2024/11/23(SAT) 100万円の札束のぬか漬け
【元日記】
どっきり番組で“床が抜けて落ちる”的なベタなやつをやっており、「令和やぞ!」とキレ散らかして家族にこいつめんどくせえなという顔で見られる。でも子供が子供同士のたわむれ(にしては悪質な流れで)人口の小川的なところに突き落とされて来たばかりなので、これを面白いものと放送するのはおかしいと私氏が立腹するのも致し方なし。
↓ 盛り盛り
【嘘日記】
令和の虎、あるじゃないですか。
あれのどの回だか忘れたのですが、林社長がガチキレしてた回があった。それを見たんですよ。
前澤社長のゲスト回だったんですけど、新しい宇宙食を開発するという企画……に見せかけたどっきり企画だったんです。
林社長が融資のための100万円の束を手にとった瞬間、ぬか床に落ちてべたべたになるって企画です。
前澤社長のプレゼンは見事でしたので、早々に林社長は100万円の札束に手を伸ばし、どっきりは成功しました。当然林社長はキレ散らかします。ぬか臭くなるのも、落とされるのも嫌でしょうが、社長が一番怒っていたのは「真剣に聞いていたプレゼンはなんだったんだ。融資をさせろ」ということだったのですね。
「ふざけるな」と言いながら、林社長は手に掴んだままの100万円の束をぬかに漬けてはまぜ、漬けてはまぜ、最終的に前澤社長に食わしていました。
すると前澤社長が叫びました。
「チンコの小川を呼べ!」
チンコの小川とは、チンコがデカい小川という男なのですが、そいつが最近ぬか床に落ちたばかりだったのです。大きなぬか床に突き落とされるというのは意外と人生に起こりうる事故なのかもしれません。事故? 事件ですね。だって突き落とされてるわけですから。つまりチンコの小川は他殺された。
あ、言い忘れていましたがチンコの小川はぬか床事件で死んでいます。前澤社長は混乱のあまり没人を呼んでしまったのですね。そういうこともある。だって口にぬかまみれの100万円札をねじ込まれているところですから。混乱もするでしょう。
前澤社長はチンコの小川を呼んでなにをしたかったのかというと、チンコの小川はコーチンテレビというテレビ局を持っていたのですね。そこで林社長と前澤社長のガチンコぬか床レスリング番組を放送してもらおうとしたのです。拳で解決するにしても、マネタイズしないともったいない。むしろマネタイズしていないのは呼吸していないのと一緒ですからね。
しかしチンコの小川は死んでいる。
仕方がないので、前澤社長は嘘プレゼンを真実にするべく動き出します。林社長の融資により、100万円の札束のぬか漬けを宇宙食にすることに成功したのです。
100万円の札束のぬか漬けは、発酵食品です。発酵食品は、宇宙旅行中に不足しがちな乳酸菌を沢山含んでいます。食物繊維もたっぷりです。
それがこんどゾゾタウンから発売されるらしいので、株買っといたほうがいいですよ。ゾゾの。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます