第12話 オークの集落
待ってましたの収入。
『突然異世界転移した俺は……』、55PV、☆0個。
『奇跡の倉』、1,127PV、☆4個。
獲得、1,182リワード、☆4個。
『奇跡の倉』が右肩上がり続行中。
良いぞ、もっと増えろ。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093090767924458
銀のたわしが4個めでリーチじゃな。
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リーチか素直に嬉しい。
コメントは1つ。
オークの集落を討伐か。
残りは、52,139リワードと☆33個。
朝飯を店員さんに貰って、さあ出発だ。
リリコットはいないが大丈夫だよな。
「オッコト、頼むぞ」
「ぷぎっ!」
いつもより気合の入ったオッコトの返事。
オッコトの先導でオークの集落を探す。
オークの集落の家は縄文人の住居のようだ。
「火は駄目だぞ。火事になりそうだからな。そうだ絶対零度吹雪を使え」
オッコトは冷気のブレスを吐き始めた。
オーク達は出て来ない。
冷気で死んだのか。
家のひとつに入るとオークが眠っていた。
冬眠状態のようだ。
下手な攻撃すると目を覚ますよな。
凍死するまで冷気を吐くのはオッコトの魔力が足りないだろう。
さて、どうしよう。
「ぷぎっ」
オッコトが来て、オークの首を食い千切った。
スプラッタだな。
こうやって殺していくのは良いが、オーク肉って食えるんだよな。
どうやって運ぼう。
リリコットの収納魔道具があればな。
勿体ないが、魔石以外は放置かな。
全部のオークを殺して途方に暮れてたら、リリコットが現れた。
「水臭いぜ。置いて行かれるとはな」
「伝言を読んだのか。よくここが分かったな」
「道しるべに木を傷つけただろう」
「ああ」
「丸わかりだったぞ。もっと上手くやるんだな」
「何で?」
「チンピラ冒険者もいるからな。酷いのになると獲物を横取りするために殺しもいとわない」
「物騒だな」
オークの死骸も収納できたし、金にはなった。
その額、金貨187枚。
1870000イールだ。
冒険者って儲かるんだな。
「運が良かったな」
呆れたようなリリコットの顔。
「何が?」
「オークの群れはBランクだぞ。集落ともなるとAランク近い」
「やばかったのか」
「見たところ眠らせたんだな」
「戦闘の痕跡で分かるのか?」
「ああ」
リリコットは凄腕だな。
Aランクは伊達じゃないってか。
さあ帰って、昼飯だ。
昼飯は届いてた。
しかも2人分。
エンリコは気が利くな。
だがその前にシャワーを浴びたい。
「風呂があるんだってな。入らせろ」
「魔力がないんだよ」
「あたいがお湯を沸かしてやる」
風呂タイムになった。
「覗くなよ」
ええとこれは覗けというフラグかな。
いや、創作物とは違う。
修学旅行で男子生徒が覗きに行って停学を食らったというニュースを見たことがある。
君子なとやらだ。
リリコットが風呂から上がった。
「何だ、期待してたのにな」
「覗いたら殴るんだろう」
「当たり前だ」
「覗いたら良いのか駄目なのか」
「そりゃ相手による」
「俺は?」
「秘密だ」
こういう所はリリコットも女だな。
肝心な所をはぐらかす。
まあ良い。
風呂に入ろう。
「ふいー。生き返る」
森歩きで汗かいたからな。
植物によっては痒いんだよ。
棘とかで引っ掻かれて痒いのはいいけど、うるしみたいな植物で痒いのは後を引く。
うん、肌が露出した所に赤いのがあるな。
リリコットはそんな素振りはなかったな。
風呂上がりに、リリコットに聞いてみた。
「虫対策、毒対策は基本だぜ。森に入るとそういうのはしつこいからな」
「塗り薬か?」
「ああそうだ」
冒険者としての基本知識が抜けている。
こんなのじゃいつか痛い目を見る。
しばらく冒険はやめておこう。
リリコットが来たら基本から教わるか。
そうしないといけないな。
「なあ、冒険者のイロハを教えてくれよ」
「ただじゃ駄目だ。商売道具みたいな物だからな」
うん、ビールを出すか。
ビール6缶、928リワード。
「昼飯にしよう。風呂上がりのビールは美味いぞ」
「ああ、前に飲んだ奴な」
「イロハを教えてくれたらこの酒を出してやる」
「くっ、痛い所を突かれたな。ぷはぁ、本当に美味いぜ。ビール最高」
「どうだ」
「こんなの出されたら頷くしかないな」
やったと言いたいが、リワードは貴重なんだよな。
