思想を垂れる
千蔭えく
思想① 神様
小説を投稿しはじめて、せっかくなら自分の思想も垂れ流してみたいと思い、この連載を始めるに至りまして。
私が最初に語りたいと思ったのは、神様、のことでした。
世界にはいろいろな神様がいます。神話の中にも、宗教にも、日本の歴史の中でも。
その中で、私が愛している神様は、
「美しい少女」の「神様」です。
または、
「神様」のような、「美しい少女」です。
はい、特定の神様ではなく、創作における架空の神様のことです。
この2つの神様像について述べていきたいと思います。
1.美しい少女の神様
白い髪、小さい背、白いノースリーブのワンピース、人間離れした美しさ……それが私の思う少女の神様です。
白のイメージが強く、ビジュアル的には神様というより天使に近いものかもしれません。
また裸足で、地べたにぺたりと座り込むような、気ままで野生的なイメージもあります。
自分の中でもブレることはありますが、基本形はこんな感じです。
2.神様のような美しい少女
先ほどは外面に重きをおいていましたが、こちらで神様らしさを表すのは内面です。
無敵に思えるような、まるで全知全能の神様のように完璧な存在。それが「神様のような少女」です。ここでいう美しさ、は何事においても完璧である、というだけです。美人系ではなくかわいい系でもあてはまります。
私はこの類の女の子が大好きです。具体的な名称は出しませんが、アニメでも漫画でも、必ずと言っていいほどこの手のキャラクターを好きになってしまいます。
だって、かわいいんですもの……強いのも、自信があるのも、何でも自分の思い通りに行くと思っているのも……傲慢、ともいうかもしれません。でも、いいんですよ。実力がともなっているから。ただの痛いひとではなく、ほんとのほんとに神様みたいな……かわいいですね。憧れます。
自作の話をしますと、単発作品「雷鳴とチョコレート」、連載作品「わたしの愛する神様へむけて」は、後者の少女が話の根幹になっています。主人公の思いの向け方は違うものの、どちらも「神様のような少女」に魅せられた者の話となっています。
意図はしていませんでした。書き終わってから気づき、これが自分の癖であることを知りました。そして、ここでその思想を垂れたいと思ったのです。
きっと私の創作においても、これからの人生においても、「神様」の概念からは逃れられない……そんな気がします。
皆様の神様像は、どうでしょうか。
ぜひお聞かせください。
ではまた、次の思想で。
思想を垂れる 千蔭えく @nanohana_yagi
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