第5話、おしごと調査
「あれ、市役所から?」
「市にお住まいの精霊に関する就労アンケートのお知らせ……?」
精霊? と思ったがつまりは普通の動植物ではない生き物? の総称らしい。人狼とか吸血鬼とかもそうらしい。無記名で構わないので、ついている職業とか学業の調査にご協力くださいとのことだ。国勢調査みたいなものだろうか。そういえば実家にいた頃は親が書いていた気がする。
とりあえず102号室に行き、牙狼に聞いてみることにした。牙狼は寝癖のついた頭を撫でて、仁を中に通す。
「あー、今年も来たのねえ。いいよう、あがってくださいな」
仕事かあ……いいかげん、俺も仕事しなきゃいけないんだろうけど。そう思う一方で、なんだか仕事するのが怖かった。知らない人の中に入っていって、誰かに自分のやることを決められるのが怖いと思った。だって、絶対うまくいかない。怒られるに決まってる。やっぱり大学行けばよかったかな……。でも、それだって。
いつかは仕事をして、必死でがんばらなきゃいけないってわかっている。だけど、自分が何にもできない人間だとつきつけられるのが怖かった。そんなことを考えながら、牙狼の部屋にあがらせてもらう。
「就労のアンケートでしょ? 知ってるー」
「牙狼さんも精霊……でいいんだよね?」
仁がそう言うと、牙狼は「んー……」と首を傾げた。なんだろう。今の会話からすると牙狼たちは精霊だということになるんだろうけど。牙狼は不思議そうな仁を見て、ああと気づき、大きな口を開けてみせた。
「それは人間の分類だからねえ。人間や他の生き物をみんな一緒にくくるようなものだけど、間違ってないよ」
「ええと……?」
「まあ、オレたちはあんまり気にしてないというか、使わないけど」
「そんなんでいいんですか?」
「自分たちのことは人狼と吸血鬼とゾンビとか雪女って種族でいうことが多いし……でもそれって別物でしょー?」
そうか。人と犬や猫、馬や牛のように別の種類の生物だと考えているのか。でも、それをまとめる動物や哺乳類という言葉がないと。その上、たとえば犬や猫が人の言葉を話せたとして、彼らをどこで区分すべきなのだろうという話にもなる。
「オレは人狼だけど、人狼と吸血鬼とゾンビとかをまとめる言葉って『モンスター』なんだよね。でもそうすると雪女とかは入らない。人間のイメージとしては。だから『町で人に近い生活をしている精霊』っていうしかないのかも」
「ああ……」
なるほど。たしかに雪女をモンスターとは表現しないかもしれないな。それなら普通の動植物じゃないよくわからないもの全部ひっくるめて精霊と言ってしまうのもアリなのかもしれない。
「前、サキュバスが精気取る話したでしょ? 精気が人の念とかで形をもったのが『妖精』、動植物に取り憑いたのが『妖怪』って人間は分類してる。でも、オレやウガリみたく混血しているのもいるし、混同されているのも多いからよくわかんない。人間が勝手にそう呼んでるだけ。……人のように暮らせるやつとそうじゃないやつって分けたほうがいいんじゃないかなあって思うけど」
生物学的には? ともかく、人のように暮らせるやつとそうじゃないやつという分け方は、人間の側からすると便利かもしれないな。ただ、本当にそれでいいんだろうかという気持ちが仁のなかにある。人間が勝手に決めちゃっていいんだろうか?
