第15話 ダンジョン

 待ってましたの収入。

 『突然異世界転移した俺は……』、40PV、☆0個。

 『奇跡の倉』、1,656PV、☆4個。

 『魔道具は歌う』、2,509PV、☆0個。

 獲得、4,205リワード、☆4個。


 毎回、これぐらいは欲しいものだ。

 ガチャ行ってみよう。


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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093090986546732

 ♡10個すら溜まらんか。

 情けない。

 これは10万字で打ち切りだな。

 もしくはリセットじゃ。

――――――――――――――――――――――――


 ざまぁなし、最強なしじゃこんな物だよな。

 リセットするなら次は最強と行きたいものだ。


 コメントは4つ、ウイスキーをリリコットに贈れだ。

 700ミリリットルで黒い瓶の1990リワードの奴にするか。

 最初から高い酒を贈るとここぞという時に高いのが使えないからだ。


「オッコト、ここら一帯の蛇は大体、絶滅したか?」

「ぷぎっ」


 頷くオッコト。

 レベルを上げるには次は何にしよう。

 うーん、ウルフ系はピンキリだ。

 かなり強い奴もいるらしい。


 ゴブリンは巣穴を潰したからここらにはいない。

 ホーンラビットもオッコトが食っているのでいない。

 オークの集落も潰したしな。


 遠征する自信はない。

 オッコトの実力はCランク上位辺りだと思って良いだろう。

 ジェノサイドベアみたいな奴と出くわすと危ない。


「オッコト、敵うウルフ系をくちゃくちゃやっと来い」

「ぷきっ!」


 とりあえずこれで良いか。

 オッコトは駆け足で森に入って行った。


 オッコトの大きさは現在2メートルを超える。

 まだ成体ではないがかなり大きくなった。

 モンスターも食うが、芋とか、草食動物なんかも食っている。

 餌はあげてない。


 ウイスキーを100均のリボンでラッピングする。

 安酒のウイスキーが高級になった気がした。


 応援が貰える物語か。

 考えても仕方ないな。


 昼飯になる頃に口の周りを赤く染めて、オッコトは帰ってきた。

 レベルは1上がっている。

 ウルフ系は素早いうえに頭が良い。

 たぶん敵わないと思ったら逃げるのだろうな。

 効率的にはウルフ系はあまり美味しくない気がする。

 だが、現状では仕方ない。


 今日はリリコットは来ないのか。

 そう思ったら昼飯を持ってリリコットが現れた。


「おう。今日は遅いな」

「昨日、ビールを飲み過ぎて、二日酔い気味だ」

「じゃあ、このプレゼントは不味いか」

「何かくれるのか?」

「ウイスキーだ。強い酒だが美味いぞ。ビールみたいに開けたらすぐに飲まないといけないわけじゃない。毎日ちびちびと飲める酒だ」

「ありがたく貰っておくよ」


 昼飯を食べながらリリコットに相談することにした。


「オッコトのレベルアップに悩んでる。ここら辺りのザコはほとんど殺した。いまウルフ系を狩らせているが効率が悪い」

「オッコトの強さだと、オーク辺りが良いかもな」

「集落を潰したから近隣にはいないと思う」

「遠征するしかないな」


「やっぱり遠征か」

「ダンジョンでもあればレベルはかなり上がるぞ。だが、危険だ」

「ダンジョンがあるのか?」

「ここは魔力の濃い土地だから、探せばあるはずだ」


「オッコト、ダンジョンを知っているか?」

「ぷぎっ!」


 オッコトが知っているらしい。


「案内してくれ」


 オッコトの案内でダンジョンに向かう。

 ダンジョンは森の中にあった。

 わりと近い。


「言っておくが、ダンジョンのモンスターは強敵だぞ」


 リリコット的にはあまりお勧めではないらしい。


「どうして?」

「ダンジョンコアが何万匹ものモンスターを統率しているんだぞ。弱いわけない」

「ああ、軍隊みたいな強さか」

「そうだ。その認識で合っている。軍隊の陣地に攻め入るのに似てる」


 トラップとかが強敵なんだろうな。

 となると斥候が要るな。

 待てよ。

 トラップは大抵は金属だよな。

 金属探知機で何とかならないか。

 6999リワードで金属探知機はある。

 買えるな。

 電池が8本か、556リワードか。

 まあ、安いな。


 一時間ぐらいしか持たないらしいが、毎日1時間の探索としよう。

 まずは金属探知機が使えるかだ。


「トラップを探知する道具がある。使ってみたい」

「そんな便利な物があるのか」


 金属探知機を片手にダンジョンに踏み込む。

 いきなり金属反応。

 これは殺しに掛かっているな。

 反応があった場所を棒で押す。

 地面から槍が突き出て来た。


 そして、オークの集団が現れた。

 ダンジョンコアがトラップの作動を確認して、モンスターを寄越したらしい。


 オッコトがオークを食い殺す。


