第11話 数字の羅列
病院に行って整理番号をもらったり、車のナンバーを見てみたり、PV数を見てみたりすると、ああ、あの人の住所やと思うことは重度のブラック企業出身だから。私は配達業務をしていたので、こんな末期症状に見舞われる。辞めてから数年たつのに、今でも夢の中で配達しているし、仕分けしている。同じく辞めた人に聞くとそんな夢は全く見ないと。現役のドライバーは現実でも夢の中でも配達しているとか。みんないろいろしんどいですね。
夢の話をしたら、私が好きな阿部公房。彼は夢の話を小説にしていましたが、私のような凡人には無理。めっちゃ面白いと目覚めてもまとまりがない。その後、考えるのですがとても話に出来ない。夢の中では面白かったのに。それが大多数の人の現実です。稀にボツになるネタを書く人はいますが、正直面白くありません。その辺は現実に向かい合ったほうがいいのかと。それにしても夢の中で出てくる数字の羅列が夢の中でだれだれさんやってなる現実、もうやめたいですね。
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