第9話

____数時間後。


見事に酔っ払ったリオはアツキにべったりで



「リオちゃんもう限界?」


クスクス笑ってグラスを片手に挑発する

アツキ。



「ううん、まだ、ぜんっぜんいけるっ」


まんまと挑発に乗ったリオはアツキのグラスを

奪い取っていた。




「アミも酔っ払った?」


頬に触れて私の顔を覗き込むセナ。



「んー、わかんない」


確かに身体がポカポカして顔も熱い。



でもそれはセナに会ってからずっとで


酔っているのかも分からない。

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