神の間 side:女神



 ―――転生直後






『終わりましたか?女神様』


《うん、終わったよ。》


『それにしても気の毒ですね、何個かの破滅は回避できるかもしれませんがやつはあなたとの存在じゃないですか。』


《僕も厳しいかな〜と思ったんだけどね、そもそも彼を選んだ理由知ってる?》


『知りませんが、適当じゃないんですかあなたのことですから。』


《ちょっとひどくな〜い、これでも女神だよ僕は。》


『・・・それでどうやって選んだんですか。』


《それはね〜ぼくが日本でほぼクリアできないゲームを作ったわけ、そしたらねクリアしちゃったんだよね〜そのゲームを彼が。


 そのときもしかしたらと思ったんだよね〜。さすがに無理だったかな?》


『結局ほぼてきとうじゃないですか。それにそんなに期待してるならもっと説明しても良かったんじゃないですか?』


《長くなって面倒めんどうそうだったから早めに切り上げただけだよ。》


『まだなにか聞きたそうでしたけどね。それに急ぐこともないと思いますが?』


《あるよ!日本のアニメを生放送で見るという大事な使命が!》


『はぁ、そんなことで早めに切り上げられた彼はかわいそうですね。』


《うぐっ、でもそれ君言う?なんか手に持ってるけど。》


 今、クロの手におぼんを持っており、そこにはオレンジシューズとポテトチップスがのっていた。


 そう、このメイドは主人公と女神がしゃっているときにいつの間にか消えてアニメを見る準備をしていたのだ。


『・・・私は良いのです。メイドですので、女神様のサポートをするのが仕事です

から。』


 そうは言っているものおぼんには、ちゃっかり自分の分も準備されていた。


《・・・まあいっか、じゃっアニメみるか。》


『りょうかいです。』


 しかしその日は、放送日ではなく明日だったという。


 女神とそのメイド(亜神)は、ポンコツだったらしい。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


本日より、【毎週月曜の7:00】に更新。


頑張って書いていくので、本作を面白いと思ったら【フォロー】していただけると嬉しいです!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る