第32話 千葉翼①
暁とアイリスはダンジョン探索を終えて、急いで学校に向かっていった。もうすでに昼はとうに過ぎ、時計では17時頃を指していた。
校舎についた時は既に人は閑散としており、巨大な魔道具のリングだけが校庭にその存在感を示していた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。もう終わったか」
「そ、そのようですね・・・はぁ、はぁ、はぁ、お、終わっているようですね」
2人は急いで学校に来たが、既に全て終了している事だけが分かった。息を整えて、暁はアイリスに話しかけた。
「試合結果はどうだったんだろうね」
「暁様の戦略があれば、勝てない試合は無いと思います」
「アイリス・・・それは僕を持ち上げすぎだよ。ん~、誰かいないかな~?」
暁は校庭を見渡し、近くに誰かいないかと目を凝らした。しかし、広い敷地には静寂が広がり、わずかに風が吹き抜ける音だけが耳に届いた。
「いや~、本当に誰もいないね。アイリス、校舎の中も見てみようか?」
暁は軽く伸びをしながら校舎の方へ歩き始めた。
アイリスは首をかしげながら暁の後を追った。
「暁様、今日は重要な試合だったのでは? なぜ、もう少し早く戻らなかったのですか?」
「痛いところつくね・・・」暁はそう笑った。「それはさ、ダンジョン探索が意外と時間かかったんだよ。それに、僕がいてもいなくても、星霞さんたちならちゃんとやってくれるからね。その信頼感かな。また・・・」
「また?」
「僕がいることに何の価値もないんだよ。それなら、ここにいるよりダンジョン探索をしている方が、よっぽど有意義だよ」
「そんな。星霞さんたちも、暁様がお近くにいることで安心感があると思いますよ」
「そうかなぁ?」
取り留めなく話しながら、暁とアイリスは職員室に着いた。ドアをノックして誰か教員がいないかを確かめると、一人の教員がまだ職員室にいた。暁とアイリスは彼に声をかけた。対応してくれたのは朗らかな笑顔を浮かべた初老の男性教員だった。
「おや、時雨君と……お連れさんかね?こんな遅い時間にどうしたんだい?みんなはもう下校しているよ」
暁は恐縮しながら頭を下げた。
「すみません、今日の試合の結果を知りたくて戻ってきました。星霞たちのチームはどうでしたか?」
教師は目尻を下げて微笑んだ。
「おめでとう、星霞チームは見事に勝利したよ。白熱した戦いだったが、彼女たちは最後まで諦めなかったな。最後の水城君のスキルは壮絶だったなぁ」
暁は胸を撫で下ろし、笑顔を見せた。
「そうですか……よかった。星霞さんたちが勝ったんですね」
アイリスも控えめに微笑んだ。
「それは良い知らせですね、暁様」
教師は軽く手を振りながら、続けた。
「星霞くんたちは素晴らしいチームだよ。君もその一員だったんじゃなかったかな?どうして一緒にいなかったんだい?」
「そういう約束だったんです。僕はアドバイザー。彼女たちが実働部隊。そんな感じなんです」
「そうか……まあ、いろいろとあると思うが、これからもしっかり頑張るんだぞ。チーム全員で力を合わせれば、次の試合もきっと勝てる!」
教員は励ますように微笑むと、手元の表に視線を落とした。「そういえば、次の対戦相手ももう決まっているぞ。星霞君たちはNo.87ブロックの勝者だから……次はNo.23ブロックの勝者との対戦だな。この表によると、次の相手は桜丘高校の千葉チームだ」
その言葉を聞き、暁は目を見開いた。「もう対戦相手が決まっているんですか……!?」
驚きと同時に少し緊張を感じつつも、暁はすぐに頭を下げた。「ありがとうございます。次の試合も、全力で挑ませていただきます!」
教員に丁寧に礼を述べ、暁とアイリスは職員室を後にした。廊下を歩きながら、アイリスが柔らかな声で話しかける。「星霞チーム、勝利して本当に良かったですね」
暁は小さく頷き、口元に微笑を浮かべた。「ああ、本当に良かったよ。でも、まずは彼女たちを見つけて直接お祝いを伝えたい。それに、今日の試合の詳しい内容も聞いておくべきだ」
そう話しながら、暁はふと足を止め、少し考え込むような表情を見せた。「とはいえ……次の試合のことも気になる。千葉チームの実力を少しでも知っておいた方が、星霞チームのためにもなるしね」
アイリスは静かに頷き、落ち着いた声で応じた。「承知しました。どちらを優先なさいますか?」
