自分の身体が火照ってしまい、自身の性欲が抑えきれなくなったと優艶に甘え、熱い吐息と嬌声を漏らしつつ、もう儂に悪戯をする行為を辞めてくれと泣きついてきたから。
「ああ、分った。王允……。そろそろ儂も辞めるとする」と奴に告げ。
まあ、その後は
だから儂の側にいる劉家の双子、張繍、樊稠の四人の顔色が一瞬で変わるから。
「董卓~、そろそろあのひとにもどりなさい~」
「お姉様の言われる通りです、仲穎~! いい加減に皆へと悪戯するのは辞めなさい~。ここは高等学園と言って~、未成年の男女が学ぶ学舎ですから~。いい加減にしなさい~」
「閣下~、アーシの事を馬鹿にしているの?」
「上田先輩はうちに対して責任をとらないといけないのだから、校長先生に変なことはしないでよね! それって浮気になるのだから」
まあ、この通りじゃ! 儂に甘え、子を授かりたいと嘆願迄してきた王允へと四人揃って嫉妬……。
劉弁と劉協の二人は、儂が余りにも気が多いいから
「はやく!」
「早くして!」
「早くしてください!」
「もう、上田先輩は~、早く~、元に戻ってよ~!」
四人は催促だけでは物足りず、儂に
「ほら弁と協……。張繡も樊稠もこちらに来い。儂が五人纏めて可愛がり慰めてやるから。ほら、早く来い」
と手招きして呼んでやった。
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