第10話 ゴブリンの巣
待ってましたの収入。
『突然異世界転移した俺は……』、34PV、☆4個。
『奇跡の倉』、727PV、☆8個。
獲得、761リワード、☆12個。
『奇跡の倉』が右肩上がり。
そのうち1000を超えるのかな。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093090650901450
10リワードじゃな。
ふははっ、ハズレじゃ。
だが、マイナスというわけではない。
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うん、10リワードはハズレだが、1リワードを笑う者は1リワードに泣く。
コメントは2つ。
ゴブリンの巣を攻略せよだ。
残りは、57,288リワードと☆120個。
「ただいま」
「ぷきっ」
「お土産も忘れてないぞ。果物と、焼肉だ」
「ぶーぶー、ぷぎっ」
オッコトはさっそくお土産を食べ始めた。
俺の朝飯は、パンにソーセージと温野菜を挟んだ物。
エンリコの店の店員が作ってくれた。
嬉しいことにこれから3度の食事を作って持って来てくれるらしい。
ピーラーのおかげだな。
日本の食事は何か祝い事がある時だけにしよう。
ピーラーの効果がなくなったらエンリコの店に取っ手が取れるフライパンや鍋のアイデアを持ち込もう。
日本でも一時期流行った商品だから、きっと大人気になるに違いない。
さて、ゴブリンの巣の攻略と行くか。
「よう。新しい剣が出来たんで来たぜ」
リリコットが現れた。
「リリコットも一緒にゴブリンをやっつけに行くか?」
「おう。肩慣らしにちょうど良いな」
「ぷぎっ」
「オッコトもやる気だな」
2人と1頭でゴブリンの巣穴に向かう。
先導はオッコトだ。
オッコトの鼻はゴブリンの匂いを捉えているらしい。
そして、洞窟の入口が見えた。
見張りのゴブリンが3匹いる。
「オッコト、やれ」
「ぷぎっ」
オッコトは炎鎧を見に纏って火だるまにになると、体当たりして見張りのゴブリンをやっつけた。
よし、プラスチック召喚。
100均の製品を10個お買い上げ。
ノコギリスキルで木を切りまくる。
ガソリン召喚。
10リットル、1630リワード。
入口を木で塞ぎ、木にガソリンを掛けて、プラスチック製品を中に。
それを燃やし始めた。
後は待つだけだ。
オッコトがブレスを吐いて、風を送る。
やるなオッコト。
煙はどんどん洞窟に送られた。
「なんかあたい好みじゃないな。大剣の出番は?」
「たぶんボスとかが怒って出てくると思う」
「分かったぜ。任せろ」
そして、本当に2メートルは超えているゴブリンキングが現れた。
リリコットが剣で一閃。
ゴブリンキングの首を刎ねた。
「やる!」
「驚くには値しないぜ。所詮、Cランクモンスターだ」
「よし、火を消そう」
オッコトが吹雪のブレスを吐き始めた。
火は瞬く間に消えた。
有毒ガスがあると不味いから、待つことにする。
「家に一旦戻ろう」
「そうだな。ただ待つのも辛い」
「ぷぎっ」
家に帰ると、昼食が置かれていた。
昼飯にするか。
昼飯を食べたら眠くなった。
「リリコット、悪い。少し眠い」
「添い寝してやろうか」
「いいや胸とか触って傷を作りたくない」
「度胸がない奴だな」
「ふぁー、すまんな」
ベッドに横になり羽毛布団を被る。
一瞬で眠りに就き、目が覚めた。
もにゅん。
リリコットが一緒に寝てた。
俺はベッドから飛び起きた。
「この布団いいな。ほしいぜ。くれるなら、さっきのは帳消しだ」
胸を触ったぐらいで約1万リワードはぼったくりだ。
「鳥の羽が入っているんだよ。作ったらどうだ」
「それで赦してやるよ」
腕時計で時間を見ると、10分ぐらいしか寝てない。
でも気分はスッキリだ。
さあ、ゴブリンの巣穴の探索と行くか。
巣穴の中はアリの巣構造だった。
ゴブリンが拡張したらしい。
ほとんどの部屋にはゴブリンの死骸以外は何もない。
たまに武器庫もあったが、入っていた武器は棍棒と弓矢。
売り物にはならないレベルだ。
ゴブリンキングが持っていた剣も錆びていてボロボロだった。
宝物庫があっても期待できないな。
ゴミ捨て場があった。
中には骨と赤い石が沢山あった。
「この石は?」
「魔石だな。売れるぜ。ランクが最低で大した金にはならないがな」
「リリコットに全部やるよ。リリコットの依頼料には足りないかもだけど」
「まあ、足りないな。依頼ではなかったが、御厚意に甘えて貰っておくよ」
宝物庫はあったがろくな物はなかった。
錆びた武器がいくつかと酒樽。
結局、魔石が一番高かったか。
「一番の収穫はレベルが3上がったことかな」
「いくつになった?」
「25」
「Cランクに近いDランクだな」
「戦闘スキルがないけどね」
