第7話
優衣は路上でギターを片手に歌っていた。
いつの間にかファンが付き、優衣のオリジナルソングを聴いている人がいる。
優衣はそこで歌いながら、この上ない幸せを感じていた。
白いセーターにジーンズ姿で優衣は歌う。
沢山の人に囲まれながら優衣の心は温かいものが満ちて来ていた。
「路上ライブの良い所は何処ですか?」
「お客さんと直に触れ合える事です」
優衣は地元新聞の取材を受けていた。
優衣は小学校4年生の時に歌自慢の大会で優勝している。
それから実家の喫茶店は勿論、地元のコンサートに呼ばれたり、老人ホームに慰問に行って歌ったりしていた。
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