18歳の誕生日を迎えたドロシーは、その祝いの席で婚約者エドウィンから「婚約破棄」を告げられます。しかも代わりに婚約者として紹介されたのは、女学校ではいじめっこだったカロリーナ。
頭の中真っ白になったドロシーの前に颯爽と現れたのは、平民上がりの魔法騎士ベルンハルトでした。
「では俺と結婚してください」
すかさず求婚。
かつ、ドロシーに対して無礼な発言を続けるエドウィンに、
「ドロシー様は世界で一番かわいい」
と断言する彼。
王子様ですよ。
もうドロシーにとっての王子様登場です。
そもそもエドウィンに対して愛情のようなものを抱いていなかったドロシーは、ベルンハルトにどんどん心惹かれていきます。
惹かれる……のですが。
ベルンハルトは、ここんところはっきりしておこう、とばかりにドロシーに告げます。
「これは白い結婚ですから」
………はあ?ですよ。
ドロシーからすれば、再び頭真っ白なわけです。
ですがまあ、ベルンハルトはベルンハルトで、実は身分差とか自分の容姿に自信がない(いやめっちゃ男前)とかがあって、こんなことを言いだした感じで……。
それに気づいたドロシー。
ちょっとずつ彼に対して距離を詰め始めます。
現在まだ連載中ですが、ふたりの恋心は少しずつ成長中。
ぜひぜひ、じれもだなこのふたりを応援してやってくださいませ!