まあ、リリコットの幸せそうな顔を見ると何にも言えない気がしてきた。
昼飯を終え、リバーシを出した。
オッコトには負けたが、リリコットには負けない。
でも怖いから、大勝するようなことはすまい。
「ゲームか。何か賭けるか?」
リリコットはギャンブルが好きなのか。
「やめよう。身内はカモりたくない」
「言ったな。初めてやるゲームだから、最初の何回かは負けるだろうが、こう見えてゲームは得意だ」
「じゃやるか」
リリコットは最初の1回でルールを覚えた。
次の1回ですみの重要性を認識。
次は接戦になった。
「もう負けないぜ」
「ぶひっ」
オッコト名人がお出ましだ。
「オッコトにボコボコにやられるがいい」
「ボアなんかに負けないぜ」
「いっとくがオッコトは天才だ。最初の1回で俺を負かせたからな」
「よし、ぐだぐた言ってないぜやるぞ」
案の定リリコットはオッコトにボコボコにされた。
「くそっ、強すぎるぜ。何でこんなに強いんだ」
「脳みその作りが違うからじゃないかな」
「次はショウギだ」
「よし、オッコト、ルールを教えてやる」
将棋のルールをオッコトに教えて対戦が始まった。
オッコトには定石を教えたのでリリコットはボコボコにされた。
「そんなの狡いぜ。守りが硬くて攻めも激しい。インチキだ」
「定石はインチキじゃないから」
トランプなら運が絡むけど、勝率でいったらオッコトに負けるんだろうな。
リリコットもトランプとは言わなかった。
エンリコはトランプを教材として売っているようだから、リリコットにはトランプを見せなかったのかもな。
運が絡むゲームに逃げたのでは負けだと思ったのかも知れないが。
とにかく平和な光景だ。
リリコットはゲームに負けたからと言って暴力に訴えるような奴ではなかった。
失礼なことを思った、ごめん。
リリコットは立派だ。
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今回のスキルと☆:
☆獲得4個。
獲得スキル、なし。
☆残り33個
今回の収支:
収入
1,182リワード
オーク売却、1,870,000イール
支出
ビール、928リワード
残金
51,211リワード
1,870,000イール
銀のたわし
4個
次の分岐:
リリコットの冒険者教室、どれ?
①薬草の見分け方
②モンスター追跡の仕方
③依頼の受け方
コメントでどれが良いか書いて下さい。
12/23日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
ガチャ:
ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。
権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。
ノーマルガチャ:あと♡10個
⓪ 銀のたわし
① 10リワード
② 100リワード
③ 1000リワード
④ 従魔用、炎爪スキル
⑤ 従魔用、炎息吹スキル
⑥ 従魔用、植物拘束スキル
⑦ 従魔用、芽吹大砲スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
スペシャルガチャ:あと☆61個
⓪ 従魔用、超身体強化スキル
① 従魔用、残機スキル
② 従魔用、幸運スキル
③ 従魔用、強奪スキル
④ 従魔用、竜化スキル
⑤ 従魔用、石化息吹スキル
⑥ 従魔用、神威スキル
⑦ 従魔用、再挑戦スキル
⑧ 従魔用、霧化スキル
⑨ 従魔用、十秒無敵スキル
リワードガチャ:あと553PV
⓪ 銀のたわし
① リワード獲得1.1倍
② リワード獲得1.2倍
③ リワード獲得1.5倍
④ リワード獲得2倍
⑤ リワード獲得5倍
⑥ リワード獲得10倍
⑦ リワード獲得100倍
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:丸太・喰寝
レベル:28
魔力:7/3920
スキル:
[ ]カクカクⓘ
砂鉄集めⓘ
製鉄ⓘ
調理器具作成ⓘ
ゴミ箱ⓘ
精肉ⓘ
ノコギリⓘ
木材作成ⓘ
家改築ⓘ
裁縫道具作成ⓘ
食器作成ⓘ
家具作成ⓘ
ジッパー作成ⓘ
名前:オッコト
レベル:28
魔力:581/4704
スキル:
火炎竜巻ⓘ
炎鎧ⓘ
氷壁ⓘ
絶対零度吹雪ⓘ
炎爪ⓘ
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