3:予約

決まりきった文句

どれだって同じなのに

代り映えしないものばかり


どれだけ予約してあっても

それ通りにならない

あの作品と自分は違う

いつまで憧れてるんだろう


いっちょ前に

自分を大きく見せただけ


少し興味があったから

自分もできると勘違いしただけ


ウザい言い訳と

終わらない拷問

辛いな


予約番号をタップして

またお決まりの音楽を聴く

それが過ぎたら

同じ一日を過ごしている


才能に溢れたあれと違って

自分は同じ色しかない

どれだけ予約しても

固定はもらえない


だから意識がどこかへ行く

今日はやめよう

それの積み重なり


最初は違かったのに

結局自分は

認めてほしかった

それだけ

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