第18話 映画鑑賞
待ってましたの収入。
『突然異世界転移した俺は……』、108PV、☆0個。
『奇跡の倉』、3,640PV、☆32個。
獲得、3,748リワード、☆32個。
今回は多かった。
日本では年末年始が終わったらしい。
時間の流れが違うようだ。
それで多かった。
ガチャ行ってみよう。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093091585538210
従魔用、芽吹大砲スキルじゃな。
これは地味じゃが強いぞ。
物理ではチートな部類じゃ。
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スキルはいくらあっても良い。
説明を見る限り榴弾みたいな感じだな。
種を打ち込んで内側から破壊する。
大砲並みの威力なら、ドラゴンを相手にできるかも知れない。
コメントは2つ。
休日にDVD鑑賞が良いらしい。
そう言えば休むのも良いな。
DVDのポータブルプレイヤーが8799リワードだ。
乾電池5時間分、3336リワード。
1073リワードの昔の映画を2本、2146リワード。
ポップコーンとコーラが欲しいな。
ポップコーン300グラム大袋、495リワード。
コーラ1.5リットル、139リワード。
ポップコーンを食べながら映画を見る。
大画面でないのがちょっと雰囲気が出ないが、贅沢は言ってられない。
ベッドで寝そべってみてたらリリコットが来た。
「凄い魔道具だな」
「魔道具じゃないけど似たような物。映像を映し出す魔道具があるのか?」
「高いがな」
「へぇ、そうなの」
リリコットとベッドに腹ばいに寝そべって映画を見る。
何となく幸せだ。
ポップコーンとコーラが美味く感じる。
ぐっ、首が。
寝返りを打つと映像が傾く。
いま良い所なのに。
「肩が凝るな」
そう言うとリリコットは胡坐をかいた。
添い寝タイムが終わりを迎えた。
何となく寂しい。
映画の場面はキスシーンだ。
リリコットをちらっと見たが、べつだん普通だ。
もっとも言語が日本語だから伝わり難いのかも知れん。
アクションシーンに突入。
リリコットはポップコーンを貪るように食べている。
何となくアクションが好きらしいな。
アメコミヒーローがヒロインを救出して映画は終わった。
次はゾンビ物。
序盤は段々と暗雲が立ち込めて事態が進む。
ゾンビの数が増え。
主人公の仲間に犠牲者が出た。
立てこもるために建物を要塞化。
だが、ゾンビに突破されて、反撃しながら脱出。
振り切った所で、仲間のひとりが噛まれて悲しい別れ。
噛まれた仲間は、しんがりを務めると言ってひとりゾンビの群れに突撃。
泣く泣く、その場を後にする主人公達。
そして新たな拠点では、チンピラがボスになって圧政を敷いていた。
ゾンビだけでなく、人間同士の諍いが起きる。
「何で剣でぶった切らない。あんな速度なら無傷でやっつけられる」
「リリコットならそうだろうな。ところでアンデッドはいないのか」
「何だそれ」
「死体が動く奴だ」
「寄生モンスターか」
「まあ、そういうの」
「寄生モンスターは動きが鈍い。寄生されても退治用ポーションを飲めば体内のモンスターは死ぬ。それほど強敵ではない」
「なら良いけど」
「しかし、怠い演劇だな。見ててイライラする。駆け出し冒険者でももっと上手くやるぞ」
「リリコットならそう思うかもな」
トイレ休憩を挟みつつ最後まで見た。
夕日に向かってトラックで移動する主人公とヒロイン。
最後に荷台にゾンビが上がってきて、絶叫で終り。
体がカチコチになった。
昨日買った種を蒔くことにする。
農作業していたら、体がほぐれた。
リリコットは庭で大剣を素振りしている。
音と風が凄い。
あれならゾンビも近寄れないかもな。
俺は悪戯心で小石をリリコットの後ろから投げた。
リリコットは振り向きもせずに小石を大剣で弾いた。
「飯の時間か?」
「ええと、うん」
エンリコの所から運ばれた食事を二人で食べる。
リリコットは後ろからの攻撃にも対応しているのだな。
さすが凄腕冒険者。
ご飯を食べながらそんなことを考えた。
映画ではヒロインの危機にヒーローが颯爽と現れる。
リリコットの危機が想像できないんだが。
リリコットが危機になる状況では俺の命もかなりやばいだろう。
ラブロマンスなんて状況ではない。
だぶん、せいぜい俺はリリコットの身代わりになり損ねて死ぬ役どころだろうな。
となると、危機を助けるのではなくて胃袋を掴む系が良いのか。
ビールとか日本の物でかなり胃袋は掴めたと思う。
ロマンチックなムードになる食べ物とかあったかな。
ポッキーゲームとかかな。
リリコットがやってくれる可能性は皆無だろうな。
ハートのストローが220リワードだ。
