向日葵の咲かない夏
向日葵の咲かない夏、道尾秀介、新潮文庫
読むと嫌な気持ちになります。しかしそれが癖になります。
あらすじ
夏休みの始まる前日、主人公は見つけてしまった。首を吊った級友の姿を。
しばらくして、その死体は、忽然と消えてしまった。
そしてその級友は、あるものに姿を変えて、主人公の前にあらわれる。「僕は殺された」と訴えながら。
妹のミカとともに、事件の謎を追い始めるも…。
感想
読んでいる最中、吐き気がしました。
全てにおいて胸糞悪いです。
それはそれとして……おそらく多くの読者が、違和感を覚えながらこの小説を読んだのではないでしょうか。
その違和感は、最後の最後につながります。
最悪な方向に。
「向日葵の咲かない夏」は、謎を残したまま終わります。決してハッピーエンドではありません。
しかしながらも、忘れられない読書体験になるでしょう。
猫井の読書記録(一般文芸、ラノベ) 猫井はなマル @nekoihanamaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。猫井の読書記録(一般文芸、ラノベ)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます