第10話 タグとサブタイトルの重要性
皆さんタグってどういう風に付けていますか?
それ以前に、タグを上限いっぱいの八個付けていますか?
まさかタグを一個も付けていないなんてことはないですよね!?
先日の、「カクヨムコン10事前説明イベント 〜カクヨム編集長が直接答えます!~」のアーカイブ動画でカクヨム編集長も仰っていましたよ。
「タグは八個全て付けた方がいいです」って。
と、権威ある人の言葉を引用して自説を補強してみる(笑)
と、ふざけて(笑)を付けてしまいましたが、タグを付けた方が良いのは事実でしょう。
タグを付けると、タグ検索でヒットした新たな読者が自作品のタイトルを見付けてくれて、新規のファンになってくれる可能性があります。
タグ検索をする人の心理は、より直接的に「このジャンルのこのタグの様な、こういう展開が読みたい!」と具体的に同じストーリー展開を求めて検索しているので、ヒットした作品をクリックする指も非常に軽いのです。
具体的にいうなら、例えば『追放ざまぁ』モノが好きな読者は、タグで『追放』『ざまぁ』と入力して、それに引っかかったモノで、タイトルの良さそうな作品を片っ端から読みまくるという行動をとります。『狙い撃ち』をしてくるのです。
タグを付けない事によって、『ジャンル読み』をする熱心な未来の読者を取りこぼすのはもったいないと思いませんか?
そしてもう一つ、タグには重要なお仕事があります。それはタイトルとキャッチコピーの補強、補完です。
タグを利用する事で、タイトルに無理をして「あれもこれも」とワードを入れ込む必要がなくなり、タイトルが長くなりすぎるのを防ぐ事ができます。そして強く訴えたい事は重複する事で強調する事ができます。
ところで皆さんカクヨム内の『タグ』検索ってどの範囲まで検索されるか知っていますか?
私は、つい最近知って愕然とした事があります。
私の実例なのですが、男性読者にヒットしやすい『ハーレム』というタグを付けたいと思いましたが、実際の私の作品だといわゆるハーレム展開にはなっておりません。
そこで、タグ詐欺を避けるために『ハーレム?』としました。これなら「多くの女の子に囲まれてチヤホヤされつつも、全ての女の子に手を出してハーレムを築くのとはちょっと違うんですよ」というニュアンスが伝わるはずです。
更に『ハーレム?』の中には『ハーレム』と『?』が内包されているので、ハーレムを読みたい読者の検索にも引っかかるだろう、グフフと黒い笑みをしながらほくそ笑んでいました。
実際は全然違っていました。
タグ検索で『ハーレム』と入力すると、まず『ハーレム』を含む作品として数千ありますよと案内され、次に類似の『ハーレム展開』や『ハーレム?』に細分化したタグがありますよ、と案内されます。
検索タグ『ハーレム』では『ハーレム?』は個別の作品の中に検索結果の中には含まれないのです。
一文字違えば別のタグとして扱われますので注意しましょう。
◇◇◇
(12月5日追記)
タグオンリーでカクヨムのタグ検索窓から検索する場合は完全一致検索のようですね。
タイトル、キャッチコピー、紹介文やタグを混ぜた検索だと部分一致検索になっているみたいです。
◇◇◇
次に、一話ごとのエピソードタイトル、いわゆる『サブタイトル』をみてみましょう。
多くのWEB読者が、タイトルとキャッチコピー→あらすじ→タグ→目次→第一話と、順番に見ていきますので、ある意味第一話よりも重要になってくるかもしれませんね。
その観点からすると、1話2話3話とエピソードタイトルに数字だけが並んでいるよりも、興味を引く魅力的な『サブタイトル』が並んでいる方が有利だと思いませんか?
目次に並ぶサブタイトルを一目見て、話の展開を想像し、自分に合わなそうだと判断したらその時点で第一話を読む事なくブラバする読者もいるそうです。
自作品をプロデュースする為に『サブタイトル』を有効活用しましょう。
大事な事 〜その十〜
作品のプロデュースで手を抜くな!
――――――――――――――――――――――――――
あとがき
以上で、せめてこれだけは! という10の事を書き出した創作論は終わりになります。
サブタイトルをもう少し詳しく書きたいのもありますし、カクコンが始まった後でも使える事がまだ残っておりますので、不定期更新になりますが今後もお付き合いいただけますと幸いです。
皆様の熱い応援のおかげで、今日は日間、週間、月間と三つのランキングで一位を取る事が出来ました!
応援していただきました全ての皆様、誠にありがとうございます。
本作を星レビューや、作品フォローをしていただく事で露出が増え、更に多くのカクヨムコン挑戦者にお届け出来るようになりますので、出来ましたら評価をよろしくお願い致します。
さて、いよいよ明日がカクヨムコン10の開始日です。皆様準備はお済みでしょうか?
私は代表作の続きを書くのが全くできていないので、これから精一杯書かないといけません。計画性が無さすぎる(^_^;)
皆様共にこのお祭りを楽しみながら乗り切りましょう♪
最後になりますが、大事な事 〜その十〜
作品のプロデュースで手を抜くな!
の別な角度からの実践になります。
私の代表作である、異世界ファンタジー作品
『【15万PV感謝!】美少女モンクにTS転生した俺はとにかく殴る!たまに蹴る!』
もカクヨムコン10に参加致します。
よろしければご一読いただき、是非とも星の評価をいただけますと幸いです。
目次のページはこちらです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077952549761
皆様よろしくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
m(_ _)m
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