第2話 26日の帰り道
本当は1時間前に帰るはずだったが、遅くなってしまった。
昼間も書いたのにまたここに書くのは、まぁ書きたかったからであって、特に意味は無い。
ただ、まぁ読者からすれば、
あの第1話での私の最初の言葉は、まずよく分からないのかもしれないし、本来なら先に語るべき筆者がどんな人なのかすら分からないし思いつきにくい。
それもそうだ、だってなんも私が誰かなんて書いてないのだから。
この時期は夜が早くて、今日は雨も降るとか言うから余計に寒くて指先が冷たい。
また思いつく度に書いて、私の説明を忘れる。
まあ、どうでもいいことだと思う人もいるだろう。
とりあえず私が誰かというならば、
とりあえず日本生まれのそんじょそこらの女で、ギリギリまだ三十路とは行かないくらいの、友人や知り合いに聞けば「変」か「不思議」が一応着く部類の人間ではあることには間違いないのは確かだということ。
元々はイラストレーターなりたかったり、いろいろやりたかったが父の死でやりたいことを全てやめて介護の世界に入ったが、
諦めた、捨てたと思っていたやりたいことが諦められてなかったのと、まぁまぁいろいろあって、趣味でなんとなくやりたいことが叶った。
そりゃあまぁタイトルにある通り、小さい頃のわたしに聞けばこうじゃなかった!と怒鳴られるかもだが、
100%はなくとも、不完全という完全な今が、私にとって完全だったらしい。
過去のわたしにもし言えたなら、まぁいろいろ注意とかぶん殴りたいこととかはあるけど、
「不完全という完全でも、それでいい、それがいい」と、今の私ならいうのだろうな、と思う。
バスに乗って今はそこそこ暖かい。
とりあえず今は真っ直ぐ帰りたい。
母の調子がよくないし、構ってちゃんなペットうさぎが、母を見守りながら待ってるだろうから。
ただ、なんだ、
横の車道を見れば混んで居ないか?
とりあえず、早く帰りたい。
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