鑑定その3 鑑定結果

【異界の商売の神】

価値:350G(一年分の小麦粉と塩が買える)

レアリティ:☆☆☆☆☆☆☆

説明:ポポーポポポポと音楽を鳴らしまくる。ゴブリンが何を思ってこれを崇拝していたのか分からないが、彼らにとって音楽と言うのは未知なる文化だったのかもしれない。それか、単に仲間か何かだと思っていたのかもしれない。ビリディスはもっぱら客の呼び込みに使っている。通行人は一度はそれを見てしまわずにはいられない。



【電池】

価値:10G(日雇い人を三日雇える)

レアリティ:☆☆

説明:内部の錬金術的な構造によって異世界の道具を動かすもの。大きさは色々ある。しばらく使うとエネルギーがなくなるのか役に立たなくなる。そうなると重りぐらいしか使い道はない。



【ゴブリンスタッフ】

価値:1G(薪がひと束買える)

レアリティ:☆☆

説明:ゴブリンのシャーマンがしばしば持っている杖。先の方には金貨やら輝石やら鏡の破片やら、とにかく彼らにとってイケてる物体がにかわを使って貼り付けられている。たまに貴重品が混じっているので鍋で煮て取り出すものもいる。



【ヒスイのカメオ】

価値:25G(まあまあいい宿屋で一晩すごせる)

レアリティ:☆☆

説明:ゴブリンは拾ったり人間から奪った財産をため込んでいたりするので、けっこう金品を持っている。これはポポーポポポポにお供えされていたらしい。どこかの夫人が掘られている



【冒険者の雑多な戦利品】

価値:1G~(パンなどが買える)

レアリティ:☆

説明:ゴブリンの使っている装備品とかそのへんの魔物の牙とか毛皮など、冒険者は雑多な戦利品を持ち帰ってくることが多い。値がつかないわけではないが、分けるのが面倒なので捨て値で売られたりする。



【割れた異国風の鉄のポット】

価値:0G(鍛冶屋なら鉄くずとして引き取るだろう)

レアリティ:☆

説明:ルブラは物好きと言うか変なクセがあって、ダンジョンのガラクタから「イイ」と思ったものを見つけると価値を無視して拾ってくる。この異国風の鉄のポットは縁が割れているのだがその割れ方が「良い」らしい。見方によってはクモみたいに見える。なぜか火薬のにおいがする……。捨てるのもルブラに悪いから植木鉢にでもしようかな。ああガラクタが増えていく。

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