第3話
愛梨は12歳でデビューしている。
小学生演歌歌手と言う事で、歌番組はもちろんバラエティにも引っ張りダコになった。
こうして愛梨の歌は売れ、あちこちのステージからオファーが殺到した。
修学旅行が終わってのデビューだったが、デビュー後は殆ど学校にも行けずに家庭教師をつけて勉強になった。
愛梨が歌えばその歌声に沢山の人が酔いしれていた。
愛梨は歌を歌っていた。
場所は移動中の車の中である。
超過密スケジュールの中にも、必ず歌のレッスンの時間は入れている。
マネージャーの逸見昌也はそれを聴きながら車を運転している。
それだけではない。
テレビ局の控室でも必ず歌を歌っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます