やっぱり想定内か!ブラックユーモアな、町おこし作戦~
冒険者たちのぽかぽか酒場
第1話 「リア充」それって、どこにある?それは、ファンタジーじゃなくブラックな話の中にあるのかもしれない…
「リア充ラーメンで、いきませんか?」
「町おこし実行委員会です!」
「我々は日々、がんばっています!」
そんな彼らのがんばりに、また、町長が怒り出す。
「そう言うのなら、ちゃんとやれ!」
この町長は、怒りっぽいのだ。
わからなくは、ないが。
きちんと働いてくれない町内会員とかが、多くなってきたからね。
「特に、高齢者!しっかり働け」
それを言ってどうする、ストレス日本。
町を支える町内会員は、ほぼほぼ、バブル世代が成長したじいさんばあさん。
「ああ、腰が痛い」
「もう、踊れない」
弱音を吐くのが、お好き。
地元の学校の生徒会員たちも呼ばれ、町作りが続く。
「そうだ、町長?」
「何だね、君?」
「列を、作りましょう」
「…列?」
子どもたちは、強かった。
「列ができる町って、ニュースになりませんか?町が、注目されますよ?」
「そ、そうか…」
「そこから、町を立て直しましょう」
そこで町長は、考えた。
「そうだ。あの人たちを、使おう!」
町長がとった、アイデアとは…?
「世の中には、きちんと働かない勝ち組な世代がいる。その人たちに、仕事をさせるんだ!」
バブルな高齢者を上手く使おうと、いうことね。
「…町長?あの世代に注目ですか?」
「ああ、その通り」
「やはり」
「あの世代も、役に立つさ」
が、具体的にはどうしろって?
「町長?」
「町長?」
「どうするんです?」
「そうだねえ…。働かない人たちを、この町に 1つしかないコンサートホールとか、 1つしかないラーメン屋に並ばせよう!」
「…行列に注目作戦ですか」
「そうだ。これで、町を盛り上げる!」
「なるほど」
人間は、行列ができているのを見るとこう思ってしまいがち。
「あんなにも、人が並んでいるぞ?行列の先には、特別な何かがあるにちがいない」
「この町の、名物か?」
「いこう」
「いこう」
他にも…。
「大行列だ!大物芸能人でも、きているのか?」
「いこう」
「いこう」
そこに、町長が悪ノリ。
いじわるな性格も、出てしまう。
「高齢者の行列の先には、墓地を用意しよう。…リアルで良い!」
面白いからやってやれと、町長。
…が。
「な、なぜだ!」
町おこしに必要なバブル高齢者たちは、だれもやってこなかった。
だって、働かない人たちだもの。
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