暁は腕時計に目をやり、時間を確認する。「桜丘高校か・・・ここから普通に歩けば4時間ぐらいかかるけど、僕たちなら1時間もあれば着くな。今は家を出てから1時間が経ったところだから、聖域の防御結界が持つ時間にはまだ余裕がある。……まずは千葉チームの様子を見に行こう」
「かしこまりました」
アイリスが簡潔に返事をすると、暁は一歩前に進み、隣接する桜丘高校へと歩き始めた。
荒廃した道を進む二人に、穏やかな風がそよぐ。アイリスは特に何も言わず、ただ暁の歩調に合わせて静かについてきた。その間、暁の思考は次の試合の戦略に集中していた。
「……千葉チームか。どんな戦術を使うチームなのか、しっかり見極めないとな」
暁は内心でそう呟き、真剣な眼差しで校舎が見える方角を見据えた。その瞳には、次なる試練に挑む覚悟が宿っていた。
◇◇◇◇
暁は、デュアル高校の校門を背に、北西へと続く細い道に一歩を踏み出した。デュアル高校から桜丘高校への道のりは、廃墟と化した街の中を抜ける旅だった。二人はスキルウィーバーとして身体能力が飛び抜けて高いが、それを隠すために、あえて普通の人間のような速度でゆっくりと歩いていた。アイリスはその横で静かに歩調を合わせる。暁とアイリスは、ゆっくりと荒廃した道を歩いていく。アイリスは辺りを見回し、目を輝かせながらつぶやいた。
「暁様、これが人間の世界なのですね!なんて素敵なんでしょう!」
彼女は道端に咲く雑草や、崩れかけた家屋を興味深そうに観察している。
暁はその反応に苦笑しつつ、肩をすくめた。「『素敵』、ねえ……。100年前と比べたらだいぶ寂れてるらしいけどな」
暁が目の前の荒廃した街並みを指差すと、風化した建物や割れた窓、絡みついた植物が目に入った。それでも、街には不思議な生命力が漂っていた。
突然、大きな瓦礫が道を塞いでいた。通常なら簡単に飛び越えられるが、暁はわざと大回りして迂回する道を選んだ。アイリスもそれに続く。
「暁様、本当なら飛び越える方が早いですね」
アイリスが小声で言うと、暁は少し苦笑して返した。
「そうだけど、目立つと困るからね。ほら、僕たちが普通の生徒だと思われないと、あとで面倒になるかもしれない」
二人は自然な動きで瓦礫の周りを歩きながら、通行人に視線を合わせないように注意を払った。
道端では子どもたちが元気よく走り回り、大人たちは修理した屋台で商品を売っている。荒廃した街並みにも、人々の営みはしっかりと根付いていた。
「それでも、みんな一生懸命に生きている・・・そんな感じだよな」
暁はぽつりと呟き、ちらりとアイリスを見た。彼女の目は好奇心で輝き、周囲を見渡すたびに小さな感嘆の声を漏らしている。
「暁様、あの建物は何ですか?」
アイリスが少し先の、崩れかけた時計塔を指差した。
「あれは昔の公共施設だったらしい。今は使われてないけど、時計はもう動いないみたいだな」
「すごいですね!昔は時間を刻み続けて、それを皆に伝えようとしていたんですね」
アイリスは目を輝かせながら感嘆し、その様子に暁は少し微笑んだ。
「さあ、行こう。あまり時間を無駄にはできないからな」
暁が促すと、アイリスは嬉しそうに頷き、再び歩き始めた。
「暁様、あの人たちは何をしているのですか?」
アイリスは路上の屋台を指差した。そこでは、焼き上がったパンを売る女性が笑顔で声を張り上げていた。
「あれはパンを売ってるんだよ。人間の生活はこうやって物を売ったり買ったりして成り立ってるんだ」
暁の説明を聞きながら、アイリスは頷いていたが、急に立ち止まった。
「暁様、あれは何ですか?」
彼女が指差した先には、壊れた車を改造して移動販売所のように使っている男の姿があった。男は壊れたタイヤの代わりに丸太を使い、工夫を凝らしていた。
「……あれは昔の車を改造して使ってるんだね。電気が止まったから、ああやって工夫して動かしてるんだろうな」
アイリスは感嘆したように目を輝かせていた。
「人間の世界は素晴らしいですね!どんな困難でもこうやって生き抜く力があるなんて!」
街を抜けて森へと入る道では、また新しい光景が広がっていた。木々は力強く生い茂り、生命の息吹が満ちている。アイリスは、草花や鳥の鳴き声に夢中になっていた。
「暁様、この植物、触ってもいいですか?」
彼女が指差したのは、青白く光る不思議なキノコだった。
「それは触らない方がいいかな。毒キノコかもしれないし、体に影響があるかもしれない。けども、アイリスなら大丈夫なのかな?」
暁は苦笑していた。
そんなやり取りをしていると、突然、茂みから三人の男たちが現れた。