「ガソリンと言ったかあれの火力は凄かったぜ」
「自分も火傷する可能性があるから、滅多に使えない。スキルとかの場合、自分はダメージを受けないみたいだな」
ダメージはオッコトがそうだったからな。
「まあな。それと、スキルによっては耐性が一緒になっているのもあるぞ」
「オッコトは火と冷気は大丈夫そうだけど、試す気にはならないな」
「テイムしているのなら、お前も耐性があるかもな」
家に帰ってコンロで指を炙ってみた。
熱さは感じるが、火傷する兆しがない。
火炎耐性があるようだ。
こうなるとガソリン使いとしてやっていけそうな気がする。
だけど、炎を吸い込んだりしたら、肺が焼けそうな気もするから、やっぱりやめだ。
チキンなぐらいがちょうど良い。
そうそう、風呂場が完成した。
後は魔道具のボイラーを付けるだけ。
一発ネタとして、エンリコにリバーシのアイデアを売るか。
ボイラー代ぐらいは稼げるだろう。
次に街に行った時に提案だな。
☆100スキルにジッパー作成があるんだよ。
これを取って、卸すのも良いかもな。
かなり高値で売れる商材になるに違いない。
とりあえずリバーシだな。
サンプル用に1480リワードのリバーシを買う。
こんどリリコットと対戦してみようかな。
いや、負けて逆ギレされたら怖い。
君子危うきに近寄らずだな。
庭で一人リバーシをやってたら、オッコトが来て、口で駒をひっくり返して相手を始めた。
えっ、リバーシできるぐらいに頭が良いのか。
おいおい。
だけど考えてみたら、ゴブリン程度でも弓を作るんだよな。
オッコトがリバーシ出来ても不思議ではない。
ちょっと、オッコト。
角は不味いって、俺が負けたら、ちょっと霊長類のプライドが傷つく。
「3手戻って良いかな?」
「ぷぎぎっ」
駄目らしい。
良いんだよ、リバーシで負けたって。
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今回のスキルと☆:
☆獲得12個。
獲得スキル、なし。
☆残り120個
今回の収支:
収入
761リワード
ガチャ10リワード
支出
プラスチック製品10個、1000リワード
ガソリン10リットル、1630リワード
リバーシ、1480リワード
入浴関連、200リワード
残金
52,978リワード
10,100イール
銀のたわし
3個
次の分岐:
流行らすならどれ?
①リバーシ
②将棋
③トランプ
コメントでどれが良いか書いて下さい。
12/21日の午後2時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
ガチャ:
ガチャは本作『突然異世界転移した俺は、小説投稿サイトの力でスローライフする』の♡10個毎のノーマルガチャ、☆100毎のスペシャルガチャ、PV1000毎のリワードガチャになります。
異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。
一日のガチャ権利が2個になったら、二桁目で。
権利が3個と4個の場合、月間ランキングで、それ以上は年間と、累計で。
ノーマルガチャ:あと♡3個
⓪ 銀のたわし
① 10リワード
② 100リワード
③ 1000リワード
④ 従魔用、炎爪スキル
⑤ 従魔用、炎息吹スキル
⑥ 従魔用、植物拘束スキル
⑦ 従魔用、芽吹大砲スキル
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
スペシャルガチャ:あと☆61個
⓪ 従魔用、超身体強化スキル
① 従魔用、残機スキル
② 従魔用、幸運スキル
③ 従魔用、強奪スキル
④ 従魔用、竜化スキル
⑤ 従魔用、石化息吹スキル
⑥ 従魔用、神威スキル
⑦ 従魔用、再挑戦スキル
⑧ 従魔用、霧化スキル
⑨ 従魔用、十秒無敵スキル
リワードガチャ:あと643PV
⓪ 銀のたわし
① リワード獲得1.1倍
② リワード獲得1.2倍
③ リワード獲得1.5倍
④ リワード獲得2倍
⑤ リワード獲得5倍
⑥ リワード獲得10倍
⑦ リワード獲得100倍
⑧ トイレットペーパー
⑨ 銀のたわし
ランキングのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
名前:丸太・喰寝
レベル:25
魔力:98/2880
スキル:
[ ]カクカクⓘ
砂鉄集めⓘ
製鉄ⓘ
調理器具作成ⓘ
ゴミ箱ⓘ
精肉ⓘ
ノコギリⓘ
木材作成ⓘ
家改築ⓘ
裁縫道具作成ⓘ
食器作成ⓘ
家具作成ⓘ
名前:オッコト
レベル:25
魔力:1480/3456
スキル:
火炎竜巻ⓘ
炎鎧ⓘ
氷壁ⓘ
絶対零度吹雪ⓘ
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