「じゃあ牙狼さんは、その、人狼さんたちは自分たちのことどう考えてるの?」
「うん? 特には。人狼も人間からの呼び方だしね。人狼の言語もあるけど……ううん、オレ吸血鬼の言葉とかわかんないし。ウガリやヴィックとかロムといるなら人間の言葉が共通語になるし、そのほうがわかりやすいんだよなあ……」
じゃあ牙狼は人狼の言葉と人間の言葉を話せるってことか。……すごいな。
「オレ、もう人狼の言葉わすれちゃったよー」
そんなことを話していたが、牙狼が首を伸ばして手元の紙を覗き込んできた。指で空白の表を指して言う。
「とりあえず、このアパートのやつの職業書いて出せばいいよ。何でも屋とか翻訳家とか」
「そうなんですか。……牙狼さんのお仕事って? 発掘してたって言ってたけど……」
「うん、それ。発掘とか浮気調査とか迷子の追跡とか。『何でも屋』なんだ。頼まれればだいたいのことはなんでもするよー」
なるほど、だから部屋の入り口に「何でも屋」の看板があったのか。
「大変じゃない?」
「たーいへん! お金のことよくわかんないから、ぜーんぶウガリに任せてる」
それは仕事の大変さじゃないのではと思ったが、自営業ならお金の管理も仕事かと思い直す。
「ウガリさんに?」
「ウガリは税理士? っていうのかな。たぶん。資格とったって言ってたから。お金を数えることが好きなんだって」
「いや、仕事だからって好きってわけでは……」
「そう? ウガリ楽しそうだよ。いちまーん、にまーんって数えるの。でも、一枚たりないときは大変そうかな?」
「ガル夫ー、そこに
ドアの向こうからした声はゴルゴーンのゲーアのものだった。蛇髪の女性だ。
「いるよー!」
「あ、はい。ここにいます。すみません」
慌ててドアを開ける。彼女に頼んでいたことがあったんだ。ゲーアは玄関で仁が出るのを待っていた。
「どうしたの?」
「窓直すついでに直さなきゃならないとこ探しとけって、父が……」
こないだのバーベキューの後、そんなことを漏らしたらゲーアが「じゃあ、見てみるわ」と言ってくれたのだ。
「人の目よりあたしの蛇のほうが見えることもあるからね。水漏れとか。まあ、だいたい大丈夫だったわよ」
「それはよかった。ありがとうございます」
仁が頭を下げると、ゲーアがふふんと胸を張ってみせた。管理人といいながら、自分のアパートのこともわからず申し訳ない。なんだろう、自分はなんにもできないなあという気持ちになってくる。仕事か……。こんな俺でもできる仕事なんてあるんだろうか。
「あ、そうだ。市からアンケートがきたんですけど、ゲーアさんになんのお仕事をしてらっしゃるか聞いてもいいですか?」
「職業? ええと……美容師やってるのよ」
そう言ってそっと自分の肩に手をやり、フケのような欠片を払った。
「……やあね、そろそろかしら」
「そういや、ハルピュイアがずっと飛んでてさー」
牙狼が窓の外を見ながらぼやく。
「あの肉をとろうとした鳥みたいなの?」
バーベキューの後に来た、人の顔を持つ鳥のようなものだ。人の言葉らしきもにを話していた。普通の鳥ではなさそうだし、あれも精霊なんだろうか? 人の姿をしている牙狼たちとはイメージが違う気がするが。
「うん、あいつ、どこからきたんだろうね?」
「どこから?」
「この国にはもともといないはずなんだけど……」
そう言った牙狼の横で、ゲーアがだらだらと汗を流している。
「どうしたの?」
「いや〜……実は、あたしの実家からの荷物に紛れ込んでたらしくて……」
「ええー……」
「あんなカラスより大きいのがどうやって!?」
「こんにちは、えと……」
近くにハルピュイアがいるか見てみようとアパートを出たところに、黒髪の女性と赤髪の女性がいた。たしか彼女たちもアパートの住人だったはず。ええと、ヴィックさんの話にも出てきた……。
すると彼女たちも気づいて声をかけてきた。
「こんにちは、都会から来た新しい管理人さんよね? 私は203号室の
「わたしは
親しげに声をかけてきたほうが雪子、丁寧に頭を下げたのが由羅だ。仁はまず由羅を見上げ、雪子を見て、二人に挨拶をする。
「御神さんと小野さんですね、よろしくお願いします」
「名前でいいよ、雪子と
「雪子さん、姫はやめてくださいよ〜」
「いいじゃんねえー」
仁をよそに、雪子と由羅はじゃれるように押し合っている。
「あ、あの……」
「あ! ごめんね。
雪子と由羅が慌てて仁のほうを向いた。息がそろってる。……仲がいい二人だなあ。
「そ、そうです。
「知ってるー。大丈夫! ガル夫が言って回ってたから。『いい人だから、驚かないでね』って」
「あ……」
そうだったのか。仁はなんだか胸が痛くなる。また余計なことをさせてしまったと言う申し訳ない気持ちのような、そうでない、なんともいえない嬉しい気持ちだ。自分でもこの気持ちがわからなくなる。
「大丈夫ですよ。その通りだって思いました。だから、そんなおどおどしないでくださいな」
「すみません……」
「ほら、もっとしゃっきりすればいいのに」
「すみません、すみません!」
「謝んないでもおー、堂々としてればいいのよ!」
そんなこと言われても、このクセは抜けない。
「大丈夫です。わたしたちは