男たちは粗末な服をまとい、手には錆びたナイフや棍棒を持っていた。
「おい、そこの兄ちゃんとお嬢ちゃん!荷物を置いていけ!」
リーダー格の男が声を張り上げた。
アイリスは首をかしげながら暁に尋ねた。
「暁様、この方たちは何をしているのですか?」
「まあ、要するに強盗だね」
暁は肩をすくめながら答えた。
男たちは下卑た笑いを浮かべながら間合いを詰めてきたが、暁は動じる様子もなく続けた。
「アイリス、あんまり目立たない程度に、お願いしていい?」
「かしこまりました」
アイリスは微笑みながら前に進み出た。
一番先頭の大柄の男が「お嬢ちゃん、痛い目見たくなければ――」と言いかけた瞬間、アイリスの手が音もなく動いた。男の持っていたナイフが宙を舞い、地面に突き刺さる。
「え……?」
驚く男たちにアイリスは地面に刺さったナイフを引き抜いた。
「危ない物は手放した方がいいですよ」
残りの二人が慌てて構えたが、暁が一瞬でその背後に回り込み、肩をぽんと叩いた。
「やめといた方がいいと思うけど、どうする?」
「く、くそっ!」
男たちは何もできずに武器を捨て、逃げ去った。
「人間にもこういう方たちがいるのですね」
アイリスは少し悲しそうな顔をして言った。
「まあ、生きるために必死なんだろうね。でも、これくらいなら大したことないよ。たぶんあいつらはノンウィーバーか、レベル1のスキルウィーバーだろうな。お金を稼ぐなら、神々の塔に行っている方が、よっぽど莫大な収入となる。けども、ここでこんなことをやっているという事は、神々の塔で探索ができない人たちなんだろう。それよりも、高レベルのスキルウィーバーがこのような行為に走った場合、誰も対抗ができないだろうから、深刻な問題になりえるな。そんな事件が最近多くなってきているらしいんだ・・・」
暁はアイリスが持っているナイフを受け取り、木陰に放り投げた。
「そうなんですね」
「まぁ、大概の連中は対処は可能だけどね。さぁ、次の街まではもう少しだ。行こうか」
アイリスは興味津々な表情を浮かべながら、再び暁とともに森を抜けて歩き始めた。
暁とアイリスは荒れた森を抜け、丘を登りながら桜丘高校の姿を捉えた。周囲の荒れた景色の中で、桜丘高校の校舎は立派に見えるものの、どこか古びた印象を与えていた。石造りの建物は堅牢で、時折破損しながらも修繕されて使い続けられている様子だった。
「これが桜丘高校か。なかなか大きいな」 暁はしばらく校舎を眺め、肩をすくめて言った。
「すごいですね、暁様。まるでお城のようです。こんな場所で学ぶことができる人たち、すごいですね」アイリスは興奮気味に校舎を見上げ、目を輝かせていた。ワイバーンとしてダンジョンでの生活しか知らない彼女にとって、人間の学校は全てが新鮮だった。
「ここは資材を集めて修繕しながら使ってるんだろう。こんな風に学校を守り続けているのはすごいことだな」と、暁は自分の学校でもないが、人間が荒廃とした中で力強く生きていることをアイリスに伝える事が少しだけ誇らかに感じ、周囲の環境を見渡した。
校舎の前には、荒れ果てた地域にも関わらず、校内の敷地を守るように何人かの大人たちが警備員として立っていた。彼らはバラバラの服装で、制服という概念は存在しない。ふと気づくと、アイリスと暁に視線を向けているのが分かる。
「なんだ、あいつらは?」 一人が仲間に声をかけ、その視線がこちらに集まった。
暁は手を挙げて軽く挨拶をしながら言った。「こんにちは、ちょっとお邪魔してもいいですか?」
「誰だ?ここに何の用だ?」
一人の警備員らしき男が警戒しながら近づいてきた。その顔には汚れが目立ち、修繕した革の服が身に付けられている。周囲の警備員たちも、同じようにバラバラな衣服を着ていた。
暁は少し考えて答えた。「近くに住んでいる者です。桜丘高校の見学をしたくて、少し敷地内に入らせてもらいたいと思って来ました」
その生徒は暁をじっと見つめた後、少しだけ眉をひそめ、仲間に振り返って何かを話していた。
数秒後、その警備員が再び暁たちに向き直り、言った。「まあ、見学ってわけか。好きにすればいいが、何か問題を起こすなよ」
その言葉に、暁は軽く頷いて「ありがとうございます」と言いながら、アイリスと共に校舎内へと足を踏み入れた。
校舎の中に入ると、外の荒廃した雰囲気とは裏腹に、内部はひんやりとした空気が広がり、少し古びてはいるものの、随所に修繕の跡が見受けられた。床には木材の色が残り、壁には表彰状や木製のトロフィーが飾られている。荒れた地域で、これほどまでに整然とした空間を保っていることに、アイリスは驚きの表情を浮かべていた。