「最初のザコがオークか。Aランクダンジョンだな。Sランクかも知れない」

「とりあえず、オークを倒しまくることにするよ」

「ある程度モンスターを倒すと強敵が来るぞ」

「ゴブリンキング辺りならなんとかなりそうだ」

「油断してると、オーガの集団なんかが突如現れる。ダンジョンはそういう所だ」


 Aランクの集団はきついだろうな。

 ジェノサイドベア単体もきついのに。


「とにかく少しずつ攻略だ」

「そういうなら付き合ってやるよ」


 オークを倒しまくっていたら、オークを引き連れて赤い巨大なトカゲが現れた。


「サラマンダー、Bランク上位だ」

「オッコト、絶対零度吹雪」


 オッコトが冷気のブレスを吐く。

 サラマンダーは全身を炎で包んだ。

 冷気のブレスが効いてない。


 そして、サラマンダーは炎弾を吐いた。

 俺達は回避した。

 オークが接近してきた。


 オークが前衛でサラマンダーが後衛みたいだな。

 サラマンダーの炎弾がうっとうしい。


 リリコットとオッコトがオークと戦闘を始めた。

 だが、サラマンダーの炎弾の援護でなかなかオークが倒せない。

 組織だった動きをするとこうも強いのか。


 だが、リリコットが1体、また1体とオークを斬り捨てた。

 さすがAランク。

 オークはみんな殺した。


 サラマンダーが大きく息を吸い込むのが見える。


「いかん、ブレスが来る!」


 リリコットはブレスを吐かれる前にサラマンダーの首を斬り落とした。

 これは確かに強敵だ。

 リリコットがいなければ死んでたな。


 今日はこれで終わっておこう。


――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 ☆獲得4個。

 獲得スキル、なし。


 ☆残り72個


今回の収支:

 収入

 4,205リワード


 支出

 ウイスキー、1990リワード

 リボン、100リワード

 金属探知機、6999リワード

 電池、556リワード

 魔力、6000イール


 残金

 79,781リワード

 2,072,000イール


 銀のたわし

 4個


次の分岐:


 ダンジョン攻略、主人公の秘密兵器はどれ?


 ①唐辛子爆弾

 ②小麦粉の粉塵爆発

 ③火炎瓶


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 12/28日の午後2時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


ガチャ:

 ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。


 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。

 権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。



ノーマルガチャ:あと♡1個

 ⓪ 銀のたわし

 ① 10リワード

 ② 100リワード

 ③ 1000リワード

 ④ 従魔用、氷弾スキル

 ⑤ 従魔用、炎息吹スキル

 ⑥ 従魔用、石綱拘束スキル

 ⑦ 従魔用、芽吹大砲スキル

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ 銀のたわし


スペシャルガチャ:あと☆61個

 ⓪ 従魔用、超身体強化スキル

 ① 従魔用、残機スキル

 ② 従魔用、幸運スキル

 ③ 従魔用、強奪スキル

 ④ 従魔用、竜化スキル

 ⑤ 従魔用、石化息吹スキル

 ⑥ 従魔用、神威スキル

 ⑦ 従魔用、再挑戦スキル

 ⑧ 従魔用、霧化スキル

 ⑨ 従魔用、十秒無敵スキル


リワードガチャ:あと411PV

 ⓪ 銀のたわし

 ① リワード獲得1.1倍

 ② リワード獲得1.2倍

 ③ リワード獲得1.5倍

 ④ リワード獲得2倍

 ⑤ リワード獲得5倍

 ⑥ リワード獲得10倍

 ⑦ リワード獲得100倍

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ 銀のたわし


 ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


名前:丸太・喰寝

レベル:32

魔力:8/5120

スキル:

 [ ]カクカクⓘ

 砂鉄集めⓘ

 製鉄ⓘ

 調理器具作成ⓘ

 ゴミ箱ⓘ

 精肉ⓘ

 ノコギリⓘ

 木材作成ⓘ

 家改築ⓘ

 裁縫道具作成ⓘ

 食器作成ⓘ

 家具作成ⓘ

 ジッパー作成ⓘ


名前:オッコト

レベル:32

魔力:3560/6144

スキル:

 火炎竜巻ⓘ

 炎鎧ⓘ

 氷壁ⓘ

 絶対零度吹雪ⓘ

 炎爪ⓘ

 植物拘束ⓘ

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