日を見ない神、不日見(ヒミズ)、そして日もまたその神を見ない。年に一度行われる不思議な祭りに参加した少女は、よそ者と呼ばれながらも神を追う。神狩りの祭りに疑問を持つ少女に明かされるこの祭りの意味とは――。彼らと一緒に神を追っているような臨場感がありました。読み応えのある作品です。
その村には年に一度、不思議な神事が執り行われるという。 さいきんその村に引っ越してきたユイは、強制的にその神事に参加させられるのだが、それは少年少女が武器を持ち、生まれてくる神を狩るという不気味な神事であった。 神と人間たちの、不思議な一夜を描いた短編です。神事であるのに神を狩るという衝撃的な内容にも驚きますが、よそ者として参加するユイと仲間たちの軋轢、神を狩ることに対する葛藤。それらが、日常を逸脱した非常の価値観を読者に強いてくる。 あなたなら、神を狩ることができますか?