「人間の学校って、ダンジョンとはまったく違いますね」
アイリスは静かな声で言いながら、好奇心に満ちた瞳で周囲を見渡した。壁のひび割れや簡素な家具さえ、彼女にとっては新鮮な驚きに満ちているようだった。
「まあね。ここはデュアル高校とは雰囲気が違う。デュアル高校は神崎校長の考えで、ノンウィーバーとスキルウィーバーが一緒に学べる珍しい学校だけど……」
暁は少し足を止め、廊下の奥を警戒するように目を細めた。
「ここはスキルウィーバーしかいない学校だ。そういう環境だと、どうしても自分たちが特別だって意識が強くなる。優越感を持つやつも多いし、性格的に好戦的な生徒も多いはずだ。鷹沢京介なんて、可愛いものさ。アイリス、あんまり目立たないようにしてくれよ」
「わかりました!……けど、面白そうですね」
アイリスは微笑みながら、近くの石版に刻まれた文字をじっと見つめた。それは、この学校の設立当初の記念碑らしく、擦り減った文字からは歴史の重みが伝わる。
「興味を持つのはいいけど、騒ぎを起こさないように。何があっても、まずは情報を集めるのが目的だ」
暁は彼女をたしなめつつ、再び歩き始めた。
廊下ですれ違う生徒たちの視線は冷たく、どこか警戒を含んでいる。桜丘高校の生徒たちは皆、身体の動きに無駄がなく、鍛えられた肉体を隠そうともしない。その中で、アイリスが放つ不思議なオーラが余計に目立っているようだった。
「この学校って……自分たちが強いから他人に干渉するのが当たり前って感じなんですね」
アイリスが小声で話しかける。
「その通り。この学校では、実力がすべてだと思っている奴がほとんどだ。弱いと見なされると舐められるし、強いと見られると警戒される。とにかく、無用な注目を避けるに越したことはない」
暁は彼女に目配せしながら警告した。
アイリスは小さくうなずきながら、それでも目を輝かせて校内の様子を観察している。荒廃したダンジョンで生きてきた彼女にとって、この「人間の学校」はすべてが新鮮で、未知の世界だった。
「ふむ、でも……強いからって悪い人ばかりではないんじゃないですか?」
「もちろんそうだ。けど、それがすぐにわかるわけじゃない。慎重に行こう」
暁は微笑むアイリスを見て、心の中でため息をつきつつも、彼女の好奇心を止めることはできないと悟ったのだった。
やがて、二人は校舎の奥にある少し薄暗い部屋に辿り着いた。そこには桜丘高校の教員らしき人物が座っており、彼の鋭い視線が二人をじっと見据えていた。
「貴様たち何者だ?この学校には見ない奴らだな。何の用だ?」教員は厳格な口調で尋ねた。
暁は微笑みながら答えた。「ただの近所にいるものです。桜丘高校の見学で来ました。この前の試合に勝った千葉さんのチームの練習が見たいんですが」
教員はしばらく黙って考えていたが、やがて頷き言った。「千葉翼か・・・お前たちのようにたくさんの生徒たちが見学に来ている。いいだろう。しかし、余計なことはするなよ。この先の模擬戦場で今も練習をしている」
「ありがとうございます」と軽く頭を下げ、暁とアイリスは桜丘高校の内部へと一歩踏み込んだ。
校舎内には、放課後の様々な活動が行われている。暁は、模擬戦用の訓練施設を探しながら、
桜丘高校の廊下を進んだ。
「この学校、広いですね……でも、どこか息苦しい感じがします」
アイリスがぽつりと呟く。
暁は周囲を警戒しながら答えた。「スキルウィーバーだけの学校って、どうしてもそうなる。互いに力を誇示したり、牽制し合ったりするのが当たり前だ。ここにいる生徒たちは、全員が戦闘力を磨くことに集中してるんだろう」
やがて二人は、地下に繋がる階段を見つけた。階段の先からは、何やら金属がぶつかり合う音や、力強い掛け声が聞こえてくる。
「ここだな。模擬戦場だ」
暁は階段を降りようとしたが、ふと立ち止まり、アイリスに目で合図を送った。「気を付けて。あまり目立たないように」
二人はそっと階段を降り、地下の様子を伺った。模擬戦場は広大で、複数のエリアに分かれており、生徒たちが練習や訓練を行っている。中央のエリアでは、ひときわ目立つ人物がいた。
「あれが……千葉チームのリーダー、千葉翼だろうな・・・」
暁は目を細めて、その人物を見つめた。
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