ちんちん無双! 異世界行ったら小五ロリらにエッチな接待を受けた。コマンド!

にーりあ

プロローグ

「ここはどこですか……」


「ようこそ婿殿」


「え……あなたはいったい……」


「私はインラーン王国女王だ。其方は我が国の秘儀で召喚した勇者」


「私、勇者なので?」


「左様。そして私と婚儀を交わすものだ」


「結婚……ですか?」


「うむ。婿どのは王配としてこの国で過ごして欲しい」


「過ごすとは……その、具体的になにを――」

「ただ生活してくれればよい」


「生活。……どのような仕事をすれば――」

「特にない」


「え」


「特に何もしなくてもよい。何かしたいことがあるなら検討するが?」


「魔王討伐とか、あるのでは?」


「魔王討伐? 魔王とはなんだ?」


「悪の化身、でしたっけ? 世界を滅ぼす邪悪な魔物とかなんとか」


「ふむ。そんなものは聞いたことがないが……特にそういった役目は期待しておらんな」


「勇者召喚をして、魔王いないパターンですか。であれば何故勇者を……私にどのような役目をご期待されておられるので?」


「期待……そうさな。しいて言うなら、子作りか」


「こずくり……こず、くり?」


「我が一族は先の厄災のせいでほぼ全滅していてな。王族は私しかおらぬ。故に増やさねばならんのだ」


「ん-? 一族ゾクメツムーブからのこずくりというワード……まさか、察するに子供を作る的な? そういうアレ的な?」


「そういうアレがどういうアレかは知らぬが、子作りと明言しておるのにそれ以外の何に聞こえたのか、逆に気になるところだな」


「いや、勇者召喚の目的としては寡聞にして聞かないお話でしたので」


「そうだろうか。優れた血を欲するのは生物ならば摂理とも思うが」


「勇者は、必ずしも優れていると言える存在なのでしょうか?」


「少なくとも、婿殿から立ち上る蜃気は常人の数十倍に見えるぞ。王族としても破格だ」


「しんき……とうほうしんき的な?」


「まぁ婿殿は異世界からの客人だ。この世の常識に疎いのは当然であろう。誰かある」


「はい、陛下」


「異世界の勇者どのはお疲れだ。まずは休んでいただこう。お連れせよ」


「御意」


そうして私は、小学校五年生くらいの女児に囲まれていずこかへと連行された。っていうかテンポ重視で地の文全カットはやり過ぎなのではアナタには人の心が無いのか。


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