補足資料
こんにちは、くりからです。
この作品をご覧くださりありがとうございます。
今回はプロローグが終わり、物語的に一区切りついたので、これまでに出てきた登場人物の紹介をしようと思います。
これからも登場人物は増えていく予定ですが、彼らは物語の区切りがつくたびに、まとめて紹介していきます。
長く語り過ぎてもいけないのでそろそろ人物紹介に入ります。
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本作の主人公であり、ただの男子高校生。1人称は“俺”であり、お調子者である一方、変なところで真面目な捉えどころがない性格。特段、勉強ができるわけでもないし、運動ができるわけでもない。それならば、心は強いのか……と思うかもしれないが、別にそんなことはなく、普通にチキることもあるし、普通に傷つくこともある一般的感性を持った人物。これだけなら、入学式で桑園舞波に一目惚れしただけのモブだったかもしれないが、ヒロイン・神田橋小鳥を思い切って暴漢から助けたことをきっかけに、様々な出来事や人間関係に巻き込まれていく……。好きなものは母さんが作ったカレーで、嫌いなものは辛いもの。
本作のヒロインの1人。実家は神田橋財閥という金融系を牛耳る一大財閥だが、そのことに奢ったような振る舞いをすることはなく、誰からも慕われる人格者。しかし、他人からの羨望の眼差しや、自分のことを理解しない言動に嫌気を感じ、つまらない毎日を送っていた。中学生まではエスカレーター式の超名門校に通っていたが、普通の生活を送ってみたくなり、お父様に
お父様
1人娘のことを愛してはいるが、それゆえに過保護になり過ぎており、娘から嫌われている。娘が暴漢に襲われたと知った時は、烈火のように怒り、なぜ約束を破ったのか問い詰めたが、話を聞いた結果、自分の過保護にも原因があったと考え、舞波と必ず一緒にいることを条件に放課後の外出などを許可した。話せばわかる優しい人物。好きなのは妻と娘で、嫌いなのは2人を害するもの。
神田橋家に仕える家系出身。既にメイドとして小鳥に仕えており、日常生活の世話などを行っている。小さい頃から小鳥と一緒に育ち、1番の理解者を自負していたが、暴漢の件以降、小鳥の思いを知り、今までの神田橋家に仕えるメイドとしての振る舞いが、逆に小鳥を傷つけていたということに気がついた。小鳥の心を救った隼人には嫉妬しており、ことあるごとに小鳥に隼人の話をされるのが嫌で嫌でしょうがない。学校では仕事の疲れもあり、小鳥以外と話すことなく、1人でじっとしている。好きなものは苦味やえぐみの強いもので、嫌いなものは甘すぎるもの。
高校からの隼人の友達。オタク。好きなものは甘いもので、嫌いなものは苦いもの。
隼人の中学生の頃からの友達
入学式の日に隼人との待ち合わせに遅刻した人物。1年生の頃から女子バスケットボール部のスタメンであり、その運動神経の良さは圧倒的。隼人の対して思わせぶりな態度をとることが多く、そういう時は大体、隼人に流されている。好きなものは噛みごたえのあるもので、嫌いなものは柔らかすぎて口の中でぐちょぐちょするもの。
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これで人物紹介は終わりです。
次回からは、高校2年生が舞台になります。
どのような展開になるのか想像しながら、お楽しみください。
それでは、また次の遠足編でお会いしましょう。
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