第一章 転生しました!
第4話 転生(魔物に!)
「キューン」(キツネ〜!?)
私は、キツネに転生したようです。
そんなの聞いてないよぉ〜
ラノベとかの魔物転生ってめっちゃ過酷じゃん!
読むの楽しいけどなりたくはないって〜
ふー
取り敢えずさっきあったこと整理しないとだよね。
えーっと、私は魔王と聖王だった両親のした契約を遂行するためにここにいる。
なんかこの世界の危機?を取り除かないといけないんだっけ。
うん、ちゃんと覚えてる。
って、危機って何よ!大事なこと教えられてないよ〜!
「キュキュキューン」
(危機ってなんなの〜〜!!)
ふわっ
何っ?
「クゥーン?」
なになになになに?
このでっかいキツネ何!
怖い怖い怖い〜!!!
・・・ってか何で私自分がキツネだってわかったんだろ。
まいっか。
んー。このばかでかいキツネさんは私の親?かな
よく見たら両脇にも私と同じくらいのキツネさん居るし。
てか私白いな?特異種的なやつかなぁ?
あとなんか夜っぽい。キツネだから夜目が金のかね。
ここは洞穴かな。結構快適ー
朝だー!
なんか思ったより普通に歩けた!
でもなんかいつもより速く走れそうな感じ
四足歩行ってこんな感じなんだね
「キュウ」
お腹減った
いま子ギツネだからお腹空くの早いのかな
コンさんお腹すいたー
あ、ちなみにコンさんっていうのは
夜に私がビビり散らしてた親キツネだよ
どうやらメスのようなのでお母さんです
あと、私の両隣にいた子ギツネはコハクとアンバーって呼んでるよ!
ぷはー
お腹いっぱーい
しあわせ~
ぐぇ
コハク、アンバー、乗んないで〜
そういえばアマテラス様、ファンタジー世界って言ってたよね!この子たちも普通のキツネじゃなかったりして!
─夜─
うわー
月キレー!星もやばーい!
めっちゃキラキラしてるー!
初日は寝ちゃったけどキツネって確か夜行性だよね。
全然眠くなんないや!
あれ?あれ何ー?
なんか月の上になんか重なってる?
チラチラ光ってる
近づいてきてない?
なんかいる!なんかいる!なんかいる!
わーコンさん助けてー!
私はコンさんの後ろに隠れる。
「キュッ?キュウン」
(あれっ?気のせいだったのかな。)
「こんにちわ!子妖狐ちゃん!」
「ギュッ!!!」
ビッ!クリしたぁ
ビクリとして振り返るとそこには妖精?精霊?っぽいのがいた。
「キュウ」(はっ?何こいつ!)
「えーコイツってヒドイなぁ」
「キュ!!?」(言ってることわかるの?)
「うんわかるよぉ」
マジか!
てか妖精?精霊?
・・・まって、さっき『
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