「銀朧さん?」
「そう。ガル夫……牙狼の
「そうですね。悪人顔ですが、悪い人ではないので」
牙狼の大叔父か。やっぱり人狼なんだろうか。牙狼はウガリと親戚だって言ってたけど、他にも家族が……。そこまで考えて、自分が立ち入ることじゃないと仁は思った。自分が会うこともないだろうし、深く知らなくていいことだ。
「そうそう。仁さん、忙しそうですがなんのご用事ですか?」
由羅の言葉に、手にした紙を思い出し、そうだ、ここで彼女たちにも聞いておこうと思った。
「市から就労アンケートがきたので、ご職業を聞いて回ろうと思うのですが」
「ああ、いつもの。私はスーパーの従業員って書けばいいよ。冷凍食品とかアイスとか鮮魚とかやってる」
「わたしは、まあ工事とか建設っていうのかしら? 土建業です」
そう言って由羅は腕を曲げてちからこぶを作ってみせた。力強い……。
「わたしは鬼、雪子さんは半雪女ですね。どっちもこの国の精霊なんですよ」
鬼と雪女か。昔話に出てくるのは知っていたけど、本当にいるとは。
「そういえば、どうしてここには……その、人でないかたが多いんですか?」
「どうして? 都会にもいるでしょ?」
「そうなんですか!?」
二十年以上住んでいたが会ったことがないと思う。街中で見かけたことも――ああ、でも普段の牙狼やウガリのような姿だったら、すれ違っただけじゃわからないかもしれない。実際、言われるまで知らなかったわけだし。
「都会のものはだいたい人に紛れていますものね。気づかないのは仕方ないと思います」
「ここは中途半端なところだからさ。けっこう、本性のままでいやすいのかも。精霊もさまざまなんだよ。人のように暮らせるやつ、そうできないやつ、そうしたくないやつ。人の姿をしていないもの、人の言葉がわからないものも多い。そういうのはあまり目立つところには出てこないけど……」
「はあ……」
そういやウガリも言っていたな。ここは中途半端な都市からいやすいと。
「都会でもなく田舎でもない。人ではなく、かといって人など関係ないと言えるものではない私たちにとっては都合がいい」
「楽なんですよ、ここは。もちろん都会に暮らすものも多いし、田舎にもたくさんいるでしょう。でも、どちらにも馴染めないわたしたちにはこのくらいがいいんです」
どちらにも馴染めないもの。仁は都会にはいられなかったが、ここより田舎にも住めなさそうだと思った。じゃあ、ここはどうなんだろう?
「……なるほど。ご協力ありがとうございます」
ピンポーン。あわい荘の202号室。
「はいよー」
「あ、こんにちは、ロムさん。ちょっとお話聞いてもいいですか?」
「おー、いいとも!」
顔を出したロムは愛想よく答えると中に戻っていく。
「そういえば、こないだ切られましたけど……もう大丈夫なんですか?」
「おう、ちょうど形成外科の医者がいてさ。だいぶキレイに縫ってもらっちまった」
ロムが自分の首を手で押さえて傾けて見せる。なるほど、もうぐらつくことはなさそうだ。ひったくりに切られてぐらりと傾いた首を見た時、仁は思わず悲鳴を上げた。「そんなに驚いてくれるなよ」と言われてもびびるだろう、そんなの。痛くはないのだというが、見ているこっちがなんだか落ち着かない。
「それはよかった。ええと、ネヘブ……さんは?」
「あいつは今の時間は小学校行ってるよ」
「小学生だったんですか」
「そうだな。あいつが生きてた時代とは違うことが多いから、学びは必要だ。遊びもな。そうだろう?」
そうか、さすがに四千年前の常識では生活するのが大変なのかもしれない。四千前というのがどの程度昔なのかわからないが、たぶん王様がいて……みたいな時代だろう。仁はミイラが小学校に行っているのを想像しようとしたが、どうもうまくいかない。給食とか水泳の授業とかどうしてるんだろうか。
「あんま心配しなくてもいいさ。四千年前ってもバカにするようなもんでもない。それに、人間にもいろんなやつがいる。ミイラがひとり入ったくらい、なんてことないのさ」
「はあ、なるほど……」
「おれたちは人間の暮らしを邪魔したり壊したりしたいわけじゃないんだ。言ってしまえばただ乗りしてるわけだからな」
「そう、ですか……」
「だから税金くらいはちゃんと払ってるんだよ、これでもな」
そこで仁は来た理由を思いだした。
「税金と言えば、市からのアンケートがありまして。その、なんの仕事をしているのかっていう……」
「ああ、あれか。おれ? VTuberだよ」
「は?」
VTubeというと、Yo! Tubeという動画サイトでキャラクターを使って配信する人のことだよね? え、ロムが?
「ゾンビダンスしたり、歌ったり、レトロゲームしたりしてるんだ。見るか?」
ロムはノートパソコンを出してくる。Yo! tubeの画面に出てきたのは緑色の髪に紫のポイントカラーの女の子だ。オレンジの目に、黒のフリルとレースがたくさんついた服を着ている。こういうのってロリータファッションっていうんだっけ……? その一方で肌は青く、傷があったり継ぎ目があったりして死人のような姿でもある。
「え、これの中の人なの?」
「そうそう」
【こーんばんぞー! あははははは! 人肉ども、ありがと〜!
