4:ノック
隠れた本心の扉に
私は静かにノックする
今日も返事はない
自分で自分を分からない
文字であらわすことができても
私は物語の登場人物じゃない
簡単な文字だけで
この複雑を
単純に変えて良いものか
薄っぺらい言葉だけ並べて
何も話さない
この気持ちは正確じゃない
でもそれを見る人がいる
それを正当化しなきゃいけない
いつまで
この扉を叩き続ければ
私は書けるんだろう
軽々しく言わないで
簡略化して言わないで
読書感想文じゃないんだから
どうせ誰でも
面白いと印象に残ったで
済ませられる
ノック音が止まない
自分を見つけられない自分は
何ができるんだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます