オムニ・ジェネシス 第二部

第一部で出てきた登場人物紹介とその背景説明

①オムニ・ジェネシスのクルーたち

▶︎オムニ・ジェネシスの中央管理を行う「リトル・チーキー」のクルーたち。惑星ハルモニアへの移住を夢みて惑星に近づくも、エイリアン「ゾアン」の攻撃を受けて移住を一度断念する。しかし、エネルギー源「ライフ」を巡ってゾアンと小競り合いを繰り返すうちに、船もジリ貧になっていくため、船長のコズモは、惑星ハルモニアへ攻め入る決意をする。

コズモ・シェファー　オムニ・ジェネシス船長　🚹

　－地球から脱出する前は、大国の大統領だった。使命感が強く、人類救済という大義名分を盾に、エイリアン「ゾアン」との戦争を決意する。

　ステラ・ザビッツ　オムニ・ジェネシス副船長　🚺

　－地球から脱出する前は、コズモが大統領だった国と戦争していた国の副大統領であった。真面目な性格で、船長の補佐を務める。コズモが問題を抱えた時は、いつも側にいる。

　バリー・モリ　操縦士　🚹

　－コズモの長年の友人。オムニ・ジェネシスの操作において右に出るものはいない。

　ハリー・モリ　操縦士見習い 🚹

－バリーの息子。子悪党で、不正を働いて今の職に就けている。グレースに追い詰められて彼女にリトル・チーキーの秘密をバラす。

　ティアナ・フォンティーヌ　ソナー技師　🚺

　－感情豊かで、能力は優秀、すぐにあたふたする。フーコのお友達。索敵が優秀で、彼女がいなければ実は船は結構危なかったという。

＊特別枠

▶︎リトル・チーキーの直接のクルーではないが、船の中央管理に雇われて働いた人物たちも紹介します。主に、捕まえたゾアンの情報収集のために雇われた。

グレース・ブラストライト ゾアンたちの友達 🚺

－若いながらも検事として活躍していた才色兼備のお嬢様。脳改造により特殊な波長を知覚できるため、ゾアンと唯一コミュニケーションが取れる存在であった。拷問に近い生体実験を止めさせたことがきっかけで、少しずつ仲が良くなる。ゾアン達と歩み寄る選択を迫るが、ビリー将軍に反駁されてしまう。

サンティティ・ティヤブット　 医者 🚹

　－専門は脳外科。グレースの恋人となり、病気のグレースを支え続けた。暗殺組織を追う謎の人物「ゴースト」とは腐れ縁があるらしい。

　ドクター・ムニエル　生物学者 🚹

　－捉えたゾアンに異常な執着心を示す。ゾアン研究の総責任者となった際には、自身のそれまでの研究は全て放り投げてゾアンの研究に没頭するが、グレースに怒られて過度な生体実験は中止する。

ダニー・ニールソン 雑誌『セブン・タイムズ』の記者 🚹

　−グレースとサンティティの怪しい行動をスクープにしようと追っていたが、尾行がバレて脅される。そして、結局は仲間となって行動し、色々とこのカップルの事を心配して面倒を見ている。

ミズナ・シルフィ・マチャコフ AIミズナの産みの親？ 🚺

−第一部、最後のところで突然登場。EMP波を喰らう直前、リトル・チーキーのクルーにマニュアル操作で操縦できることを伝え、ハルモニアへ不時着できるように指示する。

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②格闘家／軍人

▶︎第一部では、オムニ・ジェネシスの防衛を担った主戦力。主にゾアンに対抗するオムニ・ジェネシス唯一の戦闘機「カオス・ファイター」のパイロットとして活躍した人物たち。

ビリー・アスファルト　将軍　 🚹

　－戦闘マニア、ファンクラブ会員２０万人以上。様々な仮想現実バトル大会で優勝経験を持つ。性格は合理的かつ冷静だが、ど根性タイプでもある。

ヒュンサブ・ジョーンズ 副将軍 🚹

　−ビリー将軍の右腕。ビリー将軍がウンチクを語っている時に居眠りしてしまったりするが、話が終わったら目を覚ますという特殊能力を有している。

黒豹［ジミー・ワン］　 カオスファイターパイロット エース 🚹

　－ゲーム・オブ・ライフ大会では、『アスファルト・クラッシャーズ』を率いて優勝している。元サイクリストで、不幸な境遇のまま引退した。AIとの勝負に魂を賭けて臨んだが、敗北。その後、拗ねていたらフーコに怒られてしょぼんとする。

　フーコ・ミラージュ　格闘家／カオスファイターのパイロット 🚺

　－女子絶対王者、性格は明るい。男に混じっての大会に出て準優勝という快挙を成し遂げる(金的、目潰しあり。ダメージ吸収スーツにより、大怪我はしない)。ティアナとお友達。

　マリアンヌ・ワインクラージョ 格闘家 🚺

　−数十年で唯一フーコを追い詰めた女性格闘家。性格はおっとりとしているような、なんとも掴み所がないところがある。勝ち負けにあまり執着しないようであるが、暗殺組織との確執があり、復讐者でもある。

マグワイア・ガンボ　格闘家／軍人　🚹

　－フーコを倒した男性チャンピオン。ヘビー級で努力家。軍隊に入隊し、カオスファイターパイロットになるも、慣れない操作に苦戦する。その後、努力を重ね、ビリー将軍にも認められるようになる。

マルクス・ウォン カオスファイターパイロットの英雄 🚹

　−プロゲーマーであり、フーコの熱烈なファン。カオスファイターの大会へ出るためにチームメイトを募集していたフーコをリクルートする。変態的な欲求を満たすために賞金を得ようと頑張っていたが、チームメイトのマリーにそのことがバレていて、その野望は息を潜めることになる。

マリー・ウシャック カオスファイターパイロット 🚺

−歯に衣着せぬ物の言い方をする。マグワイアと恋人関係になる。

スタンプ・モンチャン 凄腕ハッカー 🚺

−問題児ハッカー。ストーカー行為で捕まったところをオムニ・ジェネシス自治区代表のグラシリアに拾われて雇われることになる。あけすけな性格で、ガードが甘い。だらしなくて怠け者ではあるが、後に軍を支えるエンジニアとして活躍する。

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　③暗殺組織 黒血（ブラックブラッド）メンバー

▶︎ゾアンとの小競り合いなどの本筋のストーリーからは今のところ外れているが、主要人物たちにちょこちょこ関わってくる組織。ボスの正体は不明。組織番号No．1も一度も出てきてない。第二部以降では、サバイバルを支える重要戦力になるかも…

ウール 組織番号 No.2 🚹

　－プロフェッショナルに徹する仕事人。元傭兵との噂がある男。マリアンヌの師匠である老フーウェイにトドメを刺した男。その際に、フーウェイを「お前ほどの男が…」とフーウェイの強さを称えている。

　マニーシャ 組織番号 No.3 🚺

　－鋭い居合的な抜刀術を得意とする女。飛び道具は好きじゃないらしい。オムニ・ジェネシス最大マフィア『サーペント』頭領サイードを仕留め、マリアンヌの弟弟子であるダミアンも、組織の裏切り者として処分した。

メトロ・パンク： 組織番号No.4 🚺

　−マリアンヌを襲うために病院を襲撃する際に、No.6と共に作戦行動を取るが、No.6の舐めた態度にイライラする。最後は捉えられたNo.6を始末した。

　バシリスク 組織番号 No.5 🚹

　－懺悔が気に入っている様子。マニーシャをお嬢、と呼び、ウールを旦那、と呼んでいる。イブキ教のデニシュ・ハンブラビ神父を殺害した男。

No.6（名前無し）： 組織番号No.6 🚹

　−殺人狂で言うことを聞かない。No.4であるメトロと一緒に共同作戦で病院を襲撃するが、素行が祟り、フーコにやられて捕まってしまう。後にメトロに始末される。　

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④オムニ・ジェネシス自治区の代表

▶︎オムニ・ジェネシス船内の暮らしを支える自治区の代表たち。それぞれの自治区に特徴があり、人々は自由に自分が住みたい自治区を選ぶことができる。

　グラシリア・バーンズ　第1区（エリア1〜6）代表　🚺

　－好戦的だが、カリスマ性がある。スタンプ、フーコ、マリアンヌ、ダテ、と共に、暗殺組織を追う。後にカオスファイター製造工場を有する自治区となる。

　ダテ・メンデス　第２区（エリア7〜17）代表　🚹

　－目つきが鋭く、侍の子孫っぽい。カオス・ファイティング・アカデミー（CFA）を設立するも、後にAIにパイロットが置き換わってしまい、拗ねる。

　ラッセル・ランドバート　第3区（エリア18〜22）代表 🚹

　−学問へ力を入れている者たちが集まっているこの区において、学者肌リーダー。この区にあるオムニ大学の理事長も務めている。大学に『カオスファイター技術学部』を新設する。

　コシヌキ・M・ヴァレンタイン　第4区（エリア23〜26）代表 🚹

　－穏健派で、ズル賢いと思われる。サミット中では、船の安全について懸念していた。アイアン・マインド社と結託して、カオスファイターの素材を売るビジネスを起こす。

　テイト・プリン 第5区（エリア27〜32）代表 🚺

　−ビジネスマインドを持った者たちがよく集まるこのビジネス区のリーダーで、自身も多くのビジネスを手掛けている。『ライフ』エネルギー研究所を作り、『ライフ』エネルギーを商売にしようと目論んでいる。

　デビンジャ・シレスタ　 第6区（エリア33〜36）代表 🚺

　−人道的な活動に献身的なリーダー。多くのコミュニティーを持って、様々な社会問題を解決しようとしている。

　ダーマッサー・グリヤード 　第7区（エリア37〜40）代表 🚹

　−最もアウトローが集まるこの地域のリーダー。マリアンヌとは恋人同士。

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⑤イブキ教関係者

▶︎本筋のストーリーには関係ないように見えて、チェンの予言の力のお陰で、船は様々な危機を脱した経緯がある。人類サバイバルのキーパーソンを見つけるべく、ペンタクロンとナジームは「預言者」を探し続ける。

　チェン・リー　教皇　🚹

　−最後の予言を残し、幸福のまま崩御する。幼き頃は散々苦労する。

　ペンタクロン・クロダ　司祭の一人　🚹

　−教皇を父親のように慕っていた。ナジームと共に、預言者を探しに旅に出る。

　ナジーム・パール　司祭の一人　🚹

　−チェンに後継を任される。ペンタクロンを引き連れて、預言者を探しに旅に出る。