炎命炉刃金・斬神の説明



炎命炉刃金ひひいろはがね

抜刀官が使用する異能を宿す刀。

鍛造するには二つの鉱石と緋之弥呼が必要となる。

赤く太陽の光を灯す鋼、〈緋色鋼金ひひいろかね〉。

磐戸国中心部にある巨大地下空洞のみ採取が可能。

人体にある炎子炉から採取出来る結晶鋼〈青魂精金あぽいたから〉。

この二種類の鋼を混ぜ合わせ、緋之弥呼が放つ産霊火うぶたまのひで合金を鍛造する事で〈炎命炉刃金〉が完成する。


また、〈緋色鋼金〉と通常の金属を使い鍛造する事で一般販売される〈緋緋刃金ひひはがね〉が造られる。

此方は一般販売されている護身用の刀であり、闘猛火を流し込み斬術戦法が使役出来るが、〈青魂精金〉と〈産霊火〉が混ざって無いので斬神を宿す事が出来ない。



斬神とは種火であり、多くの魂を薪として焼べる事で神の種火が燃え上がり、斬神と化す。

斬神の能力は、使用者の願いに呼応する。

『何よりも重い責務を全うする』と言う願いには『重力操作』。

『弱者が強者に下剋上』と言う願いには『事象の反転』。


願いに応じて能力が変質する為、使用者によって能力が変動しやすい。


一度条件を満たせば以降、斬神は顕現に必要な闘猛火のみで現実世界へと顕現する事が可能となる。


また、どれ程強い斬神でも、刀身が本体であり、刀身が破壊されてしまえば、斬神の存在は消滅してしまう。


その場合、特殊な技法を用いて別の器へと容れる事で、斬神自体の保護は可能となる。

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