これで何かを飲むのが精々だな。
飲むのは酎ハイが良いだろう。
そして、農作業で汗を流して夕方になった。
500ミリリットル、169リワードの酎ハイをグラスに注いだ。
そしてハートのストローを刺す。
「これを二人で飲もう」
「変わったストローだな。二人同時に飲めるのか。良いぜ飲もう」
ハートのストローで酎ハイを飲む。
「どう」
「どうって甘いが美味い酒だな」
「二人で一緒に飲んでドキドキしたりしないのか?」
「しないな。酔ったら酒場でジョッキを二人同時に飲んだりもするぞ。回し飲みなんか日常茶飯事だ。お替わりをくれ」
酎ハイをグラスに注いで何度も二人で飲む。
くそっ、いつもより早く酔いが回るような。
リリコットに付き合ったらこっちが酔いつぶれる。
だが、ハートストローで飲む酒は格別だ。
前世でもやったことがないからな。
前世の彼女は嫌がったからだ。
気にしないリリコットは豪快だな。
なんだがロマンチックなムードではなくなった。
くそっ、だいぶ飲まされた。
酎ハイ8本か。
ひとり4本の計算か。
飲み過ぎだ。
腹もタプンタプン言っている。
「飲み過ぎた」
「お土産にこの酒をくれ」
「もってけドロボー」
酔わせてことに及ぼうとか考えたわけじゃないが、何となく負けた気分。
でも美味い酒で胃袋を掴んだから良いか。
若い女の子とハートストローで飲めただけで幸せと思わないとな。
次はケーキとか行ってみようかな。
チョコレートの板に文字を書く奴をやってみたい。
それで愛の告白を書くんだ。
あっ、文字が書けないんだった。
エンリケにこそっと愛の告白の言葉を教えてもらおう。
おっさん同士でするような話題でもないけどな。
まあ、上手く聞き出せるだろう。
明日は久しぶりに街に行こう。
ジッパーもだいぶ溜まったしな。
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今回のスキルと☆:
☆獲得32個。
獲得スキル、なし。
☆残り115個
今回の収支:
収入
3,748リワード
支出
DVDポータブルプレイヤー、8799リワード
乾電池5時間分、3336リワード
DVD映画2本、2146リワード
ポップコーン300グラム大袋、495リワード
コーラ1.5リットル、139リワード
ハートのストロー、220リワード
酎ハイ16本、2704リワード
グラス、682リワード
魔力、6,000イール
残金
140,323リワード
2,044,000イール
銀のたわし
0個
次の分岐:
街でリリコットとデート。どこへ?
①教会で結婚式を見る
②ウインドーショッピング
③食べ歩き
コメントでどれが良いか書いて下さい。
1/8日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
ガチャ:
ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。
権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。
ノーマルガチャ:あと♡6個
⓪ 銀のたわし
① 10リワード
② 100リワード
③ 1000リワード
④ 従魔用、氷弾スキル
⑤ 従魔用、炎息吹スキル
⑥ 従魔用、石綱拘束スキル
⑦ 従魔用、誘導雷撃スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
スペシャルガチャ:あと☆55個
⓪ 従魔用、超身体強化スキル
① 従魔用、残機スキル
② 従魔用、幸運スキル
③ 従魔用、強奪スキル
④ 従魔用、竜化スキル
⑤ 従魔用、石化息吹スキル
⑥ 従魔用、神威スキル
⑦ 従魔用、再挑戦スキル
⑧ 従魔用、霧化スキル
⑨ 従魔用、十秒無敵スキル
リワードガチャ:あと175PV
⓪ 銀のたわし
① リワード獲得1.1倍
② リワード獲得1.2倍
③ リワード獲得1.5倍
④ リワード獲得2倍
⑤ リワード獲得5倍
⑥ リワード獲得10倍
⑦ リワード獲得100倍
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:丸太・喰寝
レベル:51
魔力:69/13005
スキル:
[ ]カクカクⓘ
砂鉄集めⓘ
製鉄ⓘ
調理器具作成ⓘ
ゴミ箱ⓘ
精肉ⓘ
ノコギリⓘ
木材作成ⓘ
家改築ⓘ
裁縫道具作成ⓘ
食器作成ⓘ
家具作成ⓘ
ジッパー作成ⓘ
名前:オッコト
レベル:51
魔力:8441/15606
スキル:
火炎竜巻ⓘ
炎鎧ⓘ
氷壁ⓘ
絶対零度吹雪ⓘ
炎爪ⓘ
植物拘束ⓘ
照明ⓘ
芽吹大砲ⓘ
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