神から世界の破滅を回避しろって言われた

笑詩

一章 英雄の始まり

プロローグ

        





 今日は学校に行き、学校が終わったらすぐに家に帰りゲームをしようと思っていた   のである。


 なんで過去形なんだって思った?


 そんなのもちろん生きてないからだし。えっ、なんで死んでるのに喋れてるのかって?


 わからん、ただ言えるのはこの白い世界ってなんじゃーってことぐらい。


 まあ、だいたい予想はついているんだけれどね。


『私はメイドをしています、亜神のクロと申します。

 そしてこちらが―――』


《やっほ〜、僕は女神オリヴィアだよ。わかってると思うけど君、君はトラックに引かれて死んだよ。ここに呼んだ理由は、異世界に転生してあることをしてほしいからだよ。》



 振り向くと、そこには16歳ぐらいの銀髪碧眼の美少女とメイド服を着た黒髪黒目の美少女がいた。


 ボクっ娘女神とメイドって個性あるな〜。それはそうと予想してたけど、メチャクチャなテンプレじゃん。


 俺、今嬉しくて小躍りして世界一周したい気持ちだよ、しないけど。まあそれは置いといて、してほしいことって何?世界を救うとか?


《そうそう。正確に言うには、君にはいくつかある世界の破滅をふせいでほしいの。》


 じゃあ世界を救うという事はあっているのか。破滅がいくつもあるって何?どうやって破滅する原因を見つけるの?そもそも転生、転移、どっちなの?


《転生でこっちで君の体を作って適当な孤児院の前に置いとくよ。そして破滅の原因何だけど、冒険者でもなって世界旅してなんとかしてがんばってね〜。》


 探すのは自力でってこと?


《そういうこと。ついでに魔法適正は闇だったよ。そんじゃばいば〜い》


 えっ、ちょっとm―


 


 こうして、

 

 法月ほうずき れん 16歳 

 

 ゲームと小説が趣味の高校生の異世界ライフが始まった。








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本日より、【毎週月曜の7:00】に更新。


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