「断罪された悪役令嬢の成り上がり」
結晶蜘蛛
「断罪された悪役令嬢の成り上がり」
私は公爵令嬢ですの。私の婚約者をはじめとして数人の殿方に言い寄られているライバルの女が気に入らないので、いじめたら断罪されてしまいましたわ。
身一つで国外追放されてしまい、私の手元には何もありませんわ。まったく、この高貴な男爵令嬢がこんな目にあわされる筋合いはありませんわ!
でも、腹がくぅくぅすいてきたので冒険者になることにしましたの。
幸い私は元は騎士学校の出でありますから、腕っぷしには自信がありますわ
冒険者ギルドにゆき無事に冒険者になりましたから、冒険に出ることができましたの。
しかし、簡単な薬草採取でありえない高位の魔物が現れましたの
パーティーメンバーが全員逃げ出し、一人がこけましたの。
現れた魔物は高位の魔物ミノタウロス。
ですが、私は公爵令嬢。私がいるのに失敗なんてあり得ませんわ!
と、一人で立ち向かいました。
必死に闘っていると、仲間の一人、また一人が戻って来た援護してくれて勝つことができましたわ。
きっと私の高貴な奮戦ぶりに心が打たれましたのね。
「すごかった! まるでバーバリアンだ!」
「それだけ獰猛なら他の魔物にも勝てるね! 頼りにしてるよ!」
ちょっと、そこはもっと優雅な例えをしてくださいまし!
「断罪された悪役令嬢の成り上がり」 結晶蜘蛛 @crystal000
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます