第8話

「やめて。さゆりは大事な友達なの」

学校の屋上に女子生徒達が集まっていた。

「でも、環奈の彼、取ったじゃない。許せないよ!」

「私達は環奈のために言ってるんだよ」

女の子達が環奈に言った。

「違う!そんなの全然私の為じゃない!返って迷惑だよ。分かんない?

さゆり、行こう!」

環奈はさゆりの手を引いて行ってしまった。

「ねえ、さゆり。紹介したい人がいるの。放課後、一緒に来て」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る