第2話「この世界のこと」

俺がこの世界に来て1週間ほど経った

この世界についても多少わかって来た

まずここは迷いの森という場所で弱い魔物が多く群生している

ここから北に行くとソードマウンテンという強い魔物が生息しているエリアに行くことができる。

そして魔法やスキルについても少しずつ理解できるようになって来た、

魔法の詠唱には時間がかかるが詠唱を省くと威力が落ちたり失敗する事があるさらに高位の魔法になればなるほど詠唱は必須のようだ。

今はゴブリンやオークなどの弱い種族を狩ってレベルとスキルを集めている特にゴブリンの長のような奴はスキルや魔法を持っていることが多いようだ。

「しゃあ!これでレベルアップだぁ!」

ミルス「レベルが上がりました、新たに念話のスキルを獲得しました、新たに分析のスキルを獲得しました」

「おぉ!今回の敵からは結構スキル貰えたなぁ」

ステータス!

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ステータス

種族 黒猫      スキル     所有魔法

レベル9      自己再生 念力 火炎魔法

体力89 攻撃力124 魂吸収  念話 風魔法

速度121 魔力1600 速度上昇 分析 ヒール

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「レベルもかなり上がったなぁ、そろそろ北の方に行ってみようかな」

と言うのも最近この辺の魔獣ではレベルが上がりにくくなってミルスさんに聞いて見ると強い魔物の方がより経験値を得られるとの事だった

「明日にでも北に向かおう、っとその前に飯の時間だ!」

俺の最近の楽しみは夜に昼間に捕まえた魚を食べることだ

最初は調理ができなくてそのまま食べていたが念力をだんだん使えるようになって今では人間の時と同じ感覚で使えるところまで来た

「美味いなぁ」

この世界に来て猫になって食の好みが若干猫寄りになった気がする

「そういえば中川今どうしてるかなぁ俺の葬式とかやってんのかなぁそれとも俺の代わりに中川も辛い思いしてるのかなぁ」

そんな事を考えると少し中川に申し訳ない気持ちになった

〜〜〜

???「おい!早く歩け!殴らねぇとわかんねぇのか?」

(ドン!)

その男に殴られた私はそのまま馬車に乗せられ手錠をかけられた

「誰か、助けて」

〜〜〜

朝になって飯を食って北に向かった、途中魔物の襲撃にあったが襲撃して来た魔物は大して強くなかった、そしてどんどん北に向かっていく。

「岩が多くなって来たなぁ」

草木が減り岩場が増えて来たそのせいで歩きにくいが周りが見やすくてこれはこれで楽でよかった

「!?」

その時少し遠くから何かが飛んできた俺は咄嗟にそれを避けた

「氷?」

俺に方に飛んできた物体を見て俺は実感した

「これが強い魔物ってやつか」

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