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第6話 ゆめさきらいか」への応援コメント


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     常世神の名前がしれっと出てる(驚愕) それにしても、常世神と常闇様って字面が似てますよね。もしかして親和性があるのでは……?
     冗談はさておき、常世神は、アゲハチョウないし野性の蚕に似た芋虫の神様でして、1300年ほど昔に実際に信仰されていたそうです。富と永遠の若さをもたらすとの事ですが、外伝等では生死を操る・夢の世界に働きかけるという拡大解釈がございますのであしからず。夢に関しては、蝶に「夢見鳥」という異名があるためです。

     実は嶺慈の見た幻として、死んだ状態の姿の影法師が現れて「お前のせいで死んだ」「お前のせいで苦しんだ」という怨嗟の言葉を投げかけられるという素敵な物だったのですが、よく考えたら彼らの死にざまを知らないので、公開中の内容に相成りました。穂村さんたちは印象に残っていたので。
     というか初代影法師って、何で全滅してしまったんですかね??

    >>そこに向けられる周囲の憎しみも全部、一身に受け止めて
     嶺慈ってやっぱりヘイトを向けられているんでしょうか。割と平穏に過ごしているようにも見えるんですが、陰で嫌がらせを受けたりしているんですかね。
     というか(メタ発言になりますが)蕾花様的には、嶺慈や影法師の連中の事も何だかんだで憎めないと思っているのかな、と感じました。勝手な憶測になってしまいますが。

     ちょっと妙なコメントとなりましたが失礼します。

    作者からの返信

     ごく一部の信仰を集め、神として絶大の力を誇るという意味では常闇様も常世神じみているな、と思います。常闇様に関しては人間が信仰する神ではなく、妖怪が崇める異形の神ですが。
     夢の世界の働きかけると聞くとドリームランドを夢想しますね。ひょっとして斑猫様のクトゥルフ系のネタともかかっていたりするんでしょうか?

     初代影法師はその世界の溟月市にいた陰陽師組織の総攻撃によって全面抗争、都市を結界で閉ざしながら行われた殲滅戦でどんどん数を減らした感じです。
     式神と術師のマンパワーで攻める陰陽師に対し、戦力の個人差が大きい影法師は減衰、最終的に嶺慈が広報放送で言霊を使い、術師を根絶やしにしましたが、その時に大半が死にました。
     その後八部衆のうち六名は残り、戦闘員も百人弱残りましたが、弱体化した陰陽師潰しをする際に壊滅という感じです。
     仲間の死という耐え難いストレスが嶺慈を半神として覚醒させ、円禍、慈闇、凛とともに一つの世界を終わらせました。

     嶺慈はヘイト向けられてます。氏子の中には「なんであいつらが神使づらしてんだ、くそったれ」と思ってる者もいます。嶺慈自身破壊者としての自覚も実績もあって、恨みつらみを向けられるのに慣れているので平気な顔をしてられるだけですが、やはり弱さを吐露する相手がいなければ潰れていた可能性があります。

     そうですね、影法師というか、私は結構アウトサイダーにいる敵キャラが結構好きで、明確にクズと言える敵が少ないのも「こいつらもなあ、どっかで理解者がいれば絶対真っ当に生きられたんだよなあ」と思うからですね。
     逆に主人公サイドも「一歩間違えたら闇堕ちするやつ多いな」って思ってます。燈真君とかまさに、あのまま椿姫ちゃんと出会わなければ今頃影法師にいても不思議じゃないですし。