第19話
それと同時に、その人の指がまたあたしの気持ちいい所を撫で回した。
『やぁっ…』
触り方もハルと似ている。でも、ハルより上手だし優しい。
それに、ハルとは違う『長い指』…。
それなのに、彼とのセックスを思い出してしまう。
(だめだって…やばいって…)
あたしの中で、何度も『警戒音』が鳴る。
『あ…んっ』
きっと今、かなり心拍数が上がっている。
(あたし…変…)
その長い指が、あたしの中に入り込んだ。体が、ビクリと反応する。
『気持ちいいの?』
客はそう聞くと、あたしの『反応』を楽しむように、指でいっぱい突いてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます