地獄

「でもねぇ、あの人ほとんど教室にいないよォ?」

「いない?」

「そうそう、僕らが屯ってる場所はまぁまぁ穴場でしょ?だけどそこ以外に入れる場所って

どこなんだろうねぇ」

「保健室はあの人居るしな」

「うーーーーーーーーーーん。あ!俺のクラスに唯一テンリ君と仲いい人いる!」

「誰だ?」

「俺らのチームの準幹部である“ジュキ”だよぉ」

「なら、ジュキを呼べ」

「はーい!」





もちろんそんな話をしているとは知らないジュキはと言うと




「リー君、俺タスクさんから電話来たんだけど」

「キーちゃん何かやらかしたんじゃない?」

「いや、やらかしたって……なんか、コアさんが聞きたいことがあるって言ってた」

「僕はキーちゃんがいるEmperorのことは知らないから僕にはなんのことが検討もつかないよ」

「………、行ってくる。リー君はここに居るか?」

「うん。眠いしね」

「……わかった。司書の人に伝えとく」

「ありがとう」



そういうと、ジュキはその場を後にした。


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