第2話 神様
私はなんでこんなとこにいるんだろう。
何も思い出せない。
私は、※※※※。あれ?名前も…わからない
暗闇。ただそれしか言えないような真っ暗闇
そこに5つの光がふわふわと漂っている。
?「ここ、どこ?」
誰かの声が響いた。
凛「っ!」
今の声はライガの、弟の声だ。
今までの記憶が頭に流れるように入ってきた。
凛「ごめん。ごめ、ん」
涙があふれてくる。
私のせいで、みんな死んでしまった
七「凛花のせいじゃない!!!」
凛「!??」
今の声は七菜香の声だ。
ふよふよと光が近づいてきた。
凛「な……な…か?」
七「うん」
凛「!!じゃあ愛華波たちはっ!!?」
愛・荒・蒼「いるよ!」
なんとなく、3つの光が強く輝いた気がした。
?。この光が七菜香たちなのかな?
とゆうか、私たちは今生きてるの?
それとも、死んで今いるのは死後の世界?的なところなのかな?それならこの光は魂?的なやつなの?
????「ちょっといいかな?」
凛「ちょっとま…っ誰!」
いろいろと気になることを考えていると誰かに声をかけられた。弟妹の誰でもない。弟妹たちも話を途切れさせ無言になっている。
????「姉さん!急に話しかけたら怖がらせる
って!」
????「えぇ~姿見せるの疲れる」
????「僕たちの都合でここに来てもらったん
だからちゃんと説明しないと!」
さっき急に話しかけてきた声ともう一つの声が何やら揉めている。
こっちは完全に置いてけぼりだ。
少しすると暗闇に光が新しく生まれてそれがだんだんと人の形になった。
1人は白髪金眼、もう1人は黒髪黒眼だ。
そして、2人とも超・絶・美・形だ!!
そういえば、さっき「僕たちの都合でここに来てもらった」と聞き捨てならない事を言っていた。
凛「あ、あの!」
意を決して話しかけてみる。
当たって砕けろ!だ
砕けたくはないけどね!
????「んー?どしたの?」
すっごい、すっごい軽い感じで返された。
さっきまで声を掛けるか悩んでいたことが
馬鹿みたい
凛「えーと」
声掛けたけど話す内容とんだ!
どうしよ!えーとんーとえーと
凛「どちら様ですか?」
もっと聞くことあるでしょ!
私のバカー!!心なしか弟妹たちも呆れてる気がする
????「んー?自己紹介してなかったけー」
????「してないですよ姉さん」
????「あれーまーいっか。私は
だよー。
マテラスって呼んでね〜」
七「!!?あ、アマテラスっていった?」
ア「いったよ〜」
凛「アマテラスって昼を司ってるあの?」
ア「そうだよ〜一応主神やってるヨ!」
凛「じゃあそっちの黒い人は?」
????「僕は
います。ツクヨミとでも呼んでだ
い。ちなみに夜の神様ですよ。」
凛・七「嘘〜!!!」
なんと二人とも神様だった。
すっごい失礼なこと言っちゃったのでは?
と言うかなんで神様が私たちの前にいるの?
頭に次々と出てくる疑問を振り払って取り敢えず一番気になることを聞く。
凛「あの!さっき言ってた『僕たちの都合で
ここに来てもらった』ってどういう意味
ですか?」
ア「それね。まぁそれを話すために私たちは
ここにいるからね。ツクヨミ」
今までずっと軽い感じだったアマテラスの口調が変わった。
ツ「あぁ。」
ツクヨミも真剣な顔をしている
ツ「まず、君たちに言わなければいけないこ
とがある。そちらを先に説明してもいい
かな?」
私は弟妹たちを見る
すると5つの光がふわふわと揺れた
凛「お願いします。」
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