女の子が手をふると、ゲーム画面があらわれる。こういうのって、なりたい美少女になるもんじゃないんだろうか。ゾンビはバーチャル化してもかわいいゾンビになりたいんだろうか……?
「ゾン美……ちゃん……?」
「そ。最初期は人間が食べると毒なものの食リポしてたんだがBANされてなあ……【カエンタケ食べてみた】とかけっこう稼げたんだけど」
「そりゃそうだよ!?」
「ガワがゾンビだと炎上しにくいんだよ。人間がやったらダメなことでもな」
ゲーム画面では異形を大剣で撃ち落としている。大剣を振り回すたび、赤いエフェクトが散った。その横でゾン美が喋っている。【ここでジャストパリィ! 間に合わないという人肉どもも、ボタン連打はNGですわ。予備動作を待ってからでも遅くないのでしてよ〜】……内容はよくわからない。仁はRPGはするが、アクションゲームは苦手だ。
「これ、全部自分でやってるんですか? この字幕とか編集も?」
「全部ではねェが、大体のことはやってるな」
「すっごいことやってますね……」
「ま、得意は人それぞれだな。オレはこういうのが得意だ。現実ではできないことができる。それで稼げるなら言うことねェよ」
「それも仕事、ですか……」
俺の得意ってなんだろ。
「ここの管理人だって、仕事だろ?」
仁は困ってしまって、表現しがたい表情になる。
「そんなドン引くなよ。まあ、大変なのも今だけだ。じきに慣れるさ」
「慣れる……んですか」
「慣れた頃が危ないんだ。頭からガブッといかれるかもしんねえぞ」
ギョッとして身をのけぞらせた仁に、ロムはけらけらと笑った。
「冗談だよ。優子さんはビビってくれなかったからなァ」
「できたー?」
ロムと別れて、部屋に帰ろうとするところに、ちょうど牙狼と行きあった。
「うん……たいへんだね、こういうの。毎年でしょ?」
「まあ、人間は『どこで何をしてるか知ってると思ってる』とあんまり怖がらないみたいだし」
ああ……「どこの誰かもわからない人が何をしてるかわからないけどなんかしてると怖い」の逆か。
「みんな真面目に働いてるんですね」
「うん? あんまり真面目ではないかな。それなりにってとこ。んー? でも、それは真面目っていうのかも?」
それなりに……。働くって「それなり」でいいんだろうか。
「優子さんもたまに地方情報誌のライターやってた」
「へえ……。それって大変そう……」
「『仕事は辛くなければいけない』なんてことはないんだってさ。もちろん大変なことはあるだろうけどね。だからオレは好きなことやってる。そりゃ依頼は好きなことだけじゃないけど、辛くなければ仕事じゃないなんてことはないよ。あんまり真面目じゃないっていうと怒られるかな? うん、でもすっごく嫌だけど無理してやってたわけじゃない」
大学にもいかずにいて、仕事をしなければと思いながらもできずにいた。仕事というのは辛くなければならないことで、頑張ってやらなければならないことだ。それが大人になることだって思ってきた。勉強を頑張ってきたのも、スポーツが苦手なのと遊べる誰かがいなかったのもあるが、学生は勉強をするものだって思っていたからだ。
「俺、よくわかんないよ」
「わかんない? うん、それなら仁さんはそれを考えてる最中ってことだね。それでいいんじゃないかな!」
「牙狼さん……」
仁がつぶやくと、牙狼は励ますように仁の背を軽く叩きながら言った。
「ガル夫でいいよー。優子さんもそう呼んでたしさ」
「う、うん。……そういえばなんで『ガル夫』さんなの?」
仁以外のアパートの人は、だいたい牙狼のことをガル夫と呼んでいる。アパートの誰かがつけたあだ名なのかと思ったが、新参者の仁は使えないような気がしていた。
「昔ね、優子さんが話してくれたんだ。小さな甥っ子さんに『
それは。その甥っ子というのは。
「うん、
「ガル夫、さん。俺も、ジンでいいですよ。親しか呼ばないけど……」
牙狼がぴたっと動きを止める。あれ、なんか悪いこと言っちゃったかな。そう思って声をかけようとしたとき、牙狼がにこおっと笑った。
「ジンさん! いいね。かっこいいかも! ジンさん! ジンさん! いいね!」
かっこいいと思ってくれている。そうならいいなと思った。
その頃、ゲーアは部屋でファッション雑誌を読んでいた。ずるりとフケ……というには大きな皮がずるずると落ちてくる。蛇の皮だ。
「あ、やっと脱皮